見逃せない!おすすめ未公開ソフトスルー映画【8月・9月】

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劇場公開ではなく未公開でソフト化されるビデオスルー作品。8月、9月にレンタル、配信がはじまった作品の中からおすすめの映画をピックアップ!

80年代ホラーオマージュに溢れたコメディ

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー

ホラー雑誌記者のジョエルは、ルームシェアしている女友だちに思いを寄せている。しかしある夜、彼女がプレイボーイ風の見知らぬ男とデートしていたことを知り、衝動的にその男を追いかける。やがてたどり着いたバーで男に話しかけるが、酒を飲みすぎて撃沈。閉店後の店で目を覚ますと……そこではシリアルキラーの互助集会がはじまっていた!?
ジョエルは自分の考えたストーリーでシリアルキラーのフリをしてやり過ごそうとするがあっさりバレ、命を狙われてしまう!ところが、集会に参加していた一人が「シリアルキラー」キラーだと判明し……!?

どこかで観たことあるような殺人鬼たち(笑)が大集合するだけでもう楽しい。80年代ホラー風の世界観も素晴らしく、音楽もどこか懐かしい。
冴えない男がピンチで成長する物語でもあり、しっかりと今の時代を意識したホラー作品になっているのも印象的。
ホラー好きはもちろん、コメディ好きにもおすすめしたい一作。若干ゴア描写が激しいので苦手な方はご注意を!

クロアチア・セルビア合作の爆笑ゾンビ映画!

ゾンビボーダーランド めざせ!アンデッドのいない国境地帯へ

財政破綻で貧富の格差が広がるクロアチア。ある組織によって伝染病のウイルスがばらまかれ、街にゾンビがあふれ出す!なんとか難を逃れた金持ち男は病院に立てこもっていた生存者とともに国外への逃亡をはかろうとする。やがて、セルビア人が暮らす村にたどり着いた彼らは、セルビア人は噛まれてもゾンビ化しないことを知り、ゾンビの治療法を発見するが……?

クロアチアとセルビアの民族対立をブラックユーモアたっぷりで描いたゾンビコメディ。ギリギリセーフ(アウト?)な民族ジョークと、不謹慎なネタが満載で観る人を選ぶ作品ではありますが、これぞゾンビ映画の真骨頂ともいえる社会風刺はゾンビ好きにこそ刺さるはず。
ラストまでブラックな皮肉たっぷり。バルカン諸国の情勢に興味のある人には特におすすめです。

アカデミー賞受賞の話題作!

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償

1960年代後半、FBIのバッチを偽造し自動車窃盗を行った黒人青年オニールは、重罪を見逃してもらう代わりにブラックパンサー党の若き指導者フレッド・ハンプトンに近づき情報を渡すよう促される。FBIの内通者(ネズミ)であることを隠したまま、ハンプトンの身辺警護を任されるまでに信頼されるようになり、オニール自身もハンプトンの熱い演説に心動かされるようになっていく。
警察権力が徐々に拡大していくブラックパンサー党を警戒し、不当な理由でハンプトンを逮捕するなど非情な手段を使って活動を潰そうと動き出す中、オニールは自分の身を案じるとともに、その裏切り行為にも疑問を持ち始める。
やがてオニールがもたらした情報により、ある悲劇が起こる……。

アカデミー作品賞にもノミネートされ、フレッド・ハンプトンを演じたダニエル・カルーヤが助演男優賞を受賞したことでも話題となった実話映画。
これが50年ほど前に実際に起きたことだという衝撃と、「実話」であるがゆえの映画の「続き」に震える。
今なお続くアメリカの人種問題に切り込む、意義のある一作。

ホームレスはスーパーヒーロー?

ミュータント:マックス(原題:Archenemy)

面白い話を集めるウェブライターのハムスターが出会ったのは、自分は異次元の宇宙から来たスーパーヒーローだと語るホームレス。誰も彼の話を信じないがハムスターは彼に興味を持ち、ネタになるのではと話を聞きに行く。二人が奇妙な交流を続けていた同じ頃、ハムスターの妹は、マフィアがらみの危険な状況に居合わせ命を狙われる事態に。兄妹を助けるため、ホームレスヒーローが立ち上がる!

ドラマ「トゥルーブラッド」や『マジック・マイク』などのジョー・マンガニエロが落ちぶれたヒーローを演じる、ちょっと変わったスーパーヒーロー映画。
監督は今年公開の『ダニエル』が話題となった、アダム・エジプト・モーティマー。随所に差しはさまれるアニメーションの演出もセンスが良く、「現実か?妄想か?」という語り口は『ダニエル』と通じる点も。製作は『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』などを手掛けたイライジャ・ウッド率いるスペクタービジョン。

他に8月は、人間と家畜動物を逆転させその残虐性を見せつける『アノニマス・マニマルズ 動物の惑星』、アゼルバイジャンのゾンビ映画『ソンビ・オア・ダイ』、『ゴジラVSコング』に便乗したアサイラムのモックバスター『ロード・オブ・モスターズ 地上最大の決戦』などが、9月にはオタク少年が起こした事件を描いた台湾の衝撃作『よい子の殺人』(一部劇場にて上映)、カナダのタイムトラベルスリラー『タイムリーパー 未来の記憶(原題:Volition)』などがあります。

劇場公開されずに埋もれてしまいがちなソフトスルー作品、是非チェックしてみてくださいね。

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  • 8/30 12:27
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