自衛隊員たちに「ありがとう」の声続出 献血が減り輸血用血液の不足が深刻化
2020年から流行している、新型コロナウイルス感染症。その影響はさまざまなところに出ています。
病院では医療がひっ迫して手術が延期されたり、救急車の到着が遅れたり感染者の増加とともに、これまで通りにはいかないケースが増えています。
また、献血も減っており、輸血用血液の不足が深刻化。献血協力への呼びかけがされています。
茨城県にある、陸上自衛隊勝田駐屯地に所属する隊員たちは事態の深刻化を受け、献血に参加。「今、我々にできること」を考えて積極的に協力しているといいます。
#勝田駐屯地 は8月31日、#茨城県赤十字献血センター の #献血 に協力しました。新型コロナウイルス感染症の影響で輸血用血液の不足が深刻化しているとのことです。勝田駐屯地の隊員は「今我々にできること」を考え、積極的に協力しています😊#施設学校 #施設教導隊 #陸上自衛隊 #茨城県 pic.twitter.com/ut7smOa7WP
— 陸上自衛隊勝田駐屯地(施設学校)@公式 (@JGSDF__Katsuta) September 17, 2021
中には15回以上、献血に協力をしているという隊員も。
投稿には、「ありがとうございます」といった感謝の声が寄せられていました。
ネット上ではこれまで献血をしていたという人たちから、「新型コロナワクチンを打ったけど献血していいのだろうか」といった不安の声が上がっています。
日本赤十字社によると、接種後48時間を経過していれば献血に参加できるそうです。
新型コロナウイルスのRNAワクチン(mRNAワクチンを含む)を接種された方は、1回目、2回目いずれの場合も、接種後48時間を経過していれば献血にご協力いただくことが可能です。
なお、現在承認されているRNAワクチンは、ファイザー社と武田/モデルナ社となります。
また、アストラゼネカ社製ウイルスベクターワクチン※などを接種された方は、現時点では献血をご遠慮いただいています。(※現在、接種後の献血基準については厚生労働省で検討中です。) 基準が決定しましたら、ホームページ等でお知らせいたします。
日本赤十字社 ーより引用
輸血用血液不足のために、すぐに協力してくれる自衛隊員たちには感謝しかありませんね。
[文・構成/grape編集部]