期限付き移籍のピアニッチ、バルサ指揮官の印象は…「とても奇妙な監督だった」

 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチが、スペイン紙『マルカ』のインタビューに応じた。3日付けで伝えられている。

 2日にベジクタシュへの期限付き移籍が発表されたピアニッチは、現在の心境について「とても幸せで、やる気に満ちている。昨年のような状況は受け入れられなかったからね。僕はサッカー選手としてプレーすることが好きで、それこそが幸せなのだろう」と語った。

 公式戦30試合に出場した昨シーズンについては、ロナルド・クーマン監督にも触れながら「今、彼が何を望んでいるのか、はっきりとは分からない。彼は僕に説明しようとせず、解決策を示そうともしなかった。彼が何を求めているのか、ポジション面やプレー面など、何が悪いのか聞きにいった。できるだけ早くチームに適応し、役に立てるようになりたかったからね。でも彼は僕に答えを教えてくれなくて、時間が経つにつれて、状況は何の理由もなく悪くなっていった。これは理解し難いことだ」と言及。

 同監督についてはさらに「とても奇妙なコミュニケーション方法で、こんな経験は初めてだった。僕はこれまで、全ての監督と非常に良い関係を築いてきた。だから何が起こったのか、正直言って分からない。簡単ではない状況で、タフでいなければならなかった。時には彼に悪い反応をしてしまうこともあったが、彼やチームメイトに対しては常に敬意を払っていたつもりだ。しかし、とても奇妙な監督だった、あんな人を見たのは初めてだ」と印象を明かした。

 それでもピアニッチは「今は、プレーするための解決策を見つけたから満足している」と前を向くと、「私は、バルセロナが経済的にもスポーツ的にも将来的に上手くいくことを願っている。あのチームメイトたちには、それに値するだけの勝利を収めてほしいと思う」と古巣の成功を願っている。

2021/9/4 14:06

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