欧州5大リーグの移籍市場は閉幕も…バルサ、ピアニッチの放出を諦めず?

 バルセロナは、今夏のボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチ放出を諦めていないようだ。9月1日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 財政難に陥っているバルセロナは今夏の移籍市場最終日にはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンをアトレティコ・マドリードに期限付き移籍で放出したほか、ブラジル代表DFエメルソンをトッテナムに、U-18スペイン代表MFイライクス・モリバをライプツィヒに売却することに成功した。

 放出候補の一人となっていたピアニッチは古巣であるユヴェントス復帰が噂されていた。バルセロナは年俸の一部を負担することも検討していたが、ユヴェントス側の財政問題もあることから最終的に交渉はまとまらず。現在のバルセロナで高い収入を得ている選手の一人である同選手を売却することはできなかった。

 それでも、バルセロナは今夏のピアニッチ放出を諦めていないという。すでに欧州5大リーグなどの移籍市場は閉幕しているものの、まだ新しく選手登録が可能な国もあるため、移籍先を探しているようだ。

 報道によると、バルセロナはピアニッチの移籍先としてロシアを検討しているという。ロナルド・クーマン監督の構想外となっていることから、選手本人も1シーズンをベンチで過ごすことよりも他クラブへの移籍を受け入れていることが伝えられており、クラブを離れる可能性はまだ残されている模様だ。

2021/9/2 14:40

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