平野レミ、嫁・和田明日香は食材選びに「おっかない」 おかげで「肌がだんだん綺麗に」

あふの環2030プロジェクト「選ぶ、食べる、サステナブル展」(都内で開催中)の体験型展示イベントでは、自身が選ぶ食材がサステナブルなのか否かチェックすることができる。見た目や表示の違う食材を2つの選択肢から選びカゴに入れていき、ゴールで清算すると自分のサステナブルな買い物度合が診断される。

「可愛いマルシェに来たみたい」という和田明日香の言葉通り、いくつかの食材が並んでいるが、和田と平野レミは魚、ほうれん草、卵、リンゴを2つの選択肢から選ぶことに。賑やかに会話しながら選んでいく2人に司会者が「詳しいですね」と声をかけると、平野は「(和田は)子どもが3人いるから大変なの!」と言ったり、和田が平野に「お義母さん、先が長くないから良い物食べた方がいいよ」と口にして気の置けない2人の関係性が見えてくるようだ。

この展示は「見た目重視から持続性重視のお買い物」をテーマにしているが、チェックの結果、和田は4点満点中2点で「お買い物リーダー」と診断されたが、平野は3点で「お買い物ハカセ」となり、「やったね!」と大喜び。その後のトークショーでは、買い物では「どこの誰がどう育てたのか分かって納得して買うようにできるだけしています」と言う和田に対し、平野は「(和田が)お嫁に来てからますます洗脳させられちゃって。私は『美味しければいいや』と思うけど、(和田は)おっかないんですよ。『これは何か入ってるからダメですよ、レミさん』って。どんどんいい方向に行って、私も肌がだんだん綺麗になってきますからね」と和田のアドバイスの効果を明かした。

また旬の食材について和田は「旬の物は季節に応じて処方されるサプリ。今そのときに私たちの体に必要な栄養素をたっぷり蓄えている」と語ると、平野も「だってトマトなんてさ、夏の真っ盛りのセミも鳴きやむぐらいのすごい暑い中でさ、トマトをもいでスカートでキュッキュッとするとあの美味しさ」と同調するも、和田が「それは泥棒じゃない?」と突っ込み。「うちで、うちで」と否定してから平野は「冬でもトマトがあるけど、夏のトマトの味を知ったら食べられませんよ」と続けた。

食育では、平野はスーパーマーケットで見かけたある親子の話をした。小さい子どもが父親に「この魚は目が無い、目が無い」と訴えていたが、それは魚の切り身だったという。しかし父親はそれを教えずに行ってしまったそうで、平野は「よっぽど追いかけて行って『あれはね…』と言いたかった」と悔しがった。

食育インストラクターでもある和田は、「正解をすぐに教えるのではなく、子どもと一緒に考える姿勢は大事かなと思う。夏になるとうちはこの野菜を良く食べるな…と旬が分かってくれればいいと思う」「すぐに結果は求めない」と持論を述べた。

他にも独創的な料理で知られる平野は、捨ててしまいそうな素材で作った料理をいくつか紹介。「ナスの皮をピーラーでむいて、身の方は蒸しておいて、皮はナンプラーで炒める。ゴマをいっぱい入れて」「ポテトの皮はチーズと一緒にカリカリにするの」「大根は1本、皮をピーラーで取るの。フェットチーネ風のパスタにするの。コリコリして美味しいね」「紅茶の出がらしは粉とバターでクッキーにする。もう香りがすごくいいのよ。まだまだ香りがいっぱいあるの」「魚は頭や骨を電子レンジでカリカリにしてフードプロセッサーで粉々にして白ゴマかけて、ふりかけになる」とアイデア料理をトークした平野は「捨てるところないのよ」と力説した。

最後に和田は「自分が関わるものは必ず循環して自分に返ってくる。その視点を持つだけで選ぶものが変わっていく」「全然他人ごとじゃない」と呼びかけた。「選ぶ、食べる、サステナブル展」は都内港区北青山「ITOCHU SDGs STUDIO」にて10月10日まで開催。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

2021/9/19 13:13

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