【ドラマニア】新感覚の魅力が満載!夏クールを総括「勝手にベスト3」

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《text:Yuki Watanabe》

医療ものから刑事もの、人生をかけた恋愛逆転劇まで――多種多様なジャンルの作品が顔を揃えた2021年の夏ドラマ。今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が「勝手にベスト3」と題し、ランキング形式で熱き夏の3か月を振り返っていきます。

第1位:笑いあり、涙ありの緩急が最高のドラマ
「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」


交番でバディを組むことになったワケあり元エース刑事(戸田恵梨香)×天然新人警官(永野芽郁)の背中を通して、お巡りさんの笑いあり涙ありのリアルな日常を描いていく交番エンターテインメント「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」。本作の魅力は、何と言っても物語の緩急――コミカルとシリアルのバランスが心地良い点でしょう。

SNSなどでも大きな話題を呼んだように、実力派キャスト勢のコント風な掛け合いシーンは、何度も見返したくなる面白さ。時に独特なシュールさもあって、ムロツヨシさん×三浦翔平さん×山田裕貴さんら男性陣の絶妙な間が、無性に癖になるんですよね~。また一方で、普段なかなか見ることのできない交番のリアルな裏側を学ぶことができるのも本作の大きな特徴です。どんな時も真っ先に事件現場に急行してくれるお巡りさんたちの知られざる苦悩や葛藤…。警察官として越えなければならない高い壁を、主人公バディが力を合わせて乗り越えていく過程は涙なしでは見られない名作です。

第2位:人が人に惹かれていく様を丁寧に描いた
「プロミス・シンデレラ」


夫から一方的に離婚を告げられ、無一文となってしまった主人公・早梅(二階堂ふみ)が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生・壱成(眞栄田郷敦)に目をつけられ、彼の仕掛けるリアル人生ゲームに巻き込まれていく「プロミス・シンデレラ」。最初はお互いカチンとくる相手でしかなかった二人が、少しずつ時間を共有することで、お互いの真の魅力に気がつき惹かれていく過程は、まさに恋のいろはが詰まった極上のラブストーリーと言えるでしょう。

通常、タイトルにある「シンデレラ」といえば、王子様が優しくガラスの靴を履かせてくれるイメージですが、本作の壱成はひと味違います。早梅が靴を無くして困っていると、「お前、新しい靴なんかいらねぇよな。さっさと帰んぞ」とグイグイ手を引っ張っていく辺りが、令和の王子様というか…(笑)。不器用で嫉妬が駄々漏れしてしまうけど、いざという時に必ず助けに来てくれる爽快な展開に、悶絶した女性も多いのではないでしょうか。

第3位:新しい家族の形に、心洗われる一作
「#家族募集します」


重岡大毅さんを主演に迎え、性格も価値観もバラバラな大人、そしてその子どもたちが新しい家族の形を築いていく新時代のホームドラマ「#家族募集します」。本作は、シングル家庭のみに限らず、何か環境的に「自分は、人の2倍頑張らなくちゃいけない」と追い込みがちなすべての人へ――「肩の荷物を下ろして、誰かと支え合うことは負けじゃない」と優しく教えてくれる心温まる作品だったのではないかと思います。

家族というと、つい血のつながりや戸籍上のつながりを差すように思われがちですが、決してそれだけじゃありません。こんな時代だからこそ、楽しい時は一緒に笑い、悲しい時は一緒に涙することの素晴らしさを改めて身に染みて感じる、そんなドラマでしたね。木村文乃さん×仲野太賀さん×岸井ゆきのさんら性格の異なるキャラクターたちの食卓シーンなど、ホームドラマの醍醐味も詰まっていますよ~。

以上、いかがでしたか? 次回は、気になる秋クールのおすすめ作品をチェックしていきます。お楽しみに!



(text:Yuki Watanabe)

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  • 9/19 17:00
  • cinemacafe.net

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