コロナ禍で「ぽっちゃり体型」需要が急増中…不景気こそデブが求められる理由
―[モテるデブには理由がある]―
こんにちは、日本のデブ諸氏の笑顔製造マシンとして日夜活動している「心もカラダもビッグサイズな男たち」のためのファッション&ライフスタイル情報を配信するウェブマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科典仁です。
◆不景気が続くとぽっちゃりがモテる
先日、某ネットニュースの編集部から連絡があり、インタビューのオファーを受けたのですが、テーマを聞くと「コロナ禍や不景気が続くと、デブがモテるということに関して話を聞きたい」ということでした。
最初は「何を言ってるんだろうこの人?」と思ったのですが、説明を聞いた途端、恥ずかしながら「そうだ! その通り!」と逆に気付かされたのです。
そこからは全国のデブ諸氏を代表し、機関銃のようにその理由を喋ったわけですが、そのお話をしたいと思います。
◆デブは暗闇を照らす光になる!
担当編集者曰く「景気が悪くなったり、今回のコロナ禍など世の中に暗いニュースが蔓延すると、人は癒やしを求めたくなり、そんなときは男女問わず、「ミケポ」(体重3桁のポッチャリさん)を見ると癒やされる」ということなのです。
確かにその通り! 私は今まで「デブの素敵な部分」をどれだけ話してきたかわからないですが、それが今、世の中の助けになることまで頭が回っていなかったのです。
完全にノーマークだった自分としては目からウロコ状態。全国のデブ代表として恥ずかしい限りです……。
◆魅力溢れるポッチャリ体型
そもそも、ポッチャリ体型の一番のセールスポイントは、ぬいぐるみのような丸い体型に優しそうな笑顔やおおらかな表情。いざというときには守ってくれそうな大きいカラダは、まさに「気は優しくて力持ち」というイメージです。
また、そのほかにも一緒に歩くと女性がより細く見える、おいしそうに食べるところを見ていると、楽しくなってくるし、気兼ねなく自分もお腹いっぱい食べられる、お腹を触ると柔らかくて気持ちいい……とたくさんあります。
「人間癒やし製造マシーン」とでもいえばよいでしょうか。ある意味、素晴らしい才能を持っていると私は思っています。
◆ストレスフルな現代に求められる存在
世の中は平成から続く不景気に加え、いつ終息するともわからないコロナウイルスが猛威をふるい、蔓延防止措置、緊急事態宣言が続き、国民はそのストレスを癒す場も断ち切られ、精神的にも肉体的にも限界を感じていると言っても過言ではないでしょう。
その中で私たちデブは、人に楽しさ、リラックス、思いやりなどの癒やしを与える存在になれると私は思っています。
決して今世の中で起こっているこの状況を肯定をするつもりはありませんが、逃げられない現実であれば、せめて私たちが少しでも国民に癒やしを与える存在になろうではありませんか!
◆前向きなポジデブになる!
これぞ「ピンチをチャンスに変える!」、みんなが少しでも笑顔になれる日本にするチャンスかもしれませんよ。
そのために私を含め、全国のデブ諸氏においては、「意識高めのデブ」、そして前向きなデブ「ポジデブ」になるためのデブ磨きに精進していこうではありませんか。
いつかこの暗いトンネルを抜けたとき、必ずや「輝くデブ」になることを信じて!
―[モテるデブには理由がある]―
【倉科典仁】
渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はウェブマガジン『Mr.babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を毎日配信中。2019年9月よりデブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.babe BIG MAN’s LABO」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中(Twitterアカウント:@nori09140914)