キャビアひと瓶を使った逸品がたまらない!これが『銀座』の贅沢だ!

美食の街・銀座で、心から「贅沢」な体験で満たされたいならこの店へ足を運んでほしい。

食通から絶大な支持を得続ける名店『ル・シーニュ』だ。

キャビアをたっぷり味わえるスペシャリテ「銀座」はもちろん、コースの随所にちりばめられた確かな技術と遊び心が、訪れる人の心を掴んで離さない。

※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

カウンター9席のみの店内はクリーンな雰囲気。食材や、ワインの材料たるブドウを生み出す豊かな土壌をイメージし、異なる質感のタイルを組み合わせた床がアクセントに

銀座ならではの贅沢を楽しめる!

食通が通う本格フレンチ『ル・シーニュ』

2019年12月のオープン以来、食通たちの心を掴んで離さない名店がある。

それが銀座にあるコンテンポラリーフレンチ『ル・シーニュ』だ。

カウンターで腕を振るうシェフ・上野宗士氏は、ジャン・フランソワ・ピエージュや、かのアラン・デュカスの薫陶も受けた人物。

ここでは「食材の本質を見極め、それに対して最適な調理を行う」というデュカスの教えを守りつつ、想像力豊かな自身の世界を、皿の上に描き出す。

この日のキャビアはラトビア産の「スターレット」。粒が小さく、優しい塩味が特徴

これぞ「銀座」と呼ぶにふさわしい!

極上スペシャリテがここにある

コース2万4,000円の内容はすべておまかせで、アミューズからデセールまで10品以上。

同店を訪れる人のお目当てとなっているのが、コース序盤に供されるスペシャリテ「銀座」だ。

その名の通り、輝く銀箔の上にこんもりとキャビアが鎮座する。

目の前でたっぷりと盛られていくキャビアを眺めるひと時は、うっとりと銀座の夜に浸れる贅沢さだ。

2020年2月から提供を開始。使用するキャビアを変更し、通年提供している

キャビアの味わいを引き立てるのは、銀箔の下から顔を出すなめらかなクリーム。

キャビアの余韻がキレイに引き延ばせるよう、濃厚な脂肪分40%のジャージー牛の生クリームを使用している。

クリームとキャビアを一緒に口に運べば、くちどけ軽やかな旨みが舌の上を駆け抜けていく。

訪れる度にバターのチョイスを変えて楽しむのもおすすめ

ボルディエバターをフルラインナップ

『ル・シーニュ』では、パンが提供されるタイミングで12種のバターから好みを選べるのも嬉しいサービス。

こちらのバターは、世界各国の一流レストランがテーブルバターとして使用しているジャンーイヴーボルディエ氏が手掛けた発酵バター。

「海藻入りバター」や「柚子風味バター」、「レモン風味のオリーブオイル・バター」など、ボルディエバターがフルラインナップされている。

スタッフの軽快なバターの説明を聞けば、全て試してみたくなってしまうはず。

美しく、楽しく、美味しい。銀座の「究極の贅沢」を味わおう

「彼女は二十歳を迎えました」※写真は料理の一例

ユニークなメニュー名に心が和む

卓上に置かれたメニューにも注目。「222.4メートル上昇」や「彼女は二十歳を迎えました」、「名前はまだない」など、「どんな料理なのかしら?」と首を傾げるタイトルが並ぶ。

供された料理とその説明を聞けば、「なるほど」と納得しつつも、思わずくすりと笑ってしまう…好奇心が掻き立てられる上、支配人でソムリエである有馬純平氏の軽妙なサービスに、一皿ごとにすっかり心がほどけてしまうだろう。

「222.4メートル上昇」※写真は料理の一例

「名前はまだない」※写真は料理の一例

厳選した黒トリュフを使用

口の中で花開くトリュフの香りが堪らない!

記憶に残るデセールも魅力

デセールとして供される「黒雪」も同店のスペシャリテのひとつ。

アイスクリームの上に、たっぷりと削られるのは、黒トリュフ。

降り積もる雪のようにたっぷり削られる黒トリュフは贅の極み

黒トリュフは、凍らせてから削るのがポイント。

そうすることで、口の中で温まった時に黒トリュフの香りが一気に花開くのだ。

口の中の温度でトリュフの香りが花開く瞬間がクセになる逸品だ

目の前で黒トリュフを削るパフォーマンスには「そんなに削るの?」と思わず声を出してしまう人も多いほど。

アイスクリームの上にたっぷりとのる黒トリュフはまさに、「黒雪」。

コース終盤に登場するこのスペシャリテは、一度食べたら忘れられない味わいだ。

銀座のソニー通り沿いの一画にあるビルの中の隠れ家。ビル入口から長い廊下を抜けて、エレベーターで上階へ行くワクワク感もいい

また、ワインのペアリングは価格帯ごとに3コース。

フランス産を中心に250種類ほど、2,000本以上の豊富なストックから、ソムリエの有馬氏がぴたりと合わせてくれる。

スペシャリテはもちろん、全ての料理が力強い印象を残しつつも、軽やかで繊細。

すぐにでも「また来たい」と思わせてくれる銀座の名店である。

2021/9/19 5:02

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