なみじょ独占インタビュー【第4回】喜多須杏奈選手の巻

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 現在、日刊大衆で連載中のボートレース漫画「なみじょ」が二次元から飛び出して三次元のボートレーサーにインタビューをすることになりました。

 ずばり、テーマはボートレーサーの素顔。普段、過酷な勝負の世界に生きるボートレーサーの方々に私生活や趣味、そして「最近のお悩み」などを聞いていこうと思います。

 前回の薮内瑞希選手に続く第4回目のゲストは徳島支部の喜多須杏奈選手です。まずは喜多須選手のプロフィールをご紹介しましょう。

【喜多須杏奈選手プロフィール】
喜多須杏奈選手(きたずあんな)

生年月日=1990年9月30日
身長=156センチ
体重=47キロ
血液型=A型
支部=徳島支部
出身地=徳島県
登録期=110期
級別=B1級

 それでは、喜多須選手にお話を聞いていきましょう。

――そもそも喜多須選手がボートレーサーになろうと思ったきっかけはなんですか?

「もともと私はボートレース場がある徳島県鳴門市出身だったので、ボートレーサーという職業があることは知っていたんですけど、高校3年生になるまで、まさか自分がボートレーサーになるとは思ってもいませんでしたね」

――なんと! いったい誰が喜多須選手をボートレーサーの道に導いたんですか?

「近所のおじさんです」

――がーん! 近所のおじさんって、要は赤の他人ですよね?

「正確にいうと、学校の行き帰りでよく挨拶をする仲の良い近所のボートレース好きのおじさんです。私が進路のことで悩んでいたら、そのおじさんが『ボートレーサーはいいぞ』って勧めてくれたんです」

――ボートレース好きのおじさんに進路相談したら、そりゃ間違いなくボートレーサーを勧めてくるでしょう。もしかして、これも鳴門という土地柄なんでしょうか。でもまさか、このおじさんの助言だけでボートレーサーになろうと思ったわけではないですよね?

「きっかけを作ってくれたのは間違いなく近所のおじさんです。でも、最終的に自分もボートレーサーになろうって決意したのは、ある選手の存在を知ったからなんです」

――それはどなたですか?

「今はもう引退されてますけど、同じ徳島県の女子ボートレーサーの横西奏恵さんです。ちょうどその頃にレディースチャンピオンがあって、横西さんのレースを観戦する機会に恵まれたんですが、地元の女性が活躍する姿を見て、純粋に感動してしまいました」

――なるほど~。横西さんといえば、ボートレーサー養成所時代の修了記念競走で女子レーサーでチャンピオンになるという偉業を達成しましたが、喜多須選手も養成所でチャンピオンになったんですよね? 

「私の場合は運が良かったんだと思います」

――運も実力のうちです。同じ支部の先輩後輩ですし、喜多須選手も近い将来、レディースチャンピオンを制覇してくれるでしょう。

 ところで、喜多須選手はプライベートでは、一般の会社員の方とご結婚なさっていますが、普段、旦那様とはどんなことをしていらっしゃるんですか?

「家にいる時はゲームですね。一緒に『モンハン』をしたりしています。最近は主人に誘われてゴルフをするようになりました」

――喜多須選手といえば、アニメがお好きで、時々コスプレなんかもなさっていましたが、そちらのほうはどうなってますか?

「それはすでに遠い昔の話です。今はもうキャラクターと年齢の差がありすぎて、コスプレについては考えることすらなくなりました」

――それはとても残念です。コスプレなんかは、まだまだ全然、いけそうですけどね。

「いえいえ。30歳を超えてから、お肌の曲がり角を迎えまして、それが今一番の悩みのタネです」

――そういえば、ボートレーサーの方って、皆さん同年代の方に比べると若く見えますがなんででしょう?

「あ、それって実は周囲の方によく言われるんですよ。なんででしょうね?」

――ひょっとしたら、勝負の世界に身を置いているからでしょうか。武士は実年齢より若く見えたと歴史の先生に聞いたことがあります。もしくは、アイドルのように、いつも人に見られる職業だからでしょうか。いずれにしろ不思議な話です。ちなみに、喜多須選手がもし、ボートレーサーになっていなかったら、何をやっていたと思いますか?

「私は朝が弱いんで、早起きしなければならない仕事はやっていなかったと思います」

――ということは夜のお仕事ですか?

「いえ、夜は夜で眠くなるんです」

――じゃあ、昼間だけの仕事ですかね?

「うーん、だとしても、お昼寝の時間になると、やっぱり眠くなってしまうんですよ」

――それは朝が苦手なのではなくて、ただの「おねむさん」なのではありませんか?

「そうかもしれません。だからボートレーサーをやっていなかったら、三交代の工場で働いていたと思います」

――なるほど、それなら昼夜関係なく「おねむさん」ができますね。喜多須選手がこれから習ってみたいことや、やってみたいことはありますか?

「プライベートだったら陶芸をやってみたいですね」

――渋いですね。それはなぜですか?

「家では主婦をやっていて料理も作っているんですけど、その時に『こんなお皿があったらいいな』って思うことが、たびたびあるんです。それで、実際に探してみたりするんですが『これっ』っていうお皿が見つからないんですよね。だから、自分で作ってしまおうかと」

――主婦としての喜多須選手は陶芸ですが、ボートレーサーとしての喜多須選手はどうですか?

「やっぱり、体幹を鍛えたいですね。デビューした時よりも体の衰えを感じるようになったので、もう一度鍛え直したいです」

――体幹はどのように鍛えるんですか?

「ジムに通おうと思ってます。この際ですからパーソナルトレーナーをつけて、みっちりやってみたいですね」

――本格的ですね。喜多須選手は学生時代に何かスポーツはやっていらっしゃったんですか?

「小さい頃に新体操と器械体操を習っていました。あとは部活でバレーボール部に所属していましたね」

――すべて体幹が命のスポーツですね。喜多須選手が本来の体幹を取り戻したら、大変なことになるかもしれません。最後に、今後はどのようなボートレーサーになりたいかを教えてください。

「とにかく絶えず舟券に絡める強い選手になりたいですね。ただ、強いだけじゃなくて人に対しても思いやりの持てるレーサーになりたいです」

――なるほど。スポーツマンシップのあるボートレーサーということですね。そういう選手は見ていて気持ちがいいですよね。これからの活躍も期待しています。この度はどうもありがとうございました。

 さて、喜多須杏奈選手のインタビューは、いかがでしたでしょうか? 近所のおじさんの助言と横西選手の活躍に感銘を受けてボートレーサーになった喜多須選手ですが、今や主婦としても、選手としても充実している喜多須選手は、これからボートレーサーになろううと考えている若者たちの憧れの的になるに違いありません。もちろん、スポーツマンシップに則って強さを求めている姿勢にも期待大です。大いに注目していきましょう!

【喜多須杏奈選手の出場予定】
2021年9月19日~9月24日『オールレディースJALカップ』

2021年10月2日~10月7日『オールレディース 第37回渦の女王決定戦競走』

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  • 9/17 18:00
  • 日刊大衆

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