おお!ダイソーで「スマホが熱い」をサクッと解決。画面も見やすくなった

 休日は、朝から晩までスマートフォンがフル稼働。SNSやネットニュースをチェックするのはまだ序の口で、ダウンロードしたいくつかの動画配信サービスから気になる映画・ドラマを観たり。漫画を読んだり、ゲームをしたりすることもあるでしょう。

 そして、しばらく経ったあとのスマホときたら……。熱くなってチリッチリではないですか。みなさんも、「え、これ大丈夫?」と驚いたことがあるのでは。

 そこで今回は、スマートフォンを冷却しながら動画視聴・ゲームができるというダイソーのこんな商品を試してみましたよ。

◆スマホが熱々になってる!

 長時間スマートフォンを使用していると、熱くなる。みなさんも経験があるのでは?

 これは、スマートフォンの使用中に負荷がかかり続けることで起こるのだそう。例えば、複数のアプリを同時に起動していたり、そのアプリ自体の負荷がそもそも大きかったり、バッテリーが劣化していたり、高温の場所に置いていたり。それと、充電しながらの使用も高温になる原因のひとつだと考えられているそうです。筆者も、どれも心当たりがありま……す。

 先日、充電をしながらスマートフォンにダウンロードしたZoomのアプリを使ってヨガのオンラインレッスンを配信したところ、終了後の熱さに驚きました。しかも、直後に画面がフリーズ。今やただの通信手段としてではなく、さまざまなデータ・情報の宝庫でもあるスマートフォンですから、不具合が生じると焦ってしまいますよね。

 スマートフォンのオーバーヒートは、このようなフリーズや再起動、データの損失、バッテリーの劣化だけではなく、重大な事故にもつながるというので、軽く見てはいけないのだなと身をもって感じたのでした。

 では、スマートフォン使用中のオーバーヒートを抑制するにはどうしたら?

◆ダイソーで見つけたお助けアイテム

 今回、使ってみたのは100円ショップ・ダイソーで見つけた「スマホ用冷却ファン搭載コントローラー&スタンド」(※550円商品/税込)。

 スマートフォンを冷却しながら、ゲーム・動画視聴ができるというアイテムです。(付属品:microBケーブル・1m/トリガー替えゴム)

 パッと見た感じでは、よくあるゲーム機のコントローラーのようですよね。ですが、よく見ると中央部分にはファンが搭載されており、起動させることで空気を取り込んで、スマートフォンのオーバーヒート抑制に効果を発揮するというのです。(商品サイズ:15.5cm×3.8cm×11cm)

 イメージは、扇風機の前でスマートフォンを使うような感じ?

◆スマホを固定して準備完了

 それでは、早速使ってみたいと思います。

 まずは、この本体にスマートフォンを横向きに挟んでセットします。(対象機種:幅13~16.5cm/厚さ1.5cmまでのスマートフォン)

 トリガー(本体上部にあるふたつのシルバーのレバー)を跳ね上げてから、本体を横に引き伸ばしてスマートフォンを固定。

 ゲームをするときのLRボタン的な役割をはたすトリガーは、本体裏面のシルバーのパーツを人差し指でカチャカチャして使うそうですが、動画を見たりするときは上げておいても、下ろしておいてもどちらでもいいようです。

◆コンセントにさすとファンが起動。音はうるさい?

 さて、ファンを起動させましょう。

「スマホ用冷却ファン搭載コントローラー&スタンド」は、バッテリーを搭載していないので、本体下部のmicroBポートに付属のmicroBケーブルを接続し、コンセントにさします。外出時は、モバイルバッテリーにつないでもいいでしょう。

 電源のON/OFFボタンはなく、コンセントにさした瞬間からファンが動き始めて、毎分4,000回転。接続中は常に送風が続くそうです。

 グリップを握っていると、指先にも風を感じられます。

 音は、静音冷却ファンということでそこまで大きくはありませんが、“そこそこ”の回転音は聞こえるというのが正直な感想。ですが、スマートフォンの音量を少し上げれば聞こえにくさはクリア。動画や映画、ドラマを集中して観たいときでもストレスになりませんでした。

 あとは、これ。裏面のスタンド(4段階調節)を引き出せば、立てた状態での視聴も可能。グリップは手で握りやすい形状にはなっていますが、長時間の視聴だとやはり少し疲れてきますから、これはいいですね。

 横から充電器をさし込むことができるようになっているので、視聴の最中に電源が切れる心配もなし。

◆スマホの発熱問題が550円で解決!

 2時間半の映画を観終わったあと。スマートフォンを取り外してみると、表面はひんやり。そして、裏面もいつものように熱くなっていないではありませんか。※使用状況・環境にもよります。

 これが550円(税込み)でいいのでしょうか。

 まさに、安心・快適のスマホライフ。ますます、スマートフォンの使用時間が長くなってしまいそうです。

※スマートフォンのオーバーヒートを完全に防止できる商品ではありません。詳しくは、「ご使用上の注意」を参考にしてください。

<文/高木沙織>

【高木沙織】

美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi

2021/9/3 15:45

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