【新潟記念 枠順データ分析】6番人気以下での馬券絡み17頭中16頭が一桁馬番
5日に新潟競馬場で行われる新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが5番。3回で1番、4番、7番、9番が続き、2回が3番、6番、16番、17番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-0-0-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率62%
2枠 1-0-1-15/17 複勝率11.8% 複勝回収率88%
3枠 1-3-2-12/18 複勝率33.3% 複勝回収率175%
4枠 1-2-2-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率157%
5枠 1-0-2-16/19 複勝率15.8% 複勝回収率61%
6枠 0-2-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率50%
7枠 1-2-1-22/26 複勝率15.4% 複勝回収率47%
8枠 2-1-1-23/27 複勝率14.8% 複勝回収率36%
1〜9番 7-7-7-69/90 複勝率23.3% 複勝回収率120%
10〜18番 3-3-3-64/73 複勝率12.3% 複勝回収率30%
昨年は8枠17番のブラヴァスが優勝し、17→5→16の決着。8枠から2頭馬券に絡んだが、基本的には内枠>外枠の傾向が強いレースだ。一桁馬番はベタ買いで複勝回収率が100%を大幅に超えているのに対し、二桁馬番は僅か30%。この数字から、穴をあけるのも内枠中心であることが分かる。
実際、6番人気以下で馬券圏内に好走した馬は17頭いるが、二桁馬番だったのは、16年に6枠12番から9番人気3着したロンギングダンサーのみ。残りの16頭は全て一桁馬番だった。新潟外回りコースときくと、直線が長く内外フラットのような印象を抱きがちだが、このレースに関しては圧倒的に内枠が強い。特に人気薄は内枠からチョイスするのが妥当だろう。