有吉弘行がまさかの本音!「楽しいと本当に思える番組」でわかった「原点回帰の師匠」芸人の名前 

 9月14日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)はふだんMCのロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)も参戦して『ベテラン芸人 みんなどう思ってる?の会』という豪華企画を放送。

 有吉弘行(47)、陣内智則(47)、アンタッチャブルの山崎弘也(45)、ネプチューンの堀内健(51)、 出川哲朗(57)がゲストという超豪華なメンバーだったが、ここでいまやMC王となった有吉の、意外な本音が明らかとなった。

「出演者が順番に質問を提示して、全員がこれに対して○×で答えるシステムだったんですが、田村亮(49)の“激辛、ゲテモノ、バンジーの1人でのロケは(オファー)受ける?”という質問に、淳以外の全員が○と答えたんです。有吉は、他の出演者に「絶対お前はやらないだろ!」と突っ込まれていましたが、“一生懸命やれば絶対笑いになる簡単な仕事”という理由で○にしたと説明していましたね。

 ちなみに、リアクション芸人の筆頭である出川は“言い方気を付けろ簡単ではない!”“誰でも笑いの量は同じじゃないってことだけ言わせてくれ!”と、有吉の発言に猛反発していました(笑)。

 もっとも、有吉は若手時代の96年に『進め!電波少年』(日本テレビ)で“ユーラシア大陸をヒッチハイクで横断”という滅茶苦茶で超過酷な企画を経験していますし、出川もそこは理解してくれてると思います」(女性誌記者)

■「またやりたくなってきました。一周回って」

 有吉のこの発言は、決して笑いを取りに行ったわけではないという。

「若手の頃とか中堅の頃はこの仕事(過酷なロケ)を早く辞めたいと思ってたじゃないですか」「でも、またやりたくなってきました。一周回って」

 と、有吉は発言。さらに次の「まだやりたい仕事がある?」という質問に対しても、

「いまとっさに言えって言われるとあれだけど、何かきっと、自分が楽しいと本当に思える番組が絶対あるな、と。それはたぶん、さっきの話じゃないけどゲテモノ食ったりとかバンジー跳んだりとかっていう方に回帰していくんじゃないかと思う。自分が楽しいと思うことはそっちじゃないかと思う」

 としたうえで、07年に当時33歳の有吉が『虎の門』(テレビ朝日系)の生放送で飲みまくり、吐いてしまったの話を蒸し返されても、「ゲロとか吐きたいですよ。みんなに迷惑がかからないならね?」としていた。

「多くの芸人は下積み時代、いつか冠MC番組を夢見て過酷なロケに挑んでいるだけに、いまや数多くのバラエティ番組で司会を務める有吉の発言は、意外に見えるかもしれません。

 しかし、有吉の“(身体を張るのが)一番簡単な仕事だから”という発言と、現在の仕事量を考えると、むしろ納得かもしれません」(前出の女性誌記者)

 有吉は、19年4月に『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(NHK)がレギュラー化した結果、「主要テレビ局(NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)の全局同時レギュラー冠番組持ち」というテレビ史上初の快挙を成し遂げ、現在も、テレビ・ラジオのレギュラー全てが冠番組というまさに「テレビの帝王」と言っても過言ではない。

■自身の原点は“竜兵会”

 現在テレビのレギュラー番組は、

・NHK:『カネオくん』

・日テレ:『有吉反省会』『有吉ゼミ』『有吉の壁』

・テレ朝:『マツコ&有吉かりそめ天国』

・TBS:『有吉ジャポンⅡジロジロ有吉』『櫻井・有吉THE夜会』

・フジ :『有吉くんの正直さんぽ』『有吉ベース』(CS放送)

・テレ東:『有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?』

 の10本。さらに10月から『有吉の世界同時中継 〜今そっちどうなってますか?〜』(テレビ東京系)と『有吉クイズ』(テレビ朝日系)が開始するほか、単発や不定期の特番も多数抱えている。

 ラジオも生放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)がある。これだけMC業だらけだと、原点回帰で身体を張った仕事がやりたい、という気持ちになるのは、むしろ当然かもしれない。

「彼の言動の根幹にあるのは、同じ事務所の恩人・ダチョウ倶楽部の上島竜兵(60)の存在も大きいと思いますよ。今年8月19日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の『上島竜兵 祝・還暦SP』で“今の上島はもう無理です”と毒を吐いてはいましたが、有吉は上島を慕う芸人たちが集う“竜兵会”の一員。

 今回の“原点回帰発言”にも、リアクション芸の大御所であるダチョウ倶楽部と上島への感謝が表れているのかもしれませんね」(前出の女性誌記者)

 熱湯風呂に入ったり、バンジージャンプで絶叫する有吉。たしかに見てみたいーー。

2021/9/19 11:00

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