菅田将暉主演『CUBE』主題歌は星野源「爆音で聴いてください」

菅田将暉主演『CUBE 一度入ったら、最後』の主題歌が、星野源による書き下ろし新曲『CUBE』に決定した。さらにその主題歌が入った最新予告映像&死のトラップに直面した菅田将暉演じる後藤裕一が必死に生き延びようとする姿を映した場面写真も解禁となった。

1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』。密室ものの先駆けとして、世界中でカルト的人気を誇るこの作品が、日本を代表する実力派俳優陣により、ヴィンチェンゾ・ナタリ初の公認リメイクとして10月22日(金)から全国公開する。主演の菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と日本屈指の名優たちが勢揃い!謎の立方体「CUBE」を舞台に全世界を巻き込む2021年一番“ヤバい”劇薬系密室エンタテインメントに注目だ。

スリラーとしての面白さや設定の過激さはもちろんのこと、この映画で根底に描かれているテーマは「人間の生きざま」そのもの。制作陣は「誰も経験したことのない『CUBE』という場所を、観客に2時間経験してもらったあとに聞く音楽とは一体どういうものなのか」と考えた時に、多彩な音の引き出しとアイデアに溢れている星野さんであれば、この映画のエンドロールで新たな広がりを与えられるのではないかと思い、主題歌をオファーし、その思いを受けた星野サイドも快諾。映画への新作書き下ろしは2018年の『ドラえもん』以来3年ぶりとなる。

タイトルは『Cube』。「未来閉ざした もう終わりさ すべてに希望が見えない 振られた賽の中 閉じ込められた」という歌詞で始まり、突然謎の立方体に閉じ込められた男女6人の情景が浮かぶ、本編に寄り添った曲となっている。曲を完成させた星野は「オファーを頂き、カナダのオリジナル版と完成したばかりの日本リメイク版の『CUBE』を観ていると、その猟奇的な内容にこれまでになかったような新しい自分の音楽が作れる予感がしました。楽曲制作に入り、己と映画から受け取ったテーマをぶつけてみると、怒りにも似た爆発するようなエネルギーが生まれていき、それを音と言葉に封じ込めました。ぜひ、わーきゃー叫びながら、爆音で聴いてください」とコメント。

そして主演の菅田将暉は、主題歌入りの本編を鑑賞し、「圧倒的絶望の中にいて、希望を探す。希望を探すと愚かな自分に出会い見つかりかけた希望が自分のせいでまた失ってしまう。そんなCUBEという映画が最後星野さんの音楽によってその悲しみや後ろめたさは残したまま希望を持って前に進める作品になる気がしました」とコメント。また清水康彦監督も、「我々がCUBEで最も伝えたいことを、星野さんに描いていただけたように感じました」と絶賛を寄せた。

サビの「運命の河流れ いま抗え 気付かず生き惚けた 過去をみな 紡ぎ縄に変えて 出口に繋ぐまで」という歌詞は、まさに本作の根底にあるテーマである、何があっても「生き抜く」というコンセプトと、その途中でもがき続け、闘い続ける人間の姿、そして人間の持つ無限の可能性を表現しており、本編を鑑賞した観客へ新たな希望を与えるものとなっている。

そんな星野の主題歌も入った最新の予告編が解禁!登場人物の絶望の叫びで予告編が幕を開けると、そこから星野の主題歌がかかり、それと同時に謎の立方体=CUBEに閉じ込められた6人の姿が次々と映し出される。名前や年齢、職業と共に発せられる言葉からこの6人はどんな人間なのか、新たにお披露目となったシーンと共に、より想像を膨らませるような映像になっている。そして「劇薬系密室エンタテインメント開幕」の文字と共に主題歌のサビがかかり、映像のボルテージも一気に急上昇。レーザートラップを始め映像初出しのトラップが映し出されたかと思えば、次の瞬間にはお互いに怒りの感情を爆発させ、そして泣き叫ぶ6人の姿が・・・目的も正体も不明のCUBEの中で一体何が起きているのか?謎の暗号が意味するものとは?彼らは生きてCUBEを出られるのか?謎は深まるばかり、でも何度でも繰り返し見たくなる、依存性MAXの“超強力劇薬予告編”となっている。

公開まであと1か月。情報が出るたびに、ますます謎は深まる。

でもますます盛り上がる『CUBE 一度入ったら、最後』に期待が高まる。

<星野源 コメント>

オファーを頂き、カナダのオリジナル版と完成したばかりの日本リメイク版の『CUBE』を観ていると、その猟奇的な内容にこれまでになかったような新しい自分の音楽が作れる予感がしました。楽曲制作に入り、己と映画から受け取ったテーマをぶつけてみると、怒りにも似た爆発するようなエネルギーが生まれていき、それを音と言葉に封じ込めました。ぜひ、わーきゃー叫びながら、爆音で聴いてください。

<菅田将暉 コメント>

圧倒的絶望の中にいて、希望を探す

希望を探すと愚かな自分に出会い

見つかりかけた希望が

自分のせいでまた失ってしまう

そんなCUBEという映画が最後星野さんの音楽によってその悲しみや後ろめたさは残したまま希望を持って前に進める作品になる気がしました

映画館から生活に戻っていく中で

これはとても大切なことだと思います

悲しみだけで終わらせない星野さんの音楽に頭が上がりません

今とても大事なことだと思います

是非お楽しみに

<清水康彦監督 コメント>

CUBEは、自分自身と向き合う空間。登場する人物たちは、向き合いたくない自分と向き合うことになります。まさに絶望。しかし、その先にあるものが絶望だけではないのだという、我々がCUBEで最も伝えたいことを、星野さんに描いていただけたように感じました。そして、映画を最後まで見てくれたお客さんを讃える歌でもある。星野さん、CUBEを締めくくるにふさわしい楽曲をありがとうございます。

<制作陣 コメント>

多彩な音の引き出しとアイディアに溢れている星野さんならば、映画の最後に、また新たな広がりを与えていただけるのではないかと感じ、この難題に挑んでいただきました。自由な発想で、今までなかった世界観で作っていただいた主題歌「Cube」は、まさに「人間の持つ無限の可能性」ということを形にしたような、思いがけない展開に溢れていて、エモーショナルかつダイナミックに脳内を駆け抜けていくような作品でした。心から感謝しています。

【ストーリー】

目が覚めるとそこは謎の立方体=CUBEの中だった―。

突然閉じ込められた男女6人。エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員。彼らには何の接点もつながりもない。理由もわからないまま、脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と。仕掛けられた暗号を解明しなくては、そこから抜け出すことは絶対にできない。体力と精神力の限界、極度の緊張と不安、そして徐々に表れていく人間の本性…。恐怖と不信感の中、終わりが見えない道のりを、それでも「生きる」ためにひたすら進んでいく。果たして彼らは無事に脱出することはできるのか?! 

■映画『CUBE ⼀度⼊ったら、最後』

2021年10月22日(金)全国ロードショー

原作:ヴィンチェンゾ・ナタリ「CUBE」             

主演:菅田将暉

出演:杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎

監督:清水康彦

配給:松竹株式会社

(C)2021「CUBE」製作委員会 

2021/9/15 7:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます