スキマスイッチ「アニサマ」初登場、“アウェー”でも会場を一つにしたクラップレスポンス

音楽ユニット・スキマスイッチが27日、さいたまスーパーアリーナで開幕したアニメソングの祭典『Animelo Summer Live 2021 -COLORS-』に出演。アニサマ初登場となった。

アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のオープニング曲『ゴールデンタイムラバー』、映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』主題歌である『ボクノート』と、自身が手がけたアニメ主題歌を歌唱したスキマスイッチ。

大橋卓弥は「アニサマ、やっと出られました。呼んでいただけて、ありがとうございます」と初アニサマにしみじみ。「僕らもアニメの主題歌を担当する機会がありがたいことにありまして。今日、スキマスイッチのライブを初めて生で見る方いると思う」と話すと、会場のペンライトが一斉に動き出し、「うわ、ショックなくらい初めての方いる」と苦笑い。ピアノを担当する常田真太郎が「顔と名前を覚えて帰ってくださいねというやつですね」と語った。

ある意味“アウェー”でのライブパフォーマンスとなったが、大橋は「僕らのライブではいつもコールアンドレスポンスしているのですが、(コロナ禍で)声が出せないのでクラップレスポンスで1つになれたら」と提案。5000人の観客とクラップを数回やり取りし、会場を1つに。最後は「盛り上がる曲いってみたい」とし、『全力少年』を全力熱唱。観客は声が出せないが、精一杯ペンライトを振り、初アニサマのスキマスイッチを楽しんだ。

今年で16回目となる『Animelo Summer Live』は、アニソン界の人気アーティストが一堂に会する世界最大規模のアニソンイベントで、通称「アニサマ」。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となったため、2年越しの実施となった。毎年1日2万7000人、3日間で8万超人を動員しているが、行政・会場からのイベント入場制限に従い、今年の観客数は各日5000人。ライブ中の声出しなどは禁止で、ソーシャルディスタンスの徹底、入退場を時間差にするなど感染対策を徹底した上で行う。

©Animelo Summer Live 2021

2021/8/27 20:22

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