追加招集のオナイウ、得点が期待されるもあくまで冷静「気負わず自分らしさを出せたら」

 6日、日本代表FWオナイウ阿道(トゥールーズ)がオンラインでの取材に応じた。

 MF南野拓実(リヴァプール)の代表離脱を受けて追加招集となったオナイウは「そんなに気負いはせず、変な言い方をすると僕がスーパースターで来ているわけではないし、僕自身はクラブで試合に出ながらいつ呼ばれてもいい準備ができていたと思います」と語り、続けて「日本としては初戦負けてしまって難しい状況。(中国戦は)僕1人でどうにかなると思っていないし、絶対に勝たせられるというわけでもないので、まずはチームとして絶対に勝つということを意識しながらやれるように、そこに貢献できるようにという思いで来ました」とコメント。

 日本代表の「10番」を背負うことについては「もちろん特別な番号だとも思いますし、どんな形でもそれを着けて試合に挑めることはとても光栄なことだと思います。ただ、やっぱり気負う必要はないと思いますし、今まで自分がやってきたことが結果やチームの勝利につながると思うので、そのスタンスは変えずに自分らしさを出せたらと思います」と胸の内を明かした。

 7月に加入したにも関わらず、すでにチームへ馴染みフランス2部で2試合連続ゴール中のオナイウは、海外での日々について問われると「最初の数試合では難しいシーンもありましたが、徐々に自分の特長や得点を見せられるようになってきましたし、チームとしても勝っているので個人としても良い方向に向いていると思います。コミュニケーションの部分でも、なるべくフランス語と英語を交えながら積極的にやる意識でいるので、言葉の問題は気にせず自分らしさを出しながらやりたいと思います」と語った。

 得点が期待される8日の中国戦に向けては「前回の試合も見ていましたが、ゴール前に行くシーンがなかなかなかったと思いますし、前線の選手をサポートして人数をかけて攻撃するシーンを増やし、チャンスを増やしていければいいかなと思います」「僕自身は最終予選が初めてなので、ある意味新鮮な気持ちで戦えると思います。試合に使ってもらった時に結果を出せるよう常に準備して、それがチームのためになると思いますし、個人としての成長にもつながると思います。この経験を無駄にしないよう、良い準備をしたいと思います」と語っている。

2021/9/6 19:12

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