佐藤健、阿部寛のタフさに驚き「めちゃくちゃ走ったのにピンとしていた」

 俳優の佐藤健が20日、都内で開催された映画『護られなかった者たちへ』の公開直前トークイベントに、阿部寛、林遣都、瀬々敬久監督と共に登壇。佐藤と林が阿部のタフさを絶賛したり、3人が10年前の自分から変化した部分を明かしたりする一幕があった。

 本作は、東日本大震災から10年目の仙台で起きた不可解な連続殺人事件を軸に、その裏に隠された切なくも衝撃の真実を描く、感動のヒューマン・ミステリー。劇中で、佐藤が事件の容疑者の利根を、阿部と林がそれを追う刑事を演じた。

 ほぼ全編宮城県で撮影されたが、主演の佐藤は「宮城の皆さんに非常に感謝しています」と口にし、「今の世の中に投げかける、意義のある作品になったと思います」と感慨深い様子であいさつ。

 雨の中の逃走シーンをはじめ3人はハードな場面も多かったが、共演でお互いの凄さを感じた部分を聞かれると、佐藤は阿部のタフさを挙げ、「めちゃくちゃ走ったのに、阿部さんはピンとされていて。僕らはその場でヘトヘトでした」と告白。すると、阿部が「その時は大丈夫だったんですけど、その後、足が変になって半年間苦しみました。歳をとると後でくるんです」と苦笑い。だが、林も阿部について「ついていくのに必死でした。僕の全力でも全然適わなくて。阿部さんは息を切らさない。あんなにきつい撮影はなかなかなかった」と阿部のすごさを報告していた。

 一方、阿部は佐藤の集中力を上げ、「圧巻でした。実際、利根がそこにいるんじゃないかと思ったし、それをずっと通されていて。そういう集中力が好きで、僕も自分の役がやりやすかった」としみじみ。林もそれに同意し、「初めてお会いした時に、他の人には感じたことのないオーラを感じたのを今でもはっきりと覚えています」と打ち明け、佐藤は「大変光栄です」と感謝した。

 また、10年前と変わったことを明かす一幕も。佐藤は「余裕を持つことができた」と言い、「10年前は今日を生きることに精一杯でしたが、今は俯瞰して見られ、2、3年後の未来を見据えられるようになりました」と告白。阿部は「深みのある演技を要求されることもあり、年齢を重ねていくと、そういうものが蓄積されてきて。10年前の40歳の時、仕事を絞ろうとしましたが、今はもっと果敢にやろうと思えるようになりました」と口にし、林は「反抗期が強かったのですが、それがとれ、両親に『ありがとう』と言えるようになりました」と打ち明けた。

 映画『護られなかった者たちへ』は10月1日より全国公開。

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