ＳｅｘｙＺｏｎｅの中島健人（２７）と小芝風花（２４）が主演を務めた『彼女はキレイだった』（フジテレビ系）が、９月１４日に最終回を迎えた。

　同作で、ダブル主演の中島と小芝と同じように存在感を放った俳優といえば赤楚衛二（２７）だろう。

　赤楚演じる樋口拓也は、小芝演じる佐藤愛が働くファッション誌編集部の陽気なムードメーカーで、愛に密かに思いを寄せる同僚という役どころだった。

　ドラマは放送のたびに話題を呼び、ツイッターの世界トレンド１位入りを果たし、特に「樋口くん」や「赤楚くん」といったワードがトレンド上位を賑わせた。

　赤楚といえば、２０１７年の『仮面ライダービルド』（テレビ朝日系）では仮面ライダークローズ役として出演。２０２０年１０月クールの『３０歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』（テレビ東京系）、通称“チェリまほ”でブレイク。

　１０月クールの江口のりこ（４１）主演のドラマ『ＳＵＰＥＲ ＲＩＣＨ』（フジテレビ系）では、チェリまほでタッグを組んだ町田啓太（３１）と再共演を果たすことが発表されている。

「チェリまほ以降、大ブレイク中の赤楚さんですが、その赤楚さんの次のブレイク俳優として大注目を集めているのが高橋文哉さん（２０）です。１０月クールスタートのドラマ『最愛』（ＴＢＳ系）に出演することも発表されています」（制作会社関係者）

■『仮面ライダーゼロワン』以来、ドラマ＆映画に出ずっぱり！

　吉高由里子（３３）が主演を務める『最愛』（毎週金曜２２時～）は、連続殺人事件の謎と人間関係が複雑に絡み合うサスペンスドラマ。

　２０１７年４月クール放送のドラマ『リバース』（ＴＢＳ系）の制作陣が再集結した作品ということで、放送前から注目を集めている。

　ドラマには吉高のほか、松下洸平（３４）、井浦新（４７）、薬師丸ひろ子（５７）、及川光博（５１）、田中みな実（３４）などの人気俳優陣が出演。

「そんな注目ドラマで、高橋さんは“情報屋”というクセのありそうな役どころを演じます。高橋さんといえば、２０１９年放送の『仮面ライダーゼロワン』（テレビ朝日系）で主演を務めたことでブレイクを果たし、以降はドラマや映画に引っ張りだこの存在になりつつあります」（前出の制作会社関係者）

『仮面ライダーゼロワン』終了後、高橋は２０２０年１０月クールのドラマ『先生を消す方程式。』（テレビ朝日系）、今年１月クールの『夢中さ、きみに。』（ＭＢＳテレビ）、４月クールの『着飾る恋には理由があって』（ＴＢＳ系）、８月スタートの『うきわ-友達以上、不倫未満-』（テレビ東京系）、そして１０月クールからの『最愛』と、１年以上にわたってドラマに出ずっぱりだ。

■公開前から批判殺到……Ｋｏｋｉ,初主演映画『牛首村』にも出演

　高橋はＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの平野紫耀（２４）と橋本環奈（２２）がダブル主演を務めた８月２０日公開の映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』にも出演。

　さらに、木村拓哉（４８）と工藤静香（５１）の次女でモデルのＫｏｋｉ，（１８）が初主演を務める映画『牛首村』に出演することも発表された。

「女優経験のないＫｏｋｉ,さんが、世界的に評価されている清水崇監督（４９）の映画でいきなり主演を務めることには厳しい声も上がり、“キムタクのバーターなのでは”という報道もありました。映画自体にも公開前から批判的なコメントがあり、作品にケチがついてしまう可能性もある。そんな状況を打破してくれるのが、大ブレイク寸前の高橋さんになる可能性もある。

　まだ二十歳の“イケメン俳優”高橋さんは、当然そのカッコいいルックスが注目を集めています。爽やかで可愛らしさもあり、かつクールさも兼ね備えている。女性に人気が出るのは当然ですが、彼は相当、仕事に対してしっかりした考えを持っている。インタビューなどでもたびたび俳優業への熱い思いを語っています。今、売れる俳優は、カッコいいのは当たり前、演技ができて、さらにプラスアルファがないと厳しい時代。彼もそれがよく分かっているのではないでしょうか。また、それができているのが、若手俳優界を席巻している、高橋さんの先輩の“仮面ライダー俳優”たちですよね。

　仮面ライダー俳優といえば、赤楚さんもそうですが、佐藤健さん（３２）、菅田将暉さん（２８）、竹内涼真さん（２８）、吉沢亮さん（２７）などなど、現在のドラマ・映画界を支える俳優を多数輩出していますからね。高橋さんも彼らの仲間入りを果たすのは間違いなさそうです」（前出の制作会社関係者）

　大ブレイク寸前の高橋。１０月スタートのドラマ『最愛』、そしてＫｏｋｉ,主演の映画『牛首村』でどのような演技を見せてくれるのか、注目が集まる。