もし運転中に「災害」に遭遇したら…“車を置いて避難”できるように開発!「ヤナセ帰宅支援キット」に込めたこだわり

高根枝里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「サステナ*デイズ」。“子どものあした 大人のきょう”をテーマに、子どもたちが安心して暮らせる未来のために、「SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)」の考えを軸にした“新しい毎日”を提案します。

8月26日(木)の放送は、高根に代わって古賀涼子がパーソナリティを担当しました。この日のテーマは「そなえる くらしの中に探すSDGs」。今すぐにでも始められる防災対策について、ヤナセオートシステムズ パーツ部門営業推進担当の古山さん、西田さんからお話を伺いました。

(左から)古賀涼子、古山さん、西田さん

◆外出先での災害に備えるキットとは?

9月1日は「防災の日」。日本は地震や台風だけでなく、近年では記録的な豪雨による被害を受ける地域も多発しており、日々新たな災害への知識のアップデートが必要な時代になりました。

今回の放送では、ヤナセオートシステムズが企画する「ヤナセ帰宅支援キット」について、同社の古山さん・西田さんが解説してくれました。このキットが生まれた経緯について話を聞くと、西田さんは「今から16年前に、外出先で災害に遭ったときに役立つ『ヤナセオリジナル防災キット』を発売しました」とコメント。車に搭載できる防災キットのコンセプトは、すでに16年前にあったと話します。

「(防災キット発売後の)2011年に東日本大震災が起こり、そのときの経験を活かして『車を置いて自力で帰宅、もしくは近隣の安全な施設に避難すること』を新たなコンセプトとして開発したのが、この『ヤナセ帰宅支援キット』です」と西田さん。「より災害に役立つキットを作りたい」という思いで、2019年に製品をフルリニューアル。同年度のグッドデザイン賞も受賞しました。

「ヤナセ帰宅支援キット」

◆急な災害でもパニックにならずに使える工夫を

「ショルダーベルトを収納できる」「車内に縦置きできる」など、普段から車に搭載していても邪魔にならない工夫がされた「ヤナセ帰宅支援キット」。バッグの内側がシルバー色のため光を反射し、暗い場所でも少しの光で中身が見えやすくなっています。

「止血など使い方のイラストが描かれているフェイスタオル」や「靴擦れパッド」「災害情報・避難方法などをまとめた『帰宅支援マニュアル』など、全17種類のアイテムが入ったこのキット。全アイテムには一目見ただけで使用方法がわかるアイコン化されたラベルが貼られ、「ケガの処置に使うもの」は赤色、「体力を維持するためのもの」は緑色……など、目的別にカラー分けされ、緊急時の判断に役立つ工夫もされています。

「止血など使い方のイラストが描かれているフェイスタオル」

この視認性の高いアイデアに、パーソナリティの古賀は「災害時でパニックになったときに『どれだっけ!?』と焦らずに探せるのが素晴らしい」とコメント。

ちなみに、ヤナセオートシステムズは、このキットの売り上げの一部を日本赤十字社に10年以上寄付しています。古賀が「自分の安心のために使ったお金が、いつか誰かが災害に遭ったときに使われるという、2つの意味があるのですね」と話すと、西田さんは「これからもいざというときの災害対策として、この『ヤナセ帰宅支援キット』をお客様におすすめしていきたいと思います」と目標を語りました。

※「ヤナセ帰宅支援キット」は、ヤナセのお客様以外も、 最寄りのヤナセでご購入可能です

▶▶「ヤナセ帰宅支援キット」の詳細は、公式Webサイトをご確認ください。

https://www.yanase.co.jp/accessory/bousai/

<番組概要>

番組名:サステナ*デイズ

放送日時:毎週木曜 11:30~13:00

パーソナリティ:高根枝里

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sustaina/

2021/9/1 6:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます