ダイソーのコーンピーラーで、とうもろこしの粒をポロポロはがせるか?本音レビュー
甘くてみずみずしくて、とても美味しい。だけど、人前で食べるにはほんの少し躊躇してしまう今(6~9月)が旬の夏野菜はなんでしょう? 正解は……、“とうもろこし”です。
できることならガブッとかぶりついて、その粒を口のなかいっぱいに頬張りたい! でも、そのときの顔といったらなかなかワイルドなことになってしまうし、汁がしたたり落ちるし、粒が歯に挟まるしで、どこか遠慮がちにカジカジとしてしまうのは筆者だけではないでしょう。だからといって、ひとりで食べるときにも粒の根元が残ってしまったり、余すところなく食べるのって意外と難しいですよね。
どうにかして、とうもろこしをキレイに食べる方法はないのでしょうか。
◆持ち手が可愛い!ダイソーの「コーンピーラー」
かぶりつくとワイルド顔になるからと、一粒ずつ手でもぎ取るのもひと苦労。包丁で削ぐのはどうかと思ったのですが、ガタガタになってしまう……。
とうもろこしをキレイに食べるのって、割と難しいですよね。
そこで、100円ショップ・ダイソーで見つけた「コーンピーラー(110円/税込)」を試しに使ってみました。
一般的なピーラーは刃が真っすぐなのに対して、「コーンピーラー」はとうもろこしのカーブに合わせた半円形をしています。
そして、持ち手は太めで握りやすく、手のひらに程よくフィット。安定して使うことができそうです。さりげなくとうもろこし柄になっているところもまた可愛いではないですか。
それでは、早速使ってみましょう。
◆使い勝手はどう? とうもろこしを削ってみた
まずは、とうもろこしを用意しましょう。
個人的には、茹でるよりも水っぽくならず、甘味がしっかりと感じられるからレンチン派。ここでは、皮つきのとうもろこしを使っていきます。
根元から2cmくらいのところでカットしたら、皮がついたままの状態で500Wの電子レンジで5分加熱します。
触れるくらいに冷めたら、皮をむきます。
ここで、「コーンピーラー」の出番。
◆下に引くだけなのに思いのほか難しい
刃をとうもろこしの粒の根元に引っかけて、下に引くだけ。
なのですが、これが思いのほか難しい……。
とうもろこしにしっかりと熱が通っていないと、硬くてうまく取れません。なので、追加で30秒加熱。※熱の通り具合で、加熱時間を変えてみてください。
それと、粒の根元にうまく引っかけないと、表面だけしか削げません。実が半分くらい残った状態になるので、ふたたびピーラーを使っていきます。
ですが、粒がそこまで潰れることもなく、残った実も芯の近くまで取ることができました。あとは、力加減でしょうか。
◆きれいに削るには結構な力が必要
結構、力がいるなあといった印象です。とうもろこしをしっかりと握って(粒を潰さない程度に)、ズズズッと引いていくと……。かたまりで取れます。※手元には十分に気を付けて!
◆2周して全体をきれいに削れた
慣れてくると、さらにたくさんの粒がまとまって取れるようになり楽しいです。ペローンとはがれる感じ。
とはいっても、まだもうひと削りできそう。一度で深いところから削ぎ落とすには、ちょっとしたテクニックが要りそうですね。
コーンピーラーのつまりを取って、もうひとまわり削いだあとのとうもろこしは粒もあればかたまりも。
ですが、圧倒的な時短になるのは嬉しい。1本分の粒を取るのにかかった時間は、およそ2分です。こんなに簡単に取ることができると知ってしまったら、ますますとうもろこしが食べたくなってしまいますよね。
◆簡単おつまみ「とうもろこし揚げ」を作ってみた
ちなみに今回は、片栗粉をまぶして油でサッと揚げ、塩をかけていただきました。
もちろん、そのまま食べてもいいですし、残った分はジッパー付きビニール袋に入れれば、冷凍庫のなかでもかさばりません。
とうもろこし好きのみなさん、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi