加藤一二三・九段 矢継ぎ早の棋譜再現指令に伊藤利尋アナ、坂上忍フラフラ

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 フジテレビ系「バイキングMORE」が14日、藤井聡太二冠(19)が13日に行われた将棋の叡王戦5番勝負の第5局で豊島将之叡王(31)に111手で勝利。3勝2敗で初獲得し19歳1カ月の最年少で三冠になったと報じ、加藤一二三・九段(81)がスタジオで生解説。棋譜の再現や投了後の戦法などを鮮やかに披露し、MCの坂上忍らを驚かせた。

 2017年6月に現役を引退した加藤九段は「まず三冠達成は本当に快挙でおめでたい」と喜び、勝負に関しては「豊島さんが8四銀を引かされた局面がある。あれはプロならば8四銀と引く勝負にするのはまずい。8四銀と引くと、はっきり言って勝てません。勝てないということはプロならわかってるはずなのに、ちょっと、どこかさえなかったですね」と、豊島叡王の68手目を指摘。

 さらに、勝負の決め手を藤井二冠の103手目、9七桂だったとし、そこから伊藤利尋アナウンサーに指示して豊島叡王投了までの棋譜を再現。「これで豊島竜王は投了に達しました」としたが、「これはちょっと説明がいります」と、投了後も戦いを続けられたとし、矢継ぎ早の指令を続行。フラフラになった伊藤アナに変わり、坂上が後を受けた。

 「6一銀の後は、指すならば8二玉で寄ります。7一角成り…」と続け、「これで詰んでます。ということは、負けましたと言ってからでも指せば、かれこれ10手ぐらいかかります」と研究の成果を披露した。

 坂上もグッタリしながら「これね、僕何にビックリしたかというと、一二三さん御年81歳で全部覚えてるんですよ」と感嘆。加藤九段は「これはね、僕もすごい名局だったから、昨日朝の9時からずーっと終日研究した。これ名局ですよ、いい将棋でね」と涼しい顔だった。

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  • 9/14 13:24
  • デイリースポーツ

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