エンリケ監督、スウェーデン代表との再戦に意気込み「セットプレーに警戒」

 スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、2日に行われるFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループBスウェーデン代表戦を前に意気込みを語った。9月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 グループBで首位に立っているスペイン代表は、今夏に行われた2つの国際大会(EURO2020、東京オリンピック)に出場したDFパウ・トーレス(ビジャレアル)、MFペドリ(バルセロナ)らがメンバーから外れた。一方でDFイニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)、MFブライス・メンデス(セルタ)らが代表に復帰。さらに、21歳のFWアベル・ルイス(ブラガ/ポルトガル)が初招集された。

 スペイン代表をEURO2020で準決勝進出に導いたエンリケ監督は「街で声をかけてくれる人たちには、いつも支えられていることを実感している。(EURO2020以降)今は祝福してくれる人が増えたのは事実で、代表チームを楽しんでくれていて嬉しい」と心境を明かした。

 また、EURO2020グループリーグ以来の再戦となるスウェーデン代表について、エンリケ監督は「(前回と)似たような内容になると思う。両チームともに文句のつけようのないスタイル。スウェーデンのセットプレーに警戒しつつ、私たちはポゼッションしながら試合を進めたい。スペインにとっては重要な試合だ」と意気込みを語った。

 最後に、エンリケ監督は「パフォーマンスだけを見ている。私はいつも、試合に勝つ可能性が最も高いと思われるチームを選ぶ。EURO2020は過去のものであり、今回はW杯の予選だ。2ヶ月前にうまくいったからといって、すべてが変わらないと思ってはいけない。スペインには改善の余地がある」と今回の選考に言及した。

2021/9/2 12:40

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