【Vol.11】地方競馬場の特徴を掴め!大井競馬場・攻略への近道/ダニエルズ(お笑い)

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【ダニエルズ(お笑い)=コラム「地方競馬MY STYLE図鑑」】

 私は競馬歴が浅い。

 ちゃんと競馬を研究し、馬券をしっかり当てたいと思ったのはここ1年足らずの事。

 今までは馬券が的中しなくても何も思わなかったけど、ここ1年は外れると理由を考えるようになった。

 そもそもどうやったら的中率が上がるのか?

 何から予想すればいいのかわからない。

 ただ漠然と競馬新聞を見て、着順やタイム、勝率や連対率とひたすら数字を見てきた。

 でも当たらない。全然当たらない。

 なんなら適当に名前の響きとか色とか、勘で買った時の方が当たっていた気がする。

 地方競馬に出会ってからは尚更それを感じた。でも大井競馬場に足を運んだ時、全ての理由がわかった。

 大井競馬場は南関東4競馬の中で唯一の右回りコース。地方競馬トップクラスの広さを誇る。

 そんな大井競馬場に来て一番初めに感じたのは、風が強いことだ。

 画面では特に気にしていなかったが、確かにスタート時に映る旗が激しく揺れている時があった。

 海が近い為に発生するこの風は、向かい風の場合、馬の進行に大きく影響する。

 地方競馬は主にダートで行われる(盛岡競馬場以外)ため、馬たちはこの風の中、砂に足をとられながら走っている事になる。

 この大井競馬場の風とダートを見て思い出した。

 野球部だった頃、合宿で行った海岸トレーニングでの走り込みだ。

 海風を受け前には進めず、砂浜に足をとられ加速ができない。スタミナと気力のいる海岸トレーニングは非常にキツい。

 このキツいトレーニングの中で、部員達は楽をする方法を見つけ出す。

 人間は辛い時、いかに楽をするかを探すプロになるのだ。

 部員全員で一斉に走り出したのち、後輩部員たちの後方に控えて海風をよける。

 さらには波打ち際を走る事により、海水で硬くなった砂の上を走れば足がとられず加速できる。

 全くもってトレーニングの意味は無くなる無駄な知恵だが、この現象はまさに大井競馬場にばっちり当てはまっているのだ。

 大井競馬場は海風により逃げ馬の進行が厳しく、一概に前残りとは言えない。

 さらに競馬で重要となる天候。ダートにおいて雨の場合は砂が湿ることで足抜きが良くなり、馬場は差し・追い込みが有利になることも。

 まさに合宿の海岸トレーニングのシーンと一緒。

 こうなると他の地方競馬場とはセオリーが変わってくる。地方競馬においては先行馬や逃げ馬を狙いがちだ。

 しかし、大井競馬場においてはアレを忘れてはいけない。南関東4競馬最長の直線、実に外回り386m、内回り286mの超ロングストレートだ。ここにこそ大井のドラマがあるのだ。

 他の地方競馬では難しい、後方待機の差し・追い込み馬の脚が届く事も大いにある。

 天候が雨の場合は、差し・追い込み勢を積極的に狙ってみたい。

 さらに言えば開催5日間の馬場状態の変動、コース外側から内側への傾斜による雨風での砂の流動、馬場の渇き具合によっても枠順の善し悪しが変わる。レースの距離によっても状況が変わる。そこでようやく過去のタイムや着順、馬体の善し悪し等が絡んで、的中までたどり着く。

 大井競馬場の特徴を知り、実際に足を運んで感じた風や肉眼で見た馬場の情報が1番のデータ。地方競馬場一つ一つの特徴を知る事が馬券的中への近道なのだ。

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  • 9/2 12:01
  • netkeiba.com

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