「東京パラリンピック」を子どもたちに観てもらう意義…「大会後の日常の生活のなかでの新しい”気づき”につながっていく」

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モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。8月13日(金)の放送は、夏休み中のユージに代わり、「11代目・歌のお兄さん」としてもおなじみの横山だいすけさんがパーソナリティをつとめました。今、知っておくべき注目のトレンドを解説するコーナーでは、「子どもとシェアするパラリンピック」について伺いました。

※写真はイメージです



8月24日(火)に開幕する「東京2020パラリンピック」に向けて、8月12(木)より全国各地で、地域の特色を生かした方法で聖火の火を採取する「採火」がスタート。8月20日(金)には、全国から集められた火を1つにする「集火式」が東京・迎賓館赤坂離宮でおこなわれ、パラリンピック発祥の地・イギリスのストークマンデビルで採火された炎と1つになります。その後、都内で点火セレモニーがおこなわれたあと、東京パラリンピック開会式で聖火台に点火され、13日間におよぶ大会がスタートします。

◆コンセプトの1つは「多様性と調和」

横山:いよいよ開催がせまってきましたね!

吉田:東京オリンピックは“家族そろってテレビの前で応援した!”という方も多いと思います。今回は、パラリンピック・パラスポーツの総合サイト「パラサポWEB」編集長・髙木真佑子さんにお話を伺いました。

髙木:「東京2020パラリンピック」の大切なコンセプトの1つが「多様性と調和」です。パラリンピックの競技では、義足や義手、車椅子といった用具を使用したり、視覚障害の選手がガイドと一緒にプレイします。工夫をすることで、“できない”を“できる”に変えるヒントが詰まっているのも見どころです。パラリンピックでは、ぜひ唯一無二の自分の個性を生かして戦う選手たちに注目してみてほしいです。

今大会から新しくなったこととしては、テコンドーとバドミントンが競技として初採用されました。オリンピックでも、初採用された競技で日本人選手がメダルラッシュとなりましたが、この2競技も日本人選手のメダル候補がたくさんいますので、ぜひ注目してみてください。

吉田:東京オリンピックで日本は史上最多のメダル獲得を果たしましたので、パラリンピックでもたくさんの感動が生まれることを期待したいですよね!

◆親子で観るパラリンピック…新たな“気づき”

髙木:車椅子の方や視覚障害の方などの生活に対して、普段の生活ではなかなか意識が向きにくいのかなと思います。ただ、今回のパラリンピックで、パラアスリートの「スポーツを純粋に楽しむ」という見方を通して、私たちにとっても障がいが身近なものになるのではないでしょうか? そのパラリンピックで得た”気づき”が、おそらく大会後の日常の生活のなかでの新しい”気づき”にも繋がっていくのかなと思っています。

吉田:そんなパラリンピック競技の魅力を親子で共有するときに、1つのポイントがあるそうですね。

髙木:大人の目線で伝えるのではなく、お子さんの目線で感じたことを親子で一緒に考えてみると、新しい発見があるかもしれません。パラリンピック教育では、この効果を「リバース・エデュケーション」と言います。つまり「教育の逆転現象」ですね。親から子どもに伝えることが一般的な教育かと思いますが、逆に子どもの純粋な目で見て感じた感性を親が知ることで、親自身の成長につながったり、自分の新しい発見につながる効果を生んでいます。一人ひとり違うアスリートの工夫、凄さをお子さんと一緒に見つけてみるのも楽しいのではないでしょうか。

吉田:大人に比べて、先入観や偏見のない子どもたちのほうが新しい価値観を受け入れやすく、また、興味を持った内容を伝えるエネルギーが大きいようです。パラスポーツにおいては、その魅力に触れた子どもたちのほうから、大人たちに新たな価値観をシェアしてくれることが多いのだそうです。

横山:パラリンピックは、親子で応援することによって、大人がパラスポーツの