ダイソー「シリコーンかかとパック」が便利、ガサガサが見事しっとりに

 靴下やストッキング、サンダルを履こうとしたとき、もしくは脱ごうとしたとき。ふと触れた“かかと”がガッサガサ、カチコチで驚いたという経験。みなさんもあるのでは?

 筆者の場合は、ヨガのレッスンのときなのですが、あぐらの姿勢になってかかとに触れて、「鏡餅っ!?」となかなかの衝撃を受けたことを覚えています。それからというもの、保湿クリームを塗るようにはしているのですが、何せかかとですから。ほぼ床に触れていることで、クリームが無駄になっているような……。悲しいことに、効果をあまり感じられていません。

 そこで、100円ショップのダイソーで見つけたこんなアイテムを試してみました!

◆ダイソー「シリコーンかかとパック」を試してみた

 かかとをはじめとする足の裏には、皮脂を分泌する皮脂腺がありません。そのうえ、歩くことで皮膚が刺激されますから、乾燥は進行する一方。角質が厚く、硬くなりがちです。

 さらには、「かかと、硬っ!」と思って保湿クリームを塗っても、かかとという“場所柄”床や靴下、ストッキングなどにダイレクトに触れることが多くて。多少はしっとりするのですが、すぐにクリームが落ちて無駄になってしまっているような……。あまり効果を感じられないんですよね。

 自宅ではもっぱら裸足で過ごす筆者は、フローリングの床にクリームべったりの足跡をつけては拭き掃除をする毎日です。これでは、自分のかかとよりも床のほうがキレイになりそう。

 それならと、保湿クリームを塗ったかかとを保護する「シリコーンかかとパック/厚手・2枚組」(税抜100円)を使ってみることに。

「シリコーンかかとパック」は、シリコーンゴム製のかかと用パック。スキンケアクリームを塗ったらつま先から通して装着し、そのまましばらく放置するだけというシンプルな商品です。

 パッケージに記載されている“かかとつるつる”の魅力的な文字にスーッと引き寄せられて、即購入・即使用してみたのですが、鏡餅のようなかかとはどうなったのでしょうか。

◆プルッとした不思議な感触が気持ちいい

「シリコーンかかとパック」は、左右それぞれの足に同時に使える2枚組。

 手に取ってみると、子どもの頃に遊んでいたグニッというかプルッというか。不思議な感触のスライム状のおもちゃを思い出させる手触りなのですが、表面はサラッとしていて何とも気持ちがいいです。

 厚手なのにグイーンと伸びるので女性はもちろん、男性でも使うことができそう。それでは早速、装着していきます。

◆たっぷりクリームをつけてから装着

 と、その前に保湿クリーム(セットではないので、ご自身のものを)を塗ります。

 いつもは、「どうせ床についてしまうから」と気持ち控えめに塗っていたボディクリームですが、ここぞとばかりにたっぷりと重ね塗り。

「シリコーンかかとパック」をつま先から通して、かかとにフィットさせます。

 隙間なくピタッと密着しました。※装着感には個人差があります。

 かかととその周りを広く包み込んでくれていますが、伸縮性があるシリコーン素材なので、窮屈な感じはまったくと言っていいほどしません。

 むしろ、装着中もピタッ、プルッとしていて気持ちがいいくらいです。

◆ガサガサだったかかとに嬉しい変化が!

 あとはこのまま、10分程度でしょうか。読書をしながら放置します。※長時間の使用や装着したまま眠るのはNGだそう。

 それと、歩くとかかとからズルンッと滑るので、座ったままおとなしくしていることをオススメします。

 さて、10分経過しました。ペロッとめくってみると……。かかとがピカピカ!

 さすがシリコーンパックで保護されていただけあって、いつものように保湿クリームが渇いたり、何かに付着して落ちたりすることもありませんでした。

 表面に残ったクリームを肌になじませると、心なしかしっとり感がUPしているような気もします。鏡餅だったかかとが、半紙の裏側くらいの手触りに

◆かかとのお手入れがぐんとラクになった

 過去には保湿クリームを塗ったうえにラップを巻いたこともあるのですが、うまくフィットせずにズレたり、ガサガサとかさばったりしてすぐにやめてしまいました。

 ですが、「シリコーンかかとパック」はとにかくフィット感が抜群。着けていることが気にならないので、毎日のお手入れにストレスなく取り入れられそうです。

 使用開始から2週間(※洗って、繰り返し使用することができます)。保湿クリームの種類にもよるのでしょうが、時間をかけてゆっくりとカチコチかかとが柔らかさを取り戻してきています

 定期的にスクラブケアも取り入れるようになったのですが、これがまたいい感じ。あぐらの姿勢になったとき、ついかかとを撫でてしまっている自分がいます。

 かかとは、冬になったら今よりももっと乾燥が進むでしょう。ひび割れがストッキングに引っ掛かって、ビリッと伝線するのって煩わしいですよね。

 それにまだサンダルの着用などで露出をすることもあるだろうし、ふと思い立った今がかかとのケアの始めどきかもしれませんよ。

<文/高木沙織>

【高木沙織】

美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi

2021/9/20 15:45

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます