唇ちゅるん!「リップエイド」を使って唇プルプルに、血色もグンとアップ
マスクを着けていると、口紅やリップグロスはもとよりリップクリームまでも塗ることを忘れてしまいがち……。「どうせマスクで見えないし」「マスクの内側は蒸れているし」と油断していたら、唇がかっさかさになってしまったという方もいるのでは。
しかも、リップクリームを塗るだけではなかなかしっとり・プルプルには戻らないから、後悔しきりかもしれませんね。
そこで今回は、唇の集中ケアができるという「リップエイド集中マスク」を使ってお手入れをしてみました。
クルクル、ペタリの2ステップで、唇は生き返るのでしょうか?
◆マスクの下でダメージを受けている唇
唇は、皮膚と粘膜の間というあいまいでデリケートな存在。角質層が薄く、水分を保持するのが難しいだけではなく、皮脂腺がないため非常に乾燥しやすいのです。
さらには、マスクの着用によっても乾燥は加速すると言われています。呼気によって湿度は高いものの、外したとき、マスク内の水分の蒸発と一緒に唇の水分まで奪われてしまい、乾燥を招くのだそう。
あとは、マスクそのものとの摩擦もダメージになるでしょう。
唇は、思っている以上に過酷な状況下にあるのです。
◆クルクル、ペタリの2ステップ
そこで、試してみたのが、角質オフしてうるおいをあたえる「トレンドホリック リップエイド集中マスク(1回分)」(330円/税込)です。
「リップエイド集中マスク」は、美容液を含んだパッドを使って、唇に溜まった角質を柔らげてからめ取る“角質オフ”。それと、保湿美容液が染み込んだシートマスクによる“うるおいIN”の2ステップで唇を集中ケアする商品。
パッドを指に装着してくるくるとマッサージをし、うるおいを迎える準備をしたら、次はシアバターやヒアルロン酸といったしっとり成分、皮むけ防止のツボクサエキスなどが配合されたひたひたなシートマスクを貼って使用します。
これまでにも、唇専用のスクラブやパックなどの商品はそれぞれ見かけてきましたが、それらがセットになっていて、しかもこの価格というのは、「ちょっと試してみよう!」という気持ちが刺激されますよね。
◆(1)人差し指にパッドを装着、唇の上をクルクル
それでは早速、使ってみたいと思います。まずは、袋の切り取り線に沿って上下2つに分けます。
上には保湿美容液シートマスク、下には美容液パッドが入っているので、下から開封。
美容液がひたひたです。
取り出したら、人差し指にパッドを装着。
水色の凹凸面で、唇の上をクルクルと10~20回ほど小刻みに動かしていきます。
唇はデリケートなので、軽く触れる程度で。力加減はごく優しく。
◆柔らかくなった気がする
使用感は、チュルチュルと滑りがよく、こすれる感じはさほど気になりません。もしかしたら、使用時に皮むけしていなかったのもあるかもしれませんね。
ですが、表面はゴワゴワなのです……。
それが、おや? わずかではありますが、柔らかくなったような。ないと思っていた、はがれかけの細かな皮がオフされたようです。
マッサージ効果によるものなのか、血色もグンとアップ。
◆(2)シートマスクをペタリ、1分間放置
ここまででもある程度満足なのですが、まだ終わりではありません。続けて、保湿美容液シートマスクを貼っていきましょう。
こちらもヒタヒタですね。ぽたぽたと液が滴るほどです。
広げてみると……、唇の形をしたキュートなデザイン。サイズ感はご覧のとおり、大きめです。鼻の下からあごまでのオーバーサイズで、唇周辺を広く覆ってくれます。これは、ノーメイクのときに使用するのがベターですね。
こんな感じでシートマスクを貼って、あとは約1分間放置。香りが強くないので、鼻や口もとに貼っていても気になりにくいです。
◆ぷるツヤ唇になった!
ペロッとはがしてみると、なんとも水々しい! 唇になじませると、たしかにぷっくりしたような。
例えるなら、軽く水を吸った新聞紙のような唇が、木綿豆腐になった感じです。
劇的な変化ではないものの、状態は上向きといったところでしょうか。
使用方法も面白いので、定期的に使って、木綿豆腐から絹ごし豆腐を目指したいな、と。
唇がすぐに乾く、皮むけ・ひび割れする、縦ジワが目立つ(乾燥が原因で角質が溜まった状態による)という方は、試してみる価値アリですよ。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi