C・ロナウド、恩師ファーガソン氏への思慕「サッカー界の父親のような存在」

 マンチェスター・Uへ復帰を果たしたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、同クラブについて胸中を明かした。9月1日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在36歳のC・ロナウドは、2003年夏にスポルティングからマンチェスター・Uへ加入。在籍6シーズンで公式戦292試合に出場し118ゴール69アシストを記録した。2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇を筆頭にマンチェスター・Uで10個のタイトルを獲得。また、2008年にはフランスのサッカー雑誌『フランス・フットボール』が主催するバロンドールを初受賞した。

 クラブ公式のインタビューに応じたC・ロナウドは「僕はこの素晴らしいクラブで数多くの歴史を築いた。18歳のときに加入して、12年ぶりに故郷に戻ってくることができて本当にうれしい。試合を楽しみにしているんだ」と12年ぶりの復帰を果たした心境を明かした。

 また、かつてマンチェスター・Uで27年間に渡って指揮を取ったアレックス・ファーガソン氏について、C・ロナウドは「誰もが知っているように、18歳でマンチェスター・Uと契約したときから、アレックス・ファーガソンが鍵を握っていた」とコメント。続けて「スポルティングにいた頃、マンチェスター・Uと対戦したことを覚えている。僕にとってアレックス・ファーガソンは、サッカー界の父親のような存在。彼は僕をたくさん助けてくれたし、いろいろなことを教えてくれた」とファーガソン氏への思慕の念を語った。

 最後に、C・ロナウドは「自分は最良の決断を下したと思う。ユヴェントスからマンチェスター・Uに移籍した今、新たな章の始まりを迎えたことはとても嬉しい。また、歴史を築いて、マンチェスター・Uが素晴らしい結果を出せるように努力し、トロフィーを獲得し、その中でもナンバーワンを目指す」と意気込みを語った。

2021/9/2 14:09

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