言葉遣いを直したいあなたへ。今すぐできる2つの対策

拡大画像を見る

画像はこちらから( https://otonasalone.jp/247583/ )

言葉の悪さは育ちの悪さに対するイメージと直結します。いわゆる「お里が知れる」とはこのこと。ほんの少しの油断で発したひどい言葉遣いは、あとでリカバリがとても難しいのです。でも心配しないで。今からでも実践できる言葉遣いの直し方をお伝えしましょう。

 

年齢に見合った言葉を話す責任がある

例えば大学を卒業したばかりの社会人が、敬語を間違えることや、言葉遣いの可笑しいことは、おおかた許容されます。せいぜい「大学時代の名残りなんだろう」とか「学生気分が抜けていなくて困る」ぐらいの反応です。そして彼らには余白があるので「社会で鍛えられて、そのうち直る」という期待さえ持たれるでしょう。

 

ところが、40代の女性はそういうわけにはいきません。「今までどんなふうに社会で生きてきたのか」「今までどんな暮らしをしていたのか」果ては「どんな人間なのか」まで評価されてしまいます。

かの元議員さんも、実際あの暴言を何度吐いたのかは分かりませんが、「うっかり」ではなかったことがうかがえます。彼女の出身地や学歴、家族構成まで知られ、コンプレックスを分析され、どこに原因があったのかなどが週刊誌で取り沙汰されています。

 

私たちも同じです。明らかに「うっかり」ではない言葉遣いが出てきた場合、「今までどんなふうに社会で生きてきたのか」「今までどんな暮らしをしていたのか」果ては「どんな人間なのか」まで評価されてしまうのです。

 

例えば、いい年をした女性が「これマジヤバい。超むかつくんだけど。」と言い放った瞬間に、大多数の人が驚きますよね。そして、コミュニケーションの為にわざと若者用語を使っているのではなく、この言葉は、普段からこのような発言をしているからこそ出てきたのだということを感じます。そして気心が知れた仲間内だとこれが完全に許容され、言葉遣いを正す道をシャットアウトします。「そうっすよね。超むかつきますよね」と返すことは、その場のコミュニケーションにはなっても、言葉を発した人の品位を正す機会をなくしてしまうことになるのです。

 

ですから、40代女性の側は、その言葉を受け入れてくれる仲間の存在には感謝しつつも、自分が彼女たちの悪い見本となっていることを自覚した方が良いでしょう。

年齢に見合った言葉を話す責任があるのです。

 

言葉遣いの美しい友人と過ごしてみる

 

私にも、気の置けない仲間がいますが、その一方で、全くもって話すことに緊張を伴うという場にも顔を出す機会が多く、言葉遣いを使い分けています。だからざっくばらんな性格でも言葉の訓練は惜しみません。周囲を全て、気の置けない仲間にしてしまうと、言葉の発展はなかなか難しいです。

 

友人の中には、日常生活の中でむしろ敬語を使う場面の方が多い人もいて、そういう人達は得てして言葉遣いが美しいものです。もし身の回りに言葉遣いの素敵な女性がいたら、ぜひスケジュールをやりくりして、その人達と時間を共有してみてください。言葉は伝染します。小さい子が親の言葉を真似するのと同じように、そういう人達と一定の時間を過ごすと言葉遣いが移ります。有り難く頂戴してみましょう。

 

私の友人の場合は、友人という立ち位置なので、私に対して、完全に敬語ではなく、少し崩して話しかけてくれます。これがまた絶妙な崩し方でして、本当に勉強になるんですね。しかも有り難いことに伝染する!(笑)

 

「○○じゃないの?違う?えー、知らなかったあ!」
「○○ではございませんか?違うのでしょうか?存じ上げませんでした」

まではいかず、これよりも、少し崩した形

「○○ではなくって?違うの?えー、知らなかったわ」

ぐらいに落ち着きます。これがちょうど良い、仲間内で使っても全く不自然ではない度合いです。

そして、たいがいの場合、このような言葉遣いをする人は、人に対する心遣いの達人でもあるので、言葉が学べるだけでなく、人との接し方やテーブルマナーなどまで教われることがほとんどです。勉強だと思って彼女たちとランチを取ってみるのも良いかもしれません。

 

等身大で標準の言葉を使うこと。そしてもっと大切なこと

さて、美しい言葉遣いを知ると、使ってみたくはなるのですが、自分のキャラとは遠いと感じた場合、どうしたらいいでしょう。例えば普段「ヤバい」を連呼するような自分が、急に「大変でございますね」なんて使えませんよね。そのような時に良いのが「等身大の言葉」です。美しい言葉を使ってみようと思い始めたあなたにとって「ヤバい」はもはや等身大の言葉ではないはずです。そんな時は、自分に素直になって一般的な言葉を使えばいいのです。「ヤバい」は「大変」ぐらいに落ち着くのではないでしょうか。「マジ」は「本当に」、「超」は「とても」、「むかつく」は「イライラする」くらいが一般的ですね。

