気になる男子からキスされそうな瞬間、大笑いされた…マスク生活ならではのワケは?

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 コロナ禍で出会いのチャンスも減り、彼氏がなかなかできないと嘆いている方も多いのではないでしょうか?

 ですが今のご時世ならでは出会いもあり、マスク生活のおかげで逆に良い思い出ができる場合もあるようで…。今回は、そんなエピソードを2つご紹介しましょう。

◆幼なじみの男子を励ますうち気になる存在に

 N香さん(30歳・契約社員)の場合。

「今年の2月に、同い年の幼なじみのS輔から急に連絡がきて、半年前に結婚した妻ともう離婚してしまったと言われて驚いてしまいました」

 しかも離婚の理由は、妻(28歳)に好きな男性が出来てしまったからだそうで…。

「とにかくその男性と一緒になりたいから早く離婚して欲しいとの事で、もう妻の決意は固く、ろくに話し合いも出来ないまま離婚する事になったそうです」

 S輔さんは、あまりの事に呆気(あっけ)に取られてしまい、妻やその男性に怒る気力もなく、仕事以外の時はただただ寝込んでいるといいます。

「S輔は、いつの間にか自分は蚊帳(かや)の外で、妻とその男性の恋を邪魔する悪役みたいな扱いを受けた事で傷ついてしまったみたいなので、毎日のようにLINEや電話で話したりして励ましていたんですよ」

 ですがN香さんは都内在住で、S輔さんは群馬県に住んでいたため、微妙に距離があり、コロナも怖かったので実際に会う事はなかったそう。

「そんなこんなで徐々にS輔が回復してきた頃には、毎日2人で話すのが当たり前になってきて、S輔を独り占めしたいと思うようになっていました」

◆久しぶりに彼に会ったら急展開

 そんな時、S輔さんから「どうしても会って伝えたい事があるんだ」と言われてドキッとしたN香さん。

「もしかしたらS輔も私と同じ気持ちで、告白されるのかも?とワクワクしながら待ち合わせ場所に向かいましたね」

 N香さんの仕事終わりに、彼は会社の近くまで車で来てくれました。

「私が助手席に乗り込むと『ちょっと走ろうか』と大きな公園のそばまで行き、駐車場に車を止めたんですよ。そしたら…」

 いきなりN香さんのマスクをはぎ取るS輔さん。

「え!と驚いていると、私の顔を見たS輔が大笑いをしだして」

◆彼と笑いあえるよい思い出になった

 実はN香さん、マスクの中の空間を作り呼吸を楽にする“マスクアーム”を愛用していて、マスクを取られた今、顔にマスクアームだけ付いている状態で…。

「私はマスクの骨と呼んでいるのですが、それがホラー映画に出てくる仮面みたいな感じで顔にへばりついていて…赤っ恥をかいてしまいました。せっかくS輔がキスしようとしてくれたのに」

 とても恥ずかしかったですが、この時「私のこんなマヌケな姿を見ても、萎えないで笑い飛ばしてくれて助かったな」とホッとしたN香さん。

「そしたらS輔が笑いながら『急にマスクを取ってごめんね』と謝ってきたので、私も笑いながら許したんですよね」

 結局、さんざん2人で笑い合った後であらためてキスをして、お付き合いをする事になったそう。

「いまだに、初めてキスしようとした時…って思い出しては2人で笑っています。これもコロナ禍ならではの思い出かなって思います」

 続いては、コロナ禍ならではの出会いがあった女性の話です。

◆ワクチン接種会場の列で話しかけられた

「先日、やっと1回目のワクチン接種に行ってきたんですよ」

 R子さん(28歳・ネイリスト)が会場である駅ビルの最上階にあるホールに向かい、接種券を片手に列に並んでいると…。

「すると突然、私の後ろに並んでいた男性に『新日(※新日本プロレスのこと)好きなんですか?』と声をかけられたんです」

 R子さんはリュックに新日のライオンマークのバッジをつけていたので、きっとそのせいだなと思い「はい、まだニワカですが」と答えたところで受付の順番が回ってきました。

「その後、予診表チェックがあり、スムーズにワクチン接種を終えました。ほとんど痛くなかったですよ」

 そして、イスに座り15分間の休憩をとっていると…。

◆待機場所でも声をださずにコミュニケーション

「先ほどの男性が人懐っこい笑顔で隣のイスに座ってきて『で、どの選手のファンなんですか?』と話しかけてきたので、え?と思って」

 思わず目の前にあった“私語厳禁”の貼り紙を指差して、シーッと口の前で人差し指を立てるポーズをしたR子さん。

「するとその男性が、無言で次々と選手の決めポーズをしてきて(笑)私の応援している選手の決めポーズが出るまで首を振り続けて、6番目にやっと出てきた時にはつい両手で大きな丸を作ってしまいました」

 新日の選手には、それぞれ違った決めポーズがあり、それをジェスチャーゲームのようにして無言のコミュニケーションをとってくるなんて、そんな事よく思いつくなと感心しました。

 そして15分休憩が終わり、接種券にシールを貼ってもらい帰りじたくをしていると…。

◆ツイッターでつながりプロレス観戦も計画中

「さっきの男性がまた近づいてきて『Twitterやってますか?僕よくプロレスの事つぶやいているのて、フォローし合いませんか?』と言われて、TwitterくらいならいいかなとOKしてしまいました」

 結局その後、その男性(Kくん・27歳・メーカー勤務)からDMが届いておたがい自己紹介をし合った2人。

「Kくんのご両親が大のプロレスファンで、子供の頃から彼もずっとプロレスを観て育ってきたそうで…新日のバッジをつけている私を見て、つい嬉しくなって声をかけてしまったそうなんです」

 そしてコロナ禍で出会いのチャンスが減っているからこそ、気になる人にはなるべく好意を伝えようと思っているんだと話すKくんに、さらに感心したというR子さん。

「私なんて、コロナだから仕方ないやと部屋に引きこもってばかりで出会いなんて諦めていたので…まぁ、でもワクチン接種会場でナンパなんてアグレッシブ過ぎる気もしますが(笑)」

 2人は、2回目のワクチンを打ち終わってしばらくしたらプロレス観戦に一緒に行こうと話しているそうです。

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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