中居正広の嘆き再び!?“脱ステロイド謝罪”だけじゃない!“打ち切り危機”日テレ『仰天ニュース』の「リーマンショック&『イッテQ』」問題!!

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「今回の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)の件は、また中居正広さん(49)の嘆きの種になってしまうかもしれませんね……」

 こう話すのは、ワイドショー関係者。2001年4月から20年にわたって放送されている中居と笑福亭鶴瓶(69)がMCを務めている『仰天ニュース』について、9月7日放送回の内容を巡って騒動が起きているのだ。

「番組では9月7日の放送で『取り戻したきれいな肌の真実』と題して、20代の女性がステロイドを塗っても症状がぶり返すのに嫌気がさし、ステロイドの使用をやめたことで肌荒れを克服したとする体験談を、再現ドラマを交えて紹介しました。

 この内容が波紋を呼び、放送後には、“令和でも不正確な医療情報を流す番組が有るのは残念です”“この令和の時代に脱ステロイドをいい話のように公共の電波で流す科学リテラシーのなさが一番の世界仰天ニュースだわ”など、放送内容へ批判がネットに多数上がる事態となってしまいました」(WEB編集者)

 これを受けて番組公式サイトやツイッターアカウントでは9月10日、「肌荒れを克服した女性の体験談の中で、ステロイド薬の使用を中止したエピソードに触れましたが、患者が自らの判断で薬の使用を中止すると症状が悪化することがあります。治療については、医師の指導に従ってください」との文言を掲載した。

 しかし、それでは止まらず、9月14日、日本皮膚科学会、日本アレルギー学会、日本臨床皮膚科医会、日本皮膚免疫アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会、日本アレルギー友の会が、組織トップの連名で、「科学的に明らかに根拠のない内容もあり、患者さんへの悪影響が懸念されます」などとして抗議文を日テレに提出したことを、それぞれの公式サイトで発表した。

■90年代にもあった脱ステロイド報道問題

 そうしたことを受けて、『仰天ニュース』の公式サイトでは、9月14日までに「9月7日の放送で、肌荒れを克服した女性の体験談をお伝えしました。番組内容で、治療中の多くの患者の皆様とそのご家族、携わる医師の方にご心配及びご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と赤く大きな文字で記した謝罪文を掲載。

 また、14日の放送回では終盤に番組アシスタントの杉原凜アナウンサー(24)が登場し、謝罪。日本皮膚科学会などから抗議を受けたことを伝え、正しいステロイド治療を呼びかけた。

「謝罪が行なわれたものの、SNSなどを中心に批判の声が殺到して、番組は大炎上状態となってしまいましたよね。

 今回7団体の公式サイトで掲載された抗議文提出の報告の文章の中には、“1990年代に始まったステロイド外用薬に関する誤解や誤った報道により、『脱ステロイド』と呼ばれる不適切な治療が横行し、多くの患者さんが不利益を被った歴史があります”との一文が見られます。

 1992年7月に久米宏さん(77)がキャスターを務めていた『ニュースステーション』(テレビ朝日系)で、『魔法の薬 ステロイド剤の落とし穴』というステロイドに対する否定的な特集が組まれ、これを契機に、抗議文提出の報告にもあった“ステロイド外用薬に関する誤解や誤った報道”が広まってしまったと言われています。

 つまり、過去にテレビ番組が原因の脱ステロイドの問題が発生しているにもかかわらず、『仰天ニュース』は再びやらかしてしまったということなんです。こればかりは、番組の危機管理意識が低いとしか言いようがないですね」(民放キー局関係者)

■コロナの影響もやらかしの引き金に?

 今回の『仰天ニュース』の騒動が起きてしまった背景には、ある問題もあるという。

「『仰天ニュース』では、海外で起きた事件などを紹介して、その当事者がどうなったかを海外までスタッフが直接取材に行くケースもあります。最近では、6月1日放送回に、アメリカにいる警察の介入が難しい場所に連れ去られた子どもの奪還を引き受けている非営利団体『プロジェクト・チャイルド・セーブ』の代表のもとを、番組スタッフが訪れていました。

 ただ、最近ではコロナの影響で、こうした海外での取材が難しくなっています。同じ日本テレビの番組でも、『世界の果てまでイッテQ!』や、9月末で終了する『アナザースカイ』が以前のように海外には行けなくなってしまって国内の企画を中心に放送していますが、『仰天ニュース』も同じく国内で起きた出来事を中心に取り上げざるを得なくなってしまいました。

 そこで、海外映像に負けないような刺激的なものを求めると、どうしても『仰天チェンジコンテスト』に代表されるダイエット企画や、病気の話に偏ってしまうということですね」(制作会社関係者)

 健康に関する番組では、2007年1月に『発掘! あるある大事典II』(関西テレビ制作、フジテレビ系)が、納豆を食べるとダイエット効果があるとの内容を放送したが、実験データやアメリカの大学教授のコメントのねつ造などが判明。大問題に発展し、番組がすぐに打ち切りになったことはあまりにも有名だ。

「ダイエットや病気の話は非常にデリケートで、一歩間違えると今回の問題のようになってしまいかねない。『あるある大事典』のケースはあってはならない制作方法で言語道断ですが、あんなことはないとしても、トラブルが起きるリスクの高いテーマと言えるでしょうね」(前同)

■CM問題に続く打ち切り問題勃発!?

 そんな『仰天ニュース』にはまた別の問題もあるという。

「日テレだけではないですが、同局ではここ数年のテレビ不況に加えて、コロナ禍以降、広告出稿が激減していて、制作費の削減に着手しています。そこで目を付けられているのが2008年以前にスタートした番組です。

 2008年以降に立ち上がった番組は、2008年9月に起きたリーマンショックの影響で制作費の大幅見直しがあり、以前よりかなりダウンサイジングされています。しかし、見直し前に始まっている番組の制作費は非常に高く、見直し後の番組と比較したら、倍近い差があるといいます。2001年4月から続いている長寿番組の『仰天ニュース』も、制作費が高い番組に当てはまりますね。

 かねてから高い制作費が問題になっている上に、売りである海外が舞台の話も取り上げることができない。それに加えて今回のような事故が起きるようなら、打ち切り候補に入ってもおかしくはない、と聞こえてきますね」(前出の制作会社関係者)

『仰天ニュース』がなくなってしまうと、MCの中居にとってもダメージは大きい。

「中居さんはかねてからCMがないとの悩みを持っているようで、2月11日放送の『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)で“4年になるよ。なんだよ4年ゼロって”とCMがしばらくないことを嘆く場面がありました。

 中居さんほどのスタータレントにCMが1本もないのは確かに驚きですが、もし20年も続けてきた『仰天ニュース』がなくなるということがあれば、中居さんのゴールデンでのレギュラーがいよいよ『金スマ』(TBS系)だけになってしまいます。当然、収入減にもつながってくる。今や個人事務所の代表の立場にある中居さんは、『仰天ニュース』にはなんとか踏みとどまってほしいと切実に思っているのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

 20年続く長寿番組で、中居が嘆くようなことが起きなければ良いのだが……。

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  • 9/16 7:55
  • 日刊大衆

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