つまり冒頭の
「これマジヤバい。超むかつくんだけど。」

「これ、本当に大変。とってもイライラするんだけど」
に変換できます。
どうしても言いたい時はこれを言い放っても良いでしょう。

でもここで気がつくはずです。そうですね。「大人の女性として、そんなふうに思ったことをすぐに口に出す必要があるのかな?」と感じますよね。

ここで重要なことが浮き彫りになりました。感情的になった時は、言葉を発する前に一呼吸置く。思ったまま発言すると、「美しい言葉に置き換える」作業が省略され、それがいわゆる「暴言・失言」となるのですね。

 

年齢に見合った言葉を話す責任を感じつつ、魅力的な女性になるための努力として、言葉遣いの美しい友人と過ごすこと、等身大の言葉を話すこと、そして思ったことをすぐ口に出さないことを心がけてみましょう。

 

 

■続いて、「言葉遣いが元でヒヤッとした瞬間」をお送りします。

画像はこちらから( https://otonasalone.jp/247583/ )

1「はい」と返事をしている時、時々「うん」と言っていた

相手の人が気さくに話しかけてくれる時があります。こちらの緊張を解きほぐそうとしてくれているのですが、言葉の使い方が上手な方だと、それがまた効果抜群で、本当にリラックスしてしまいますよね。そんな時、「はい」が思わず「うん」になってしまうことも。どんなに気さくに話しかけられても、けして同等ではないということを心にとどめておきましょう。その為には、緊張した正しい姿勢で相手の話を聞くと良いそうです。心がゆったりリラックスしても姿勢さえ緊張していると「うん」という言葉はあまり出てこないようです。電話での応対も同じです。相手からは見えなくても、背筋をしゃんと伸ばして話をすれば「うん」という言葉は出てきにくくなります。さあ、きちんとした姿勢になってみましょう。

 

2「○○さんはいらっしゃいますか?」と聞かれ、つい「はい、いらっしゃいます」と答えてしまった

頭では分かっていても、相手の言葉をオウム返しにしてしまって、尊敬語と謙譲語が逆になってしまったケースです。


・「昼食はもう召し上がりましたか?」「はい。召し上がりました。」
正解……「はい。いただきました。」
・「あの資料ご覧になりました?」「はい。ご覧になりました。」
正解……「はい。拝見しました。」

自信がない場合は、むやみにオウム返しをしないことも大切です。例えば、「昼食はもう召し上がりましたか?」と聞かれたら、そのまま返すのではなく、「はい。」で一旦止める。分からなくなりそうだったら別の言葉で返すこともできます。「はい。済んでおります」「いいえ、まだです。」そうすれば間違いが少なくなりますね。

 

3「させていただきます」の30連発

先日、ある会議に出ましたら、そこの進行役の方が敬語をかなり多く使っていて、何を話しているか分からなくなるほどでした。

えー、次の議題に移らせていただきます。次の議題は○○についてとさせていただきます。この議題につきましては、お手元の資料をご覧いただくという形にさせていただきます。またこちらでご紹介させていただいております通り、○○に関しましては、○○ということにさせていただいており、先日開催させていただきました○○の結果に照合させていただきますと、この件に関しては従来通り運営させていただくという形で決定させていただきたく、ここに提示させていただいた次第でございます。

私は思わず彼女が何回「させていただく」を言うのかカウントしてしまいました。30回でギブアップ。おそらく、彼女は気づいていないのでしょう。「です」「ます」の代わりに使っている感覚のようです。
「させていただく」の使用に関しては議論が分かれる場合もあるのですが、多用に関してはうんざりする人も多いでしょう。「もしかして、私、そうなのかな?」と思った人は、一度自分の発言をスマホで録音してみると良いと思います。

ちなみに、さきほどの文は「させていただく」を省くと、こんなにスッキリ、内容がスムースに伝わる素晴らしい文章になります。

次の議題に移ります。次の議題は○○についてです。この議題につきましては、お手元の資料をご覧ください。またこちらでご紹介しております通り、○○に関しましては、○○ということにし、先日開催致しました○○の結果に照合しますと、この件に関しては従来通り運営する形で決定したく、ここに提示した次第でございます。

はー、スッキリ。

 

4「えっとですね」「あとですね」「だからですね」丁寧にしようと思ってしどろもどろ

「えっと」「それで」「だから」など、ちょっと幼い印象を持つ言葉があります。「えっと」はまず言わない方が良いですし、「あと」は「また」、「だから」は「ですから」などと言い換えることができるはずです。でも、つい口に出してしまい、慌ててそれを取りつくろうとし、「です」を付けてしまうことがあります。これは、不安な要素を前面に押し出してしまいますので、特にビジネスには向きません。特に「若い」と許される年齢を過ぎてしまった場合は要注意です。
「えっと」「あと」「だから」と言いそうになったら、ぐっと押しとどめること。1の「うん」と同じで、緊張感を持っていると出ない言葉です。

 

5「電話があったと、お申し伝えください」

電話をしたけれど、担当者が不在。そのような場合は「電話があったとお伝えください」「電話があったことをお伝えいただけますか」とするのがベスト。「申し伝え」は「はい。申しておきます」「はい。伝えておきます」と、相手が言うセリフ。「申し伝えてください」は、こちらがそれを強要する形となり、敬語にはならないのです。このような言い回しは、もう丸覚えしかありませんビジネスマナーの本の基本でもありますので、口が覚えるまでしっかり練習しましょう!

関連リンク

  • 9/19 23:00
  • OTONA SALONE

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます