『笑ってはいけない』『イッテQ』アウト!?宮迫博之“卒業”『アメトーーク』もヤバい?BPO「苦痛NG」で“消える番組”!

 BPO青少年委員会が8月24日、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を対象に審議入りすることを決定したと、各メディアが報じた。

 BPOは審議の対象について「個別の番組を対象とするものではない」としているものの、一部では審議の結果次第では影響を受けそうな番組の名前が挙がっている。

 8月26日付の『東スポweb』では、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の大晦日特番『笑ってはいけない』シリーズが、結論次第ではダメージを受けそうだと取り上げている。

「番組中にダウンタウン、ココリコ、月亭方正(53)が笑ってしまうと“(名前)アウト”との声を合図にお尻を引っぱたかれる。また、田中直樹(50)がムエタイ選手のタイキックを食らい、方正が蝶野正洋(57)にビンタをされることも定番の流れになっていて、万が一、今回の規制の対象に入ってしまった場合は番組の中身が大きく変わってしまうかもしれないですよね」(テレビ誌ライター)

■ロッチ・中岡のコーナーは激ヤバ危機、『アメトーーク!』の人気企画も消える?

 影響を受けると予想される番組は『笑ってはいけない』だけではない。

「ウッチャンナンチャンの内村光良(57)がMCの『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)もかもしれません。同番組で行なわれているロッチの中岡創一(43)が担当しているコーナー『Qtube』は、多少なりとも影響を受けそうです。

 このコーナーは中岡がYouTubeで話題になっている動画を世界各地で再現するものなのですが、たとえば、ブランコをこいでいる人の下に潜り込んで脱出する“クールブランコくぐり”では、中岡がタイミングを見誤ってブランコをこぐスタッフと激突。中岡が思い切り突き飛ばされる展開があるなど、痛い思いをする場面が何度もありました。これももしかしたら、審議次第ではアウトになってしまうかもしれませんね」(前出のテレビ誌ライター)

 8月17日に解散を発表した雨上がり決死隊の冠番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にも、危うい企画があるようだ。

「最近では6月29日に放送された『芸人体当たりマン決定戦』の企画は微妙なところでしょう。芸人たちがさまざまな競技に体を張って挑む企画なのですが、その競技というのが、ぐるぐるバットをしてフラフラな芸人に電気ショックをかける“ぐるぐるバットビリビリ走り幅跳び”、回転する竹刀の痛みに耐えながらボールを投げる“回転竹刀ストラックアウト”と、痛みに耐えるゲームばかり。

 また、番組屈指の人気を誇る『運動神経悪い芸人』でも“回転竹刀ジャンプ”もありますし、宮迫博之(51)に続いて、審議の結果次第では人気企画も番組から消えてしまうかもしれません」(前同)

■ジャニーズも餌食になったドッキリもアウト!?

 これまでジャニーズタレントであろうがお構いなしにドッキリを仕掛けてきた『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)にもマズい企画があるようだ。

「番組で何度か取り上げられている『秒でスースーを差し上げます』はかなり微妙でしょう。男性の下着にある液体を染み込ませて、それを着用した男性が股間に強烈な冷気を感じるというものなのですが、過去にはこのドッキリにかかって痛みを訴える芸人もいました。

 ほかにも、ロープが十字に張られた神輿に担がれ、男性タレントの股間が圧迫される『秒でお宝みこし』も、ドッキリをかけられた芸人が痛みを訴えることがありましたね。このドッキリは芸人だけでなく、ジャニーズのふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大(34)やA.B.C-Zの河合郁人(33)も餌食になっていました」(前出のテレビ誌ライター)

 審議の結果次第では、想像以上に多くの番組で甚大な影響が出てくるのかもしれない。

「お笑い色がそこまで強くない、国分太一(46)と上白石萌音(23)が司会の『世界くらべてみたら』(TBS系)でも、“トケストケス”というメキシコの電気ショックを与える罰ゲームをスタジオでやって笑いを取ることがあります。これも場合によっては影響を受けそうですし、今回の件のBPOの審議は大きな意味を持ってきそうですね」(制作会社関係者)

 今回の件で、日本のバラエティ番組が大きく変容するのかも!?

2021/8/29 7:40

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