SUPER☆GiRLS 萩田帆風、竹内ななみ、田中想[インタビュー前編]新メンバーが見つめる第5章の輝く道程「スパガはホントに温かい環境だなって思います」
2021年7月1日(木)より新体制での活動をスタートしたSUPER☆GiRLS。8月25日(水)に新章の幕開けにふさわしい王道サマーソング「WELCOME☆夏空ピース!!!!!」をリリースしたメンバーは、その勢いを証明するかのように9月20日(月・祝) にZepp DiverCity (TOKYO)ワンマンライブに臨もうとしている。今回、SUPER☆GiRLSの第5章のキーパーソンといえる新メンバーの萩田帆風、竹内ななみ、田中想にインタビューを実施。前編と後編の2回にわたって、今3人が胸に抱く素直な想いを語ってもらった。前編となる今回は、「WELCOME☆夏空ピース!!!!!」のMV撮影をはじめ、加入してからの活動を振り返る。
編集協力:竹内伸一
撮影:曽我美芽
16年間生きてきた中で、1番短い夏休みでした(竹内)
――まずは自己紹介をお願いします。
萩田:
萩田帆風、静岡県出身の20歳です。高校2年生の時に<女子高校生ミスコン2017-2018>を受けたのがきっかけで、これまでは1人で活動していました。今回、SUPER☆GiRLSのオーディションの話を聞いた時に、1人で活動していてチャレンジしなかったことで後悔したことがあったので、挑んでみようと思いオーディションに参加しました。ダンスやボイストレーニングはやっていませんでしたが、アイドルはもともと好きで、YouTubeとかでよく(アイドルの動画を)観ていたんです。特技は空手で黒帯を持っています。
竹内:
高校2年生の16歳、竹内ななみです。もともとエイベックス・アーティストアカデミー大阪校に通っていて、ダンスのレッスンを受けていたんです。その時に今回のオーディションのことを教えていただいて、受けることにしました。私はずっとダンスや歌を仕事にしたいなって思ってレッスンを受けてきたので、グループ活動ができることになってすごく嬉しいです。まだまだなところもたくさんあるんですけど、これから頑張っていきたいなと思っています。よろしくお願いします!
田中:
大阪出身の16歳、田中想です。私も(エイベックス・アーティスト)アカデミーの大阪校に通っていました。芸能活動は全然したことがなかったんですけど、スタッフさんにお声がけいただいて、オーディションを受けることにしました。合格してスパガに選ばれました。えっと……。
萩田:
特技は?(笑)
田中:
特技というか、趣味はゲームです(笑)。
――SUPER☆GiRLSに加入して数ヵ月が経ちましたが、今はどんなお気持ちですか?
萩田:
加入する前と加入してからでは、生活がガラッと変わりました。今は毎日お仕事だったりリハーサルだったりがあってすごく忙しくて大変なんですけど、やることがたくさんあって充実しています。加入できてよかったなって思いますね。
――今、1番大変なことは何ですか?
萩田:
やっぱり9月20日(月・祝)のワンマンに向けてのリハーサルです。加入して3ヵ月ほどですけど、たくさんの曲を覚えなくてはならなくて。新しく挑戦することもたくさんあるんです。昨日は10時間練習してました(取材は8月下旬に実施)。楽しいんですけど、大変です(笑)。
竹内:
今年は、16年間生きてきた中で、1番短い夏休みでした(笑)。お仕事があったり、リハーサルもあって毎日稼働していて。大きなステージに立たせていただく機会もありましたし、ラジオの出演など、今まで経験したことがないようなことが毎日あって、充実していたので7~8月はホントに短かったです。秒で終わっちゃいました(笑)。
田中:
毎日のようにお仕事があるっていうのは初めてのことで、なんだか不思議な感覚でした。お仕事やライヴはすごく楽しいです。でも学業と両立しないといけなくて、大変な夏休みでした(笑)。
――夏休みの宿題がたくさんあったんですか?
田中:
レポートがあったんです。
萩田:
2人はまだ学生なので、課題が大変だったんだよね(笑)。
田中・竹内:
ふふふふ(苦笑)。
MV撮影中は“お腹空いたなあ~”って思ってました(田中)
――スパガに加入して驚いたことはありますか?
田中:
驚いたこと、何だろう? あ、お仕事の時……例えばMV撮影の時とか、大人の方たちがいっぱいいることに驚きました。たくさんの方たちが支えてくれて成り立っているんだなって、すごく思いました。
――MV撮影といえば、「WELCOME☆夏空ピース!!!!!」が初めてのMVですよね。いきなり水着での撮影となりましたが、いかがでした?
萩田:
私は高校生の時に受けたミスコンで、短いMVを作ったことがあって。水着も、1人で活動している時にグラビアとかもやっていたので、あまり抵抗なくできました。でも、水着で踊るっていうのは初めてで、すごく意識してお腹を引き締めたりしていました(笑)。
竹内:
加入前に“水着の撮影もあるよ”って言われてたので、わかっていたんですけど、やったことがなかったので不安でした。でも、いざ撮影してみたら、現場の雰囲気が明るくて楽しかったので、全然気にならなかったです。
田中:
私は最初から緊張も不安もありませんでした(笑)。ただ、水着なのであんまり食べてはいけなくて、(撮影中は)“お腹空いたなあ~”って思っていました(笑)。
――身体を絞るために、撮影まで食事制限をして、撮影当日も終わるまではあまり食べられなかった?
田中・萩田・竹内:
(大きくうなずく)
萩田:
水着のシーンが終わった瞬間に、ご飯を無言でかきこむ、みたいな感じでした(笑)。
――(笑)。撮影当日は、天気があまりよくなかったそうですね。
萩田:
そうなんですよ。朝は雨が降ってて。撮影中は曇っていたんですけど、ダンスシーンになったら晴れたんです! 晴れ女がいるんじゃないかって話をしていました。逆に暑くて大変でした。
――パフォーマンスのシーンだけではなく、リップシンクやイメージシーンもありますが、そちらの撮影はどうでした?
萩田:
加入してすぐに撮影だったので、先輩と一緒のシーンはちょっと緊張する部分もあったんですけど、素の自分というか、話しかけてもらって笑っているところを撮ってもらったりしたので、楽しくできました。
竹内:
私は、どんなふうにやればいいのかがまったくわからなくて。先輩2人……(阿部)夢梨さんと(樋口)なづなさんと一緒だったので、“こういうふうにしたら可愛く見えるよ”とか“こういう表情をしてみたらいいんじゃない?”って、いろいろ教えてもらって、それを実際にやってみました。
田中:
私は、(金澤)有希さんと(坂林)佳奈さんと一緒だったんですけど、面白いことを言ってくれて、すごく笑かしてくれたので、楽しく撮影できました(笑)。
1人1ヵ所はソロのパートがあるのでプレッシャーになってます(萩田)
――すでにリリースイベントをやっていますが、楽曲に対するファンの反応はいかがですか?
萩田:
最初は、ファンの方から厳しいことも言われるのかなって覚悟していたんですけど、温かく迎え入れていただけた気がしていて嬉しいです。「WELCOME☆夏空ピース!!!!!」は、“朝、出勤前にリピートして聴いているよ”って言ってくださったり、すごく好評なのかなと思います。私たちの初めての曲を、みなさん聴いてくださっていて、安心しました。もっといろいろ言われると思ってたよね?
竹内・田中:
うん(うなずく)。
萩田:
特に私は“スパガにあまりいない感じ”って言われたこともあったので、心配していました。でも、ファンのみなさんもメンバーのみんなも優しくて、3人で“よかったね”って言ってたんですよ。
竹内:
私たち3人が加入することって、(2021年6月12日に開催されたワンマンライブ<SUPER☆GiRLS 11th Anniversary 〜Cha11enge〜>で)お披露目するまで予告されてなくて。しかも先輩2人が卒業するのと同時に私たちが加入する形だったので、いろいろな声があるだろうなって思っていました。でも、メンバーのみなさんもファンの方も優しくて。“スパガに入ってくれてありがとう”って、わざわざ声をかけてくださった方もいました。スパガはホントに温かい環境だなって思います。
萩田:
ライヴ中に突然発表したので、私たち、出番が終わったらすぐに楽屋でエゴサしたんですよ(笑)。“どんなことを言われてるのかな?”って(笑)。“えっ、新メンバー!?”みたいな驚きの声は多かったんですけど、あんまり厳しい意見はなくて。
――3人ともすぐにエゴサしてたんですか?
田中:
そうです(笑)。
萩田:
3人で“こんなこと言われてるよ!”って(笑)。
――普段からエゴサはしているんですか?
萩田:
けっこうしますね(笑)。よい反応だったのでよかったです。
――SUPER☆GiRLSは長い歴史があるグループなので、加入するにあたってはプレッシャーもあったのでは?
萩田:
そうですね。もっと歌が上手にならないとって思うこともありますし。頑張らないといけないなって実感しています。
竹内:
歴史が長いグループなので、曲もたくさんあるじゃないですか。覚えるのも大変だったりするんですけど、先輩方が歌い継いできたものを、私たち3人が加入した上でパフォーマンスすることになるので、足を引っ張ってはいけないなって強く思います。
萩田:
全然ウマくできなくて落ち込むこともあります。でも、リーダー(阿部夢梨)からはいろいろアドバイスをいただいていますし、私たちもイベントが終わるたびに反省会をしています。
――みなさんの今の課題は何ですか?
竹内:
山ほどあります(笑)。まだちょっとずつ吸収している段階だと思うので、完璧だと思える部分はないです。
萩田:
私は歌って踊ることが初めてなので、やってみてその難しさを実感していますね。
――自分ができればいいというわけではなく、フォーメーションなど、まわりのメンバーとの兼ね合いもあるから大変ですよね。
萩田:
(音程を)外しちゃったら目立っちゃうし……など常に考えてしまって、歌う前はめっちゃ不安だよね?
田中:
うんうん。
萩田:
自分のパートが近づいてくると“来る来る……!”って(笑)。
田中:
“次だ次だ!”って(笑)。
萩田:
ソロのパートがあるので、それが逆にプレッシャーになってます(笑)。
――緊張を和らげる方法はありますか?
田中:
私はもともとそんなに緊張しないタイプなんです。ななみんは、緊張するタイプだよね?
竹内:
そうなんです。
萩田:
本番の前は、私たちがふざけていても、ななみんはむっちゃ真顔(笑)。
田中:
話しかけると怒られる(笑)。
竹内:
そう言われるんですけど、緊張してるだけで、怒ってるつもりはないです(笑)。
田中:
無意識に怒ってるんだよ(笑)。
萩田:
でも、ななみんは真面目でしっかりしてるんですよ。
Zepp DiverCity (TOKYO)公演インフォメーション
公演日時:2021年9月20日(月・祝)
会場:Zepp DiverCity (TOKYO)
1部<SUPER☆GiRLS ワンマンライブ ~はじめまして!第5章 新生スパガです!~>
開場 13:30/開演 14:15
2部<SUPER☆GiRLS Chapter5 1st Live ~PRIDE OF PLACE~>
開場 17:30/開演 18:15
関連リンク
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