店で『大人買い』をした客 「迷惑かも」と心配し、レジに向かうと…?
刺繍作家として活動する、ありま(@arimama_umauma)さんは、手芸用品店で最高の大人買いをしました。
大量に購入したのは、刺繍糸!色とりどりの刺繍糸を買い物カゴに入れると、なんと全部で142本になったといいます。
作品制作に欠かせない道具であり、見ているだけでウキウキする刺繍糸は、総額が1万円を超える量に。
しかし、レジで会計を依頼する際、ありまさんはハッとしたのです。「この量を店員に1つずつレジ打ちしてもらわなきゃいけない…!」と。
申し訳ない気持ちで、レジの店員に声をかけたありまさん。すると、店員は予想外の反応を見せてくれたのです!
刺繍糸を大人買いした 1/2 pic.twitter.com/avQQJzeVII
— ありま 刺繍作家・イラストレーター (@arimama_umauma) September 6, 2021
刺繍糸を一つひとつレジ打ちするのは、手間のかかる作業。そのため、ありまさんは「店員に迷惑をかけてしまうかも」と心配をしていました。
しかし、店員たちはカゴいっぱいに入った刺繡糸を見ると、目を輝かせてこういったのです。
「すごーい!」「何を作るんですか?」「夢のようだわー!」
きっと、手芸用品店で働く店員として、刺繍糸の大人買いを前に胸が弾んだのでしょう。
迷惑そうなそぶりを見せるどころか、嬉しそうに接してくれた店員たちの姿を見て、ありまさんはさらに幸せな気持ちになれたといいます。
漫画を通して、さらに多くの人を幸せな気持ちにしてくれた、温かいエピソード。
これらの刺繍糸はありまさんの手によって素敵な作品になり、再び多くの人を幸せにしてくれることでしょう!
[文・構成/grape編集部]
この記事のみんなのコメント
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ダンディ髭麻呂☆
9/21 12:46
量が多すぎると思い、気を使った本人。それに対して明るく素直に感動を表現した店員さん。普段とはちょっとだけ違った出来事に感動したわけです。毎日使っている電車バスでも、曲がり角に紫陽花が咲いていたとか…ほんのちょっとした出来事にも感動はあるのです。『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』と正岡子規は唄いました。柿を食べていたら法隆寺の鐘が聞こえてきた。ってだけですが、想像するだけで素敵な気持ちにならないですか?
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9/19 17:33
そうしたら毎日使ってる電車バス、いつも定刻どおりに運航している事とかにも感動しろよ。運転手、当たり前の仕事をしてるだけだが。
ダンディ髭麻呂☆
9/19 10:54
単純にいえば、単に物を買っただけ。ただ、その量が少し多かっただけです。でも、これもひとつの感動です。そして、その感動を表現することによって、お互いが気持ちよくなるのです。感謝の伝わり方も倍増するわけです。こういった感動を持たないと、情緒も不安定になり、社会そのものが崩れていってしまいますよ。