崎山つばさ、初心貫徹の影に熱狂的ファンの存在「僕に代わってエゴサーチ」それは母

拡大画像を見る

主演映画がシリーズ化されるのは人気の証。その待望の新シリーズ『クロガラス3』(公開中)と『クロガラス0』(9月17日公開)の宣伝活動のためのインタビュー取材稼働では、20社を超える媒体からの申し込みがあったという。エンタメ業界が停滞する中で、変わらず走り続ける俳優・崎山つばさのポジションは不動。ミュージシャンとしても今年行われたワンマンライブを成功させるなど、堅調な活躍ぶり。ぶっちゃけたところ、崎山はこの恵まれた状況をどのように捉えているのだろうか?思い切って聞いてみた。


「いやいや、逆にどうですか!?と聞きたいです!」とマスク越しに相好を崩す崎山は「というのも、僕としては人気があるとかないとかは意識しないようにしているからです。それはいつまでたっても“自分は自分だ”と変わらないでいたいからです。今年は事務所移籍という身辺的な変化もありましたが、感謝を感じる時間は変わりません。人との出会い、作品との出会い、役柄との出会い。ご縁と感謝が積み重ねられることで僕という人間が形作られていくわけですから、まだまだ道半ばです」と謙遜する。

活躍の幅が広がっても初心を見失わないのは、一人の熱狂的ファンの存在が大きい。「特に母親は逐一僕の活動をチェックしてくれています。母はSNSでのファンの方々のコメントもすべて読んでいて、どんなコメントがあったのかをLINEで報告してくれます。僕に代わってエゴサーチ(笑)。実家は僕関連のポスターやグッズだらけ。親が僕の活動によって喜んでくれているのであれば、それも一つの親孝行かなと」と嬉しそうだ。


金と欲望が渦巻く新宿歌舞伎町を舞台にしたアクションエンターテインメント映画『クロガラス1』『クロガラス2』は2019年に2作連続で劇場公開され、ロングランヒットを記録。その続編となる『クロガラス3』では、勢力を拡大する真柴理玖(渡部秀)率いる「ホワイトナイト」と「クロガラス」の解決屋VS解決屋の抗争を描く。『クロガラス0』では、解決屋「クロガラス」の誕生と神崎黒斗(崎山)の隠された過去が明らかになる。

念願のシリーズ化に崎山は「映画を撮ることがなかなか難しいコロナ禍にあってシリーズ化されて、かつそれを待っていてくれるファンの方々もいるのはとてもありがたいことです。『クロガラス』の強みは、オリジナルストーリーであること。物語を無限に広げることができるので、足腰立たなくなるまで続けたい。『クロガラス32』まで長寿化させるのが夢です」と裏社会版『男はつらいよ』を目指す。

相棒・悠哉役の植田圭輔については「植ちゃんは同い年だけれど頼りになる存在。ムードメーカーとして現場の士気を高めてくれる。出会ったときから色々な舞台に出演していて、いまだ仰ぎ見るような存在です。常に色々な仕事をしているタフな人で、時々『植ちゃんって3人いるの!?』と思うときすらあります。関東に一人、関西に一人、緊急用に一人」とリスペクトの念は変わらず。


普段の崎山と違って、前髪を後ろに流した神崎黒斗ならではの髪型もクールだと好評。「普段とは違う髪型ですが、自分としても違和感はありません。前髪をセットすると神崎黒斗というキャラクターに入れるというか。でも富士額を見られるのは恥ずかしい。“この人、富士額じゃん!”と思われながら映画を観られるのはちょっと困ります…」とある意味での見どころに!?

前作撮影時には、黒ずくめの風貌ゆえに歌舞伎町の悪質キャッチに見間違われるというハプニングもあった。『クロガラス0』では警察官の制服姿を披露しているが「撮影以外では本物の警察官に見間違われないよう、常に撮影スタッフと行動を共にしていました。普段から外国の方に道を尋ねられることが多いので、撮影時に『オマワリサ~ン!』と道を聞かれないように」と対策をしっかり練って撮影に臨んだようだ。

崎山は神社好きが高じて、2018年に「神社検定(神道文化検定)」参級を取得するほどの自称スピリチュアル俳優。「神社とは、自分の気持ちをフラットにしてくれる大切な場所」と畏敬の念を抱きながら「ファンの方々には“ヒットしてください!”と神社で参拝した後に映画を観てもらえたら嬉しいかもしれません」と笑いつつ、神様にも『クロガラス』長寿シリーズ化を祈願している。


取材・文:石井隼人

撮影:友野雄(Yu Tomono)


関連リンク

  • 9/10 19:00
  • dwango.jp news

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます