大事なことは弁護士を入れてしっかりと…私が「公正証書」を作ったワケ【離婚の先にあったもの Vol.3】

■前回のあらすじ

離婚の話し合いで人生史上もっとも病んだ私でしたが、子どもたちを顧みて、新しくポジティブな自分に生まれ変わり…。

みなさんこんにちは。もちもちエプリデイ作者のかわベーコンです。

前回に引き続き、私が離婚までの話の続きです。

■弁護士さんと話して、思わず泣いてしまった

心に寄り添ってもらって、ホッとしたというか、安心したというか…嬉しかったんですよね。

これが弁護士さんではなく、うさん臭い人だったとしても、こうやって寄り添って話を聞いてもらうと、救われる気持ちになるから、そのような人を信じてしまうこともあるのかな…なんて、思ったりもしました(笑)。

弁護士さんに頼むにあたり、費用が気になりましたが、分割支払いもできて良心的でした。

慰謝料が払われたら、そこから何割か弁護士さんへ成功報酬としてお渡しする流れです。

また、弁護士さんへの相談は30分無料や、5,000円のところなど、さまざまでした。

その後も元夫と話し合い、弁護士さんを入れて慰謝料のこと、同時進行で親権の移動や、子どもたちにとって大事な養育費について決めました。

とりあえずメモ書きで。

 

 

■役所で公証人にメモを確認してもらい、公正証書を作ることに…

元夫が生活できなくなるのも困るので、養育費の減額は受け入れました。

ですが、これ以上、養育費を下げられるのも困るので、公正証書を作ることにしました。

役場で公証人の方にこの前まとめたメモを渡して、これを書面にできるか確認。

その中のひとつ…おそらくそれは書面にはできないだろうな、と思っていたものがあったのですが、予想通り、公証人のおじさんにそこをツッコまれました。

それは「いつか元妻(私)が再婚したら、その後の養育費は払わない」というもの。

これわりとよく聞く話らしいです。

でも、養育費は子どもの権利で子どもに払うものであって、元妻に対して支払うものではないんですよね。

なんとなく私はその辺りの情報を知っていてはいたのですが、確信はなかったので公証人の方にはっきりと言ってもらえて良かったです。

とりあえず子どもたちが成人するまで、というカタチで書面に残しました。

また、子どもたち二人の親権は私に移動しましたが、名字は旧姓に戻しませんでした。

娘も変えたくないなーと言っていたのと、私も仕事関係の書類などで戻したら手間になることが多く、そのままにしました。

結婚した時も名字の変更手続きが面倒だなーと思いましたが、離婚した時の方が大変…。

その面倒くささが離婚の抑止力になることもあるかもしれませんね。

公正証書を作りたいと考えている方は、二人でまとめたことをスムーズに確認できるので、忘れずにメモしておくのがオススメです。

その他にも、いろいろと決め事がありましたが、こうして私の離婚は成立しました。

次回に続く(全4話)毎日10時更新!

 

 

2021/8/26 10:00

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