家賃を出さない年収700万妻への不信感。クローゼットを開けた夫は、あるモノを見て爆発…

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—果たして、あの時どうすればよかったのだろうか?

できなかった答えあわせを、今ここで。

今週のテーマは「帰宅すると、夫が怒っていた理由は?」という質問。さて、その答えとは?

▶【Q】はこちら:帰宅すると、いつもは優しい夫が憤慨していた。妻は昨夜の出来事を思い出し、急に慌て始め…


— ピンポーン。

今日も、自宅のチャイムが鳴る。また荷物の宅配だ。

妻は今夜、「友人と食事だから遅くなる」と言っていた。

どうしてだろうか。さっきから、胸のモヤモヤとムカムカが止まらないのは。

そんな思いを抱きながら妻を待っていると、気がついた時にはもう夜になっていた。

「ただいまぁ」

帰ってきた妻の里穂に、僕は毅然とした態度で言った。

「ねぇ里穂。僕に何か言うべきことないの?」
「え…?なになに?どうしたの?お腹減ってる?ご飯食べてない?Uberで何か頼もうか?翔の好きなのをオーダーしていいから!奢るよ?」

見当違いも甚だしい。結婚して半年、僕はずっと我慢していたことを里穂にぶつけたのだ。

「夫婦として、どうなの?ずっと我慢してきたけど、里穂は何も思うことはないの?」

夫が妻にキレた理由。ずっと気になっていたこととは…!?

A1:毎日何かしらの(ネットショッピング)の荷物が届くこと。


里穂と結婚して、約半年になる。交際期間も半年だったので、彼女と付き合ってトータルで1年が経った。

だが実際に出会ったのは、もう少し前のこと。彼女もいなくてパンデミックで暇だった僕に、以前食事会で一緒だった里穂が、急に連絡をしてきたのだ。

そこからデートをし、すぐに交際に発展した僕たち。

こんな状況だったので特に出かけることもできず、家デートを繰り返していく流れで自然と同棲をすることになった。

昔は結婚に対し何の興味も持っていなかったが、里穂と暮らし始めて、「誰かが家にいるって、こんなにも楽しくて幸せなことなのか」と気がついた。

そんな新たな感情と喜びを教えてくれたのが、里穂だった。

だから僕たちの同棲は、比較的うまくいっていた。ただ当初、問題はあった。

僕の家に里穂が引っ越してくることになったのだが、想像以上に里穂の荷物が多かったのだ。

引っ越し当日。続々と運ばれてくる里穂の荷物を見て、僕は開いた口が塞がらなくなってしまった。

「というか、里穂。靴とカバン多すぎじゃない?いつ履くの?(笑)」
「女の子には、必要なんだよ(笑)」
「すごい量だね」

— そうか。女子は大変だな。

しかしこの時は、それくらいに思っていたのだ。


家事や生活リズムなどの不満もなく、2人での生活は順調ではあったのだが、驚いたこともあった。

「あれ?私が買っておいたワイン飲んだ?」

この日は外食から帰宅した里穂が、キッチンに空き瓶を見つけたようだ。

「あ、ごめん!昨日空けちゃった」
「全然いいよ。また買っておくね!」

現状、僕が家賃と外食費。そして食費は里穂(なので必然的に、家で飲むお酒は彼女の担当だった)。

「そういえば、また里穂宛に荷物が届いていたよ」
「ありがとう!この前Amazonで頼んでおいた物かも」
「そうなの?代引きだったよ」

今日も、また何か家に届いていた。

里穂と同棲して驚いたこと。それは毎日、家に何かしらの荷物が届くことだった。

「あ〜…ごめん!この前の展示会で頼んだ洋服だ!あとで払うね」
「うん。いつでもいいけど。しかし毎日何かしら届くんだね」
「まぁお酒とかも最近は全部ネットで頼んでいるし、必然的に毎日になっちゃうよね」

この時の僕は、里穂の言葉に納得していた。コロナになるまで僕はほぼ自炊していなかったのだが、家で食事を作るとなると意外に色々必要だとわかったから。

なので僕は特に気に留めず、「彼女と結婚したい」と思ったからプロポーズする決意をしたのだ。

そして僕たちは、半年の交際期間を経て籍を入れた。

だが本来は、同棲期間で気がついておくべきだったのだ。

夫が違和感を抱きまくった、結婚後の妻の言動とは!?

A2:なぜこんなにも、ハイブランドの鞄や靴がたくさんあるの…?


籍を入れてからも、それまでと変わらず仲良く幸せに暮らしていた僕たち。

一緒に区役所へ行ったり、里穂の名字が変わったりと、手続きを済ませるたびに「結婚したんだなぁ」という実感が湧き、幸せな気持ちになった。

生命保険の受取人変更も、結婚という公的な書類変更のイベントのひとつでもあった。

「なんか夫婦っぽい!」

お互いの生命保険の受取人を変更しようと伝えると、里穂は喜んでいる。

「本当だね。ちなみに、里穂は月々いくらかけているの?」
「私は超少額だよ。だからあまり期待しないでね(笑)翔は?」
「僕はまぁまぁかなぁ。そうだ。あと、家賃とかどうする?里穂もある程度稼いでいると思うし」
「とはいっても、翔のほうが稼いでいるからそこは甘えてもいいかな?」

僕の年収は約1,000万だ。

「私の年収、700万くらいだし、手取りにしたら全然低いもん」
「そっか。じゃあ僕が払うね」

これは仕方のないことだろう。僕のほうが稼いでいるし、生活を支えなければならない。

だが段々と、里穂の態度に疑問を抱くようになってきたのだ。

「ちょっと、翔!まだ生命保険の受取人、変えていなかったの?」

それは、ある日のことだった。いつもは穏便な里穂が、珍しく怒っていたので、僕は少し慌ててしまった。

「うわ、ごめん!すっかり忘れていた」
「も〜。受取人はお互いにしようって約束したでしょ?」
「ごめんごめん。明日、担当の人に連絡をしておくね」

— そんな怒らなくても…。まるで、僕の保険金を期待しているみたいじゃないか。

不意に、そんなふうに思ってしまったのだ。だが僕が怒ったのは、これだけが理由ではない。

里穂のある行動が、信じられなかったのだ。


よく晴れた土曜日、里穂がクローゼットの整理をしたいと言い出した。

「今日クローゼット整理をしようと思うから、翔も手伝って」

「はぁい」と小さく返事をし、クローゼットの目の前に立った時だった。普段里穂のほうのクローゼットを見ないので気がついていなかったが、明らかに物が増えている。

しかも1個20万以上はするはずのブランドバッグが、また増えている。

「あれ?里穂またカバン買ったの?」
「え?あぁ、まぁね。安くなっていたんだよね〜」

— どういうこと?

別に、里穂の浮気を疑っているわけではない。毎日一生懸命働いて、必死になって買った大事な物なのだろう。それはわかる。

だからこそ強く言えないが、僕だってそこまで余裕があるわけではない。それなりにやりくりをして家賃を出しているのに、なぜ1円も払おうとしないのだろうか。

ハイブランドのバッグを毎月のように買い漁る余裕があるならば、夫婦として、手を取り合って協力していくべきなのではないだろうか。

「って、その前に手を動かして」
「はーい。あ、これ懐かしいなぁ」

そのタイミングで、クローゼットから僕の高校時代の卒業アルバムが出てきた。

「へぇ、サッカー部だったんだ。イケメンじゃん」
「だろ?意外にモテたんだよ」
「どの子が好きだったの?彼女は?」
「この子」

男はバカなので、この子と今も交際していたらどうなっただろうか…。なんて妄想をしてみる。どう考えても、彼女はブランド物など買い漁るようなタイプではなかった。きっと、堅実な子だ。

「へぇ。意外な感じの子だね?」
「どういう意味?」
「いや…。なんでもない」

そんな会話をしているうちに、段々腹が立ってきた。

一晩たっても、どうしてもっと家庭に協力してくれないのか。

家賃を1円も出さず、ブランドバッグを買うのか。

理解できず、僕は半ば諦めながら里穂を諭したのだった。


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男がサジを投げた理由は?

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