背中のお肉がモリッ。夏のトップスで、老け見えしちゃう危険アイテム
こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。30代後半~40代の女性にとって「夏のトップス」ってちょっと悩ましい存在。シンプルすぎると老けるし、かといって可愛すぎると痛々しい。
ちょうど良い塩梅(あんばい)の正解もわからなければ、今まさに着ている服がベストなのかもわからない。そんなファッション迷子になってしまうこと、ありませんか?
そこで今回は、とりあえず迷ったらこれだけは避けて! という、大人女性が要注意の夏トップスを2つご紹介します。
◆大人女性NGトップス1:ボーダー×レースのドッキング
カジュアルなボーダーに、上品なレースがあしらわれた夏トップス。一見すると大人女性向けのカジュアルアイテムと感じますが、もしこれが自宅のクローゼットに眠っていたらそろそろお別れを言うタイミングかも。
このトップスは、デザイン自体が5~10年前に流行ったもので、今ではあまり見かけることのないトップスです。しかもただでさえボーダーの主張が強いのに、そこにレースが加わることで全体的にごちゃごちゃした印象を与えやすいため大人の女性にはおすすめしていません。
◆柄やモチーフは一点に集中させたほうが良い
ボーダーならボーダーのみのデザイン、レースならレースだけのデザインと柄やモチーフは一点に集中させたほうが全体的に品良くまとまります。レース同様、襟まわりにビジューやパールが付いているようなものも同じく、デザインだけが可愛過ぎて顔立ちが老けて見えやすいので注意しましょう。
◆シンプルなTシャツにお金、かけられますか?
突然ですが皆さん、「シンプルなTシャツ」を買うときの予算はどれくらいですか? 筆者のように、シンプルなTシャツに高いお金を出すことへ抵抗がある人も、結構いると思うんです。だってTシャツですから何度だって洗濯したいし、汗蒸れも気にせず着倒したい!
つまり頻繁に買いそうで買わないのがTシャツ。もしくは1000円台以下のおトクな値段でのみ買うのがTシャツ。後者の場合どうしても、身につけるTシャツのシルエットを軽視しがちになるもの。
◆大人女性NGトップス2:薄手のジャストサイズTシャツ
と、前置きが長くなりましたが、大人女性に避けて欲しい2つ目のアイテムは、薄手のジャストサイズのTシャツです。
とくにTシャツを着たとき老けて見えてしまいがちなポイントは、首・バストライン・二の腕・背中の肉感です。痩せている・太っている以前に、大人のお肉の“質感”があらわになりやすいのです。
安いTシャツ=品質が悪いという訳ではありませんが、着てみると首回りが野暮ったい・背肉を拾ってしまうなどディティールに違いが生まれるので試着は必須(もちろん高いTシャツでもできるだけ試着して欲しいですが)。薄くてジャストサイジングなTシャツほどシルエットが浮かび上がるので、できるだけ肉厚な素材のボックスシルエットTシャツを選びましょう。
◆新しい季節とともに、新しい自分を再構築しよう
「流行を追いかける」というと、流行に振り回されている気がして好まないという人もいるかもしれません。しかし、流行を知ることは洗練された大人にとって非常に大事な要素です。
自身の手持ちの服が今も自分を美しく見せてくれているのか。それを知るカギはやはりトレンドにあります。お洋服も毎年変わらないようでいて、微妙にシルエットの変化があるもの。ぜひ、新しい季節を迎えると同時にチェックしてみてくださいね!
<文&イラスト/角佑宇子>
【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。インスタグラムは@sumi.1105
ちょうど良い塩梅(あんばい)の正解もわからなければ、今まさに着ている服がベストなのかもわからない。そんなファッション迷子になってしまうこと、ありませんか?
そこで今回は、とりあえず迷ったらこれだけは避けて! という、大人女性が要注意の夏トップスを2つご紹介します。
◆大人女性NGトップス1:ボーダー×レースのドッキング
カジュアルなボーダーに、上品なレースがあしらわれた夏トップス。一見すると大人女性向けのカジュアルアイテムと感じますが、もしこれが自宅のクローゼットに眠っていたらそろそろお別れを言うタイミングかも。
このトップスは、デザイン自体が5~10年前に流行ったもので、今ではあまり見かけることのないトップスです。しかもただでさえボーダーの主張が強いのに、そこにレースが加わることで全体的にごちゃごちゃした印象を与えやすいため大人の女性にはおすすめしていません。
◆柄やモチーフは一点に集中させたほうが良い
ボーダーならボーダーのみのデザイン、レースならレースだけのデザインと柄やモチーフは一点に集中させたほうが全体的に品良くまとまります。レース同様、襟まわりにビジューやパールが付いているようなものも同じく、デザインだけが可愛過ぎて顔立ちが老けて見えやすいので注意しましょう。
◆シンプルなTシャツにお金、かけられますか?
突然ですが皆さん、「シンプルなTシャツ」を買うときの予算はどれくらいですか? 筆者のように、シンプルなTシャツに高いお金を出すことへ抵抗がある人も、結構いると思うんです。だってTシャツですから何度だって洗濯したいし、汗蒸れも気にせず着倒したい!
つまり頻繁に買いそうで買わないのがTシャツ。もしくは1000円台以下のおトクな値段でのみ買うのがTシャツ。後者の場合どうしても、身につけるTシャツのシルエットを軽視しがちになるもの。
◆大人女性NGトップス2:薄手のジャストサイズTシャツ
と、前置きが長くなりましたが、大人女性に避けて欲しい2つ目のアイテムは、薄手のジャストサイズのTシャツです。
とくにTシャツを着たとき老けて見えてしまいがちなポイントは、首・バストライン・二の腕・背中の肉感です。痩せている・太っている以前に、大人のお肉の“質感”があらわになりやすいのです。
安いTシャツ=品質が悪いという訳ではありませんが、着てみると首回りが野暮ったい・背肉を拾ってしまうなどディティールに違いが生まれるので試着は必須(もちろん高いTシャツでもできるだけ試着して欲しいですが)。薄くてジャストサイジングなTシャツほどシルエットが浮かび上がるので、できるだけ肉厚な素材のボックスシルエットTシャツを選びましょう。
◆新しい季節とともに、新しい自分を再構築しよう
「流行を追いかける」というと、流行に振り回されている気がして好まないという人もいるかもしれません。しかし、流行を知ることは洗練された大人にとって非常に大事な要素です。
自身の手持ちの服が今も自分を美しく見せてくれているのか。それを知るカギはやはりトレンドにあります。お洋服も毎年変わらないようでいて、微妙にシルエットの変化があるもの。ぜひ、新しい季節を迎えると同時にチェックしてみてくださいね!
<文&イラスト/角佑宇子>
【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。インスタグラムは@sumi.1105