いよいよ12日に「Yogibo WEリーグ」開幕…各監督・キャプテンが意気込みを示す

 6日、「Yogibo WEリーグ」の開幕記者会見が行われた。

 日本初の女子プロサッカーリーグとして、いよいよWEリーグ初年度となる2021-22シーズンが今月12日に一斉開幕する。今回の会見の模様は公式YouTubeチャンネルでライブ配信され、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグチェア岡島喜久子氏、事務局長・江川純子氏が登壇。そして中継で登場したWEリーグ所属11クラブの各監督とキャプテンは、開幕節の勝利あるいはリーグ初代となるタイトル獲得へ意気込みを示した。

 最も早い10時のキックオフで大宮アルディージャVENTUSとホームで対戦するINAC神戸レオネッサの星川敬監督は「自分たちが名誉ある開幕戦を務めさせていただくので、皆さんの関心に留まるようなサッカーをしたいと思います」とコメント。キャプテンのMF中島依美は「WEリーグ全体でも第1試合目になるので、すごく楽しみです」と語るとともに、「一人でも多くの方にWEリーグに興味を持ってもらいたいですし、会場にも来てもらいたいので、私たちは一戦一戦結果にこだわって全力で戦い続けたいと思います」とリーグ全体の思いを口にした。

 第1節の注目カードは、昨シーズンの皇后杯を制した日テレ・東京ヴェルディベレーザとなでしこリーグ女王・三菱重工浦和レッズレディースが激突する一戦。観戦チケットが完売した同カードについて、日テレ・ベレーザの竹本一彦監督は「まずドラマティックで『女子サッカーがここまでやれるぞ』という、これからの期待を担うゲームを浦和さんとしたいと思います」と語り、一方浦和の楠瀬直木監督も「WEリーグを代表するような良い試合になったらなと。そして見にきた方がまた見たいと思えるような試合展開ができたらいいなと思います。もちろん、勝利を目指しています」とコメントした。

「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」という理念のもと開幕を迎えるWEリーグは、ホーム&アウェイ方式による総当たりのリーグ戦で全110試合が開催予定。2021-22シーズンの最終節にあたる第22節は、現時点で来年の5月21日(土)または22日(日)に行われる予定となっている。

 第1節の対戦カードは以下の通り。 

▼9月12日(日)

INAC神戸レオネッサ vs 大宮アルディージャVENTUS

マイナビ仙台レディース vs ノジマステラ神奈川相模原

アルビレックス新潟レディース vs AC長野パルセイロ・レディース

ちふれASエルフェン埼玉 vs サンフレッチェ広島レジーナ

日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs 三菱重工浦和レッズレディース

▼理念推進日 ※

ジェフユナイテッド千葉・千葉レディース

※WEリーグの理念を体現するために、各クラブがアクションを起こす日。

2021/9/6 21:47

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます