負傷明けのイブラが復帰戦でゴール! ミラン、ラツィオ下して開幕3連勝

 セリエA第3節が12日に行われ、ミランとラツィオが対戦した。

 試合は4分、ミランが中央でフリーキックを獲得すると、キッカーのサンドロ・トナーリは左に開いたラファエル・レオンに展開。レオンがクロスを上げると、ゴール前に上がっていたフィカヨ・トモリが頭で合わせる。しかしボールは枠の上に飛ぶ。

 ラツィオは17分、エルセイド・ヒサイが左サイドからゴール前にクロスを供給。このクロスに対して、前線に上がったセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチが頭で合わせるが、GKマイク・メニャンが正面でキャッチ。

 試合が動いたのは前半終了間際の45分。レオンが中央で縦にボールを持ち上がると、エリア右のアンテ・レビッチにパス。レビッチがワンタッチでレオンに返すと、レオンはシュートを放ちゴール左に流し込んだ。ミランが待望の先制点を奪う。

 さらにミランは45+4分、フランク・ケシエがエリア内でチーロ・インモービレに倒され、PKが与えられる。しかし、PKのキッカーを務めたケシエのシュートはクロスバーに弾かれ、絶好のチャンスを活かせない。

 60分、ミランはレオンを下げてズラタン・イブラヒモヴィッチを投入。5月に行われたユヴェントス戦で負傷していたイブラヒモヴィッチが復帰を果たし、今シーズン初出場を果たした。

 するとミランは66分、右サイドのレビッチがスルーパスを受け取ると、レビッチはペナルティエリア左に侵入してグラウンダーで折り返す。相手DFの背後に位置取っていたイブラヒモヴィッチは冷静に押し込みゴール。イブラヒモヴィッチが復帰戦でいきなり得点を挙げ、ミランは追加点を奪う。

 このまま試合は終了すると、試合後にラツィオのマウリツィオ・サッリ監督にレッドカードが提示。ミランが2-0でラツィオに勝利して3連勝を飾り、ラツィオの開幕連勝は「2」でストップした。

 ミランは15日にチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節でリヴァプールとアウェイで対戦し、19日にセリエA第4節でユヴェントスとアウェイで対戦。一方、ラツィオは16日にCLのグループステージ第1節でガラタサライと対戦し、19日にセリエA第4節でカリアリと対戦する。

【スコア】

ミラン 2-0 ラツィオ

【得点者】

1-0 45分 ラファエル・レオン(ミラン)

2-0 66分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(ミラン)

2021/9/13 3:00

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