「NHK紅白歌合戦」で“消滅危機”が囁かれる出場者とは?

 年末の風物詩「NHK紅白歌合戦」の話題が音楽業界で早くもにぎわせている。出場者はNHKから毎年秋に発表されることから、多忙な年末のスケジュールを預かる芸能プロダクション幹部やマネージャーが気をもんで動向を注視している。そんななか業界内で注目されているのが『ジャニーズ枠』 の問題だ。これまで所属タレントのドラマ出演、拘束時間が長い司会を受けるかわりのバーターで優遇されてきたがジャニーズパワーが低下していることでこの枠が消滅危機に陥っているという。

「NHKに対して事務所関係者が足しげく通い営業をかけているようですが、今年は『嵐』の出場もなくなりバーターを持ちかける目玉もいません。2012年以降、5組以上を送り込んできましたが、2021年は4組の出場にとどまる可能性が出てきています」( 音楽関係者)

 昨年は「King & Prince」「Hey! Say! JUMP」「SixTONES」「Kis-My-Ft2」「 Snow Man」「嵐」「関ジャニ∞」の7組選ばれ、2019年は「King & Prince」「Kis-My-Ft2」「嵐」「Hey! Say! JUMP」「関ジャニ∞」の5組が出場。2018年は「Sexy Zone」など5組が歌った。

「ジャニーズパワーが落ちていることで事務所サイドへ配慮する必要がなくなってきました。そのため元ジャニーズの稲垣吾郎、 草彅剛、香取慎吾による『新しい地図』の出演もとりざたされています。『新しい地図』 はパラリンピックにたずさわり出場への理由付けや説明も十分できます。 元ジャニーズが現役ジャニーズの枠を食う現象が見られるかもしれません」(前出の同)

 どのグループが華やかな「紅白」のステージに立つのか。 業界関係者もファンもかたずをのんで見守っている。

2021/9/9 8:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます