こんなことが…!『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の舞台裏秘話6選【ネタばれ】

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DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』が、日本でも8月13日に公開されましたが、その舞台裏では様々なドラマが繰り広げられていたようです。そこで、全米で大ヒット中の本作にまつわる製作秘話6選を紹介することにします!(※本記事には映画のネタばれを含むページあり)

CGIで一番難しかったのはキング・シャーク!

(※本記事には映画のネタばれを含むページがあります!)


『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は、2016年に公開された前作でお馴じみのハーレイ・クインやキャプテン・ブーメランといった、14人の極悪受刑者が10年の減刑と引き換えに過酷なミッションに挑み、そんな彼らの活躍が過激なバイオレンスとブラックユーモアを絶妙にブレンドして描かれる痛快作。

ザ・スーサイド・スクワッドの面々は生身の俳優が演じるキャラクターに加え、CGIで創られたクリーチャーもいて、なかでもシルヴェスター・スタローンが声を演じたキング・シャークのビジュアルが最も手こずったようです。

一見、丸みを帯びた形と単調な色合いで容易にCGIを使ってデザインできそうなキャラクターですが、だからこそ難しかったのだとか。

監督はキング・シャークを諦めるところだった…!

監督を務めたジェームズ・ガンによるとサメの皮を本物らしく見せることに苦労し、あまりにも困難だったため、キング・シャークの登場を断念することも考えたとのこと。

特に、キング・シャークのお腹の部分が白すぎでサメ独特の皮を表現できないことが問題となり、その点を改善するためにデザイナーはキャラクターの体を分割して詳細を作り込み、その後に合体させる方法で仕上げたそうです。

ワーナー・ブラザースはPG-13で公開したがっていた!

マーベルは“キッズ・フレンドリー”なディズニー傘下にあるため、R指定の映画製作が難しい状況にありますが、ライバルとなるDC映画を製作するワーナー・ブラザースは、その点においては臨機応変に対応できる立場にあります。

しかしワーナーは、『ザ・スーサイド・スクワッド』をPG-13で公開したがっていたのだとか。もちろん、R指定になると映画館に入場できる年齢が限られるため、当然ながら興行収益にも影響を及ぼすからです。

そこでワーナーは、ジェームズ・ガンにPG-13で映画を製作するよう依頼したのですが、頑として監督が首を縦に振らなかったため、スタジオ側が妥協せざるを得なかったのでした。

もし、PG-13で公開されていたら、コルトマルタ島の軍兵の体が真っ二つに引き裂かされたりといった、クリエイティブ(!?)かつ残虐なシーンは投入されなかったのではないでしょうか。

スーパーマンが主要ヴィランになる予定だった…!

『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』ではスターロやピースメーカーがヴィランとして登場しましたが、もう少しのところでDCを代表するスーパーヒーロー、スーパーマンも悪役として姿を見せるはずだったというのです!

なんでも、ジェームズ・ガン監督は脚本を書き進めるうえで、ザ・スーサイド・スクワッドとマン・オブ・スティールを対決させるアイディアを温めていたのだとか。しかし、その当時はDCEUで次に誰がスーパーマンを演じるのかといったキャラクターの立ち位置が複雑な状況にあり、様々なことを検討した結果、スーパーマンをヴィランにする筋書きを断念…。

その代わりに、子ども時代に監督が大好きだったというスターロを登場させることにしたそうです。

イドリス・エルバは撮影も務めた!

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』でブラッドスポート/ロバート・デュボアに扮したイドリス・エルバは、演じるだけでなくカメラを回して撮影にも参加! イドリスは、映画の初めに登場する刑務所のシーンでネズミのセバスチャンを撮影し、舞台裏でも大活躍したそうです。

イドリスは、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズのヘイムダル役でも知られ、『ダークタワー』(2017年)や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年)といった数々の大作映画に出演していますが、クリエイターとしても知られています。

2018年に公開されたイギリスの犯罪サスペンス映画『ヤーディ』で長編映画監督デビューを飾り、Netflixのコメディドラマ『ターン・アップ・チャーリー ~人生アゲていこう!~』ではクリエイター&製作総指揮&主演の3役をこなしていました。

リック・フラッグが登場しない可能性があった…!

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』で監督を務めると同時にペンも執ったジェームズ・ガンは、脚本の執筆中に前作に登場したリック・フラッグをストーリーから外さなければならない状況に直面したのだそう。

軍人のリックは、個性的すぎる極悪受刑者集団をまとめる重要なキャラクターですが、演じるジョエル・キナマンが多忙を極め、スケジュールの都合がつかないことが問題に…。ジョエルは、Apple TV+の宇宙進出をテーマにしたドラマ『フォー・オール・マンカインド』に主演しているため、アトランタ州で『ザ・スーサイド・スクワッド』の撮影に参加するのは不可能に思えたとのこと。

しかし、ジョエルのエージェントとマネージャーがギリギリのところでスケジュールを調整し、なんとかっジョエルの続投が実現したのでした。

ガン監督はハーレー・クインの破局の描き方に困っていた…!

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の脚本を執筆するうえでジェームズ・ガン監督は、2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』でカップルだった、ハーレイ・クインとジョーカーの関係をどのように終わらさせるかという問題に悩まされたのだそう。

というのも続編が公開されるよりも先に、ハーレイ・クインを主人公にしたDC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』(2020年)がリリースされ、ガンは同作がどんな内容になるのか、ハーレイとジョーカーの破局に言及するのかどうかも全く知らなかったからです。

『ザ・スーサイド・スクワッド』と『Birds of Prey』は異なる脚本家がストーリーを手掛けるとはいえ、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが登場するDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)になるため、ジョーカーの破局に関するストーリーが食い違っていては問題になります。

無難な描写で問題を回避!

そこでガンは、ハーレイがコルトマルタ島の独裁者であるシルヴィオ・ルナと婚約していたとの簡単な描写を入れ、彼女とジョーカーが別れたことを示唆することで問題をクリアしました。

同じワーナー・ブラザース製作によるDC映画なのにその辺の情報がシェアされないのは、各作品に携わるキャストやスタッフがスタジオと結ぶ守秘義務に関係しているのかもしれませんね。

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  • 9/3 20:00
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