【広島vs横浜FMプレビュー】広島は4度目の正直で白星をつかめるか…仕切り直しの一戦をものにしたい横浜FM

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■サンフレッチェ広島 各ポジションでトラブルが発生。指揮官の選択や如何に





【プラス材料】
 前節のヴィッセル神戸戦はストッパーのDF佐々木翔、DF野上結貴、DF住吉ジェラニレショーンをケガで欠く中で、センターバック未経験のMF東俊希を起用せざるを得ないほど厳しい状況だったが、チーム全体の意識が高く、タレント軍団の神戸にほとんどチャンスを与えなかった。

 MFハイネルが退場して10人になった後、東が直接FKを決めて先制。最終的に1-1の引き分けに終わったものの、ストッパー陣だけでなく、FWジュニオール・サントスやMF森島司らアタッカー陣もケガで欠き、さらに10人になった状況下で奪った勝ち点1の価値は非常に大きい。

 横浜F・マリノス戦に向けて、野上は復帰できそうな機運で、J・サントスのケガも幸いにして軽傷の見込み。戦力は少し整ってきそうな気配がある。

【マイナス材料】
 代表戦から戻った佐々木だが、コンディション次第ではスタートから出られない可能性もある。また、森島はまだ別メニュー調整が続いており、試合に出ることは難しい。J・サントスにしても軽傷だったとはいえ、コンディションが試合までに戻るかは未知数だ。

 そして、ボランチを務めているMFハイネルが出場停止。このポジションには若手のMF土肥航大やMF松本泰志がいて、能力の高さを大分トリニータ戦や神戸戦で証明してくれてはいるが、今節の相手は横浜FM。J1で最も破壊力のある攻撃陣と対峙するには経験のところで不安がある。

 神戸戦ほどではないが、戦力のところで厳しい状況が続いている。指揮官も難しいマネジメントが求められることになるだろう。

文:紫熊倶楽部 中野和也

■横浜F・マリノス 好調の攻撃陣に死角なしも、守備陣に一抹の不安が残る





【プラス材料】
 ここまでリーグトップの総得点「60」を叩き出し、首位の川崎フロンターレまで勝ち点4差の2位につけている。3位以下を大きく引き離す現在地はチームの好調ぶりを示すこれ以上ない材料で、残り11試合で逆転優勝を目指す。

 好調の攻撃陣を牽引しているのがFW前田大然で、ここまでリーグ2位タイとなる14得点を記録。持ち前のスプリント能力だけでなく、ゴール前での決定力にも磨きがかかっている。さらに攻撃を彩るブラジル人トリオも絶好調。ストライカーのFWレオ・セアラが8得点、トップ下として攻撃のタクトを振るうFWマルコス・ジュニオールが7得点、右ウイングでチャンスメイクでも貢献するFWエウベルが5得点と、3選手で合計20得点の大暴れだ。

 自慢のアタッカー陣が横浜F・マリノスに仕切り直しの白星をもたらす。

【マイナス材料】
 サンフレッチェ広島との前回対戦は3月7日の第2節で、当時は3-3の引き分けに終わっている。リードを許す苦しい展開の中、前田の2ゴールなどで同点に追いついたが、終始苦戦を強いられて勝ちきれなかった。

 やや不気味な相手との対戦を迎える状況で、中心選手の負傷離脱というアクシデントに襲われた。前節の鹿島アントラーズ戦で負傷交代したDF畠中槙之輔が左ハムストリング付着部損傷(全治6カ月の見込み)と診断されている。GK含めて今季ここまでチームトップのプレータイムを記録していた中心選手で、DFチアゴ・マルチンスとともに守備を支えていただけに、今季中の復帰が絶望となる離脱は大きな痛手だ。

 代役を務めるであろうDF岩田智輝はユーティリティ性の高い選手だが、横浜FMが大きな不安材料を抱えていることは間違いない。

文:totoONE編集部

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