自民総裁選大混乱 菅首相退陣へ 小泉進次郎氏は涙「総理がボロボロになったら」 

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 菅義偉首相が3日、前日夜まで再選を目指していた自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を断念し、突然、退陣する意向を表明した。急転直下の首相交代。永田町に衝撃が走り、早くも河野太郎行政改革担当相が総裁選に立候補する考えを周囲に伝え、岸田文雄前政調会長は、出馬意向に変わりはないと言明。高市早苗前総務相も重ねて出馬への意欲を示した。後出しジャンケン狙いともとれる言動もみられる中、小泉進次郎環境相は、首相官邸で涙の“ポエム節”。各派閥の動向も不透明で、野望、思惑が激突する怒濤の大政局に突入した。

 「白紙」を強調する石破茂元幹事長は、出演した日本テレビ「news every.」でも、独特口調を崩さず、藤井貴彦アナウンサーが「白紙だということばかり聞かれ大変だと思いますが、白紙自体、自信がなければ言えない」と突っ込む一幕も。野田聖子幹事長代行も周辺に意欲を伝えた。

 一方、連日、菅首相と面会してきた小泉環境相は、この日も夕方に首相と会談。面会後、涙をにじませながら「総理が批判されてばっかりでしたが、こんなに仕事をした政権はない」と述べた。ポエムのような語り口で、言葉を区切りながら、首相の功績をたたえた。自身が首相に不出馬を進言したという報道に関しては「いろんな声がある。ボロボロになっても突っ込むべきだという声もある。でも現職総理が総裁選に突っ込んでボロボロになったら…。そういう思いからあらゆる選択肢の話をした」と、ロングトークで認めた。

 自身の出馬には「きょうは言うべきではない」とし、目を赤くして「(菅首相には)感謝しかないです」と語った。

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  • 9/4 5:59
  • デイリースポーツ

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