ショパン響く中、恐怖の逃走劇!『殺人鬼から逃げる夜』特別映像

拡大画像を見る

「新時代の逃走”サイレント”スリラー」と評判の韓国映画『殺人鬼から逃げる夜』より、主人公が殺人鬼に追われる、恐怖の特別映像が解禁となった。




耳の聴こえない目撃者と、サイコパス殺人鬼のスリリングな逃走劇が描かれる本作。今回到着した特別映像は、有名なクラシック曲「ショパン/ノクターン第2番」が、目撃者・ギョンミと殺人鬼の命がけの追いかけっこをユニークに彩っている。

映像ではピアノの美しい旋律が流れる中で、狂気を開放した殺人鬼・ドシクが、どこまでも、どこまでも、執拗にギョンミを追いかけ続ける。坂道で、車道で、街中で、そしてついには家の中にまで迫りくる殺人鬼…聴こえないギョンミは、真後ろにいる殺人鬼に気づくことができない。名曲の後ろで響き渡る悲痛な悲鳴、必死な息遣い、獲物を追い詰めるのを楽しむかのような殺人鬼の歓声、そして滴り落ちる誰かの血…。

衝撃的で、逼迫したシーンが畳みかける映像には不釣り合いな、ノクターンのゆったりとしたワルツ調のメロディは、観る者に違和感を植え付け“恐怖”を一層浮き彫りにする。笑顔で戯れるギョンミと母の姿も意味深に映し出されており、母娘の運命も気になるところだ。

映像内では、スリルを高めるために「聞こえない」を視覚化したクォン・オスン監督の見事な演出もみてとれる。音楽以外の音がほぼ遮断された状況の中、家に設置された音の警告灯が光ることで異変を察知するギョンミの姿や、車両に付けた騒音測定器が振れた直後、殺人鬼・ドシクが車の後部座席から現れる様子が描かれており、まるで聞こえないギョンミの世界を擬似体験しているかのようにも感じられる。

本編でも散りばめられているこの演出手法は、ギョンミの恐怖を観客が共有できるようにと工夫されたもの。「視覚的に危険がどんどん迫っていることを表現し、ギョンミが感じる恐怖や緊張をそのまま観客に伝え、共有しようと思った。ドシクが近づいてくる音は聞こえない。家にあるすべての警報装置の点滅は、危機のシグナルであると同時に、ギョンミが身を守るための装置として活用しようと思った」とクォン・オスン監督は説明している。

聞こえない無音の世界を描きつつ、危機的状況を視覚化し共有することで恐怖を倍増させ、一夜の逃走劇をかつてない緊張感とともに描ききった。ノンストップで畳み掛ける特別な衝撃と恐怖を体感できる、新たな韓国スリラーの傑作だ。

『殺人鬼から逃げる夜』は9月24日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。



(text:cinemacafe.net)


■関連作品:
殺人鬼から逃げる夜 2021年9月24日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開
©2021 peppermint&company & CJ ENM All Rights Reserved.

関連リンク

  • 9/17 17:00
  • cinemacafe.net

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます