「ナプキンって、どうやって捨ててる?」 共有したい『便利な方法』
月経(通称:生理)が来るたびに消費する、生理用品。
新しいものと交換するごとに、古いほうを衛生面に気を付けながら処分する手間があり、若干面倒に感じるものです。
「もっといいやり方があればいいのに」と思いつつも、誰かと話す機会はなかなかありません。
生理の諸症状について話し、理解し合おうという動きは出てきていますが、『捨て方』まで公に話すのは抵抗がある人が多いのかもしれませんね。
ナプキンを捨てる時のマナー!きれいに畳む方法
公共のトイレは習慣の異なる人たちが共同で使用するため、時に衝突があります。問題としてよく挙がるのが、生理用品専用のゴミ箱『サニタリーボックス』への捨て方。
ナプキンを捨てる時にみんながしている工夫を知らないために、マナー違反になっている人がいるのです。
※写真はイメージ
使用済みのナプキンを軽く畳むだけで捨てると、すぐに開いてしまうので、次に使用する人が経血に濡れた面を見ることも。
きっと、自宅のトイレで処分する時も「きれいな捨て方じゃない」と自覚しながら、相談できずに同じ捨て方を続けている人が一定数いるのでしょう。
試してみない?畳み方1
ナプキンの畳み方にはいろいろあります。
まずは、一方方向に巻いて、新しいナプキンと交換した際に不用となった個別包装のラップでまとめるやり方をご紹介します。
包装についているシールで留められるので、ナプキンが開きにくくなりますよ。
試してみない?畳み方2
次にご紹介するのは、ナプキン自体の粘着面を活用して、より開きにくくした方法。
やり方は、巻き方を変えるだけです!
さらに上からトイレットペーパーで巻けば、ナプキンが勝手に開いてしまうことは、まずなくなります。
自宅でやれば、サニタリーボックス自体も経血で汚れなくなるので、掃除の面倒も減りますよ。
グレイプ社内で調べたところ、トイレットペーパーまできっちり巻く人は半数。
念には念を入れて対策することで、他人はもちろん、自分も快適に過ごせるようにしているみたいです。
今まで1の方法だけだった人は、2も試してみてはいかがでしょうか!
使用済みナプキンをサニタリーボックスからゴミ袋に移す際も、やり方は家庭によってさまざま。
ティッシュペーパーなどと同じ感覚でそのままゴミ袋に入れる人がいる一方、『エチケット袋』である黒色のビニール袋に入れて、中身が見えないようにしてから捨てる人もいます。
しかし、筆者は黒色のビニール袋を使いたくないタイプ。『エチケット袋』として多岐にわたって使用されているため、もはや黒いビニール袋自体が不潔な感じがするのです…。
また、黒色の袋が透明や乳白色のゴミ袋に入っていると、少し悪目立ちしませんか。
社内調査では『エチケット袋』を使用している人と同じだけ、地域ごとのゴミ捨てのルール的に問題がないことを確認し、買い物の際にもらったレジ袋や紙袋などを使用している人がいました。
節約という面もありますが、「別に黒色でなくても、中身が隠れればいい」との考え方から、そうしているのでしょう。
100円ショップにこんな商品も!箱ごと捨てられるボックス
消費者の声を柔軟に取り入れている100円ショップは、生理関係の便利アイテムを次々と発売しています。
最近では、黒以外のカラーの『エチケット袋』も増えてきているほか、こんな商品まで登場!
100円ショップのダイソーから発売されているのは、紙製のサニタリーボックスです。
プラスチック製のサニタリーボックスをトイレに用意すると、ほこりがたまって掃除が大変になる難点がありました。
使い捨てできる紙製のサニタリーボックスなら、箱ごと捨てられるので掃除が楽になります!
さらにこちらの商品は、ナプキンを捨てる時にフタを開ける必要がない点も魅力的。
上から使用済みナプキンを押し込むと、箱の構造的に自動でフタが閉まってくれます。
『エチケット袋』である黒色のビニール袋と並べると、おしゃれ度合いは一目瞭然。
ですが派手ではないので、捨てた時にはほかのゴミに紛れてくれそうです。使用したら、清潔感のあるトイレになりそうですね。
おそらく、生理関係の新商品はこれからも発売されることでしょう。
便利な方法をどんどん取り入れて、快適な暮らしにしていきませんか。
[文・構成/grape編集部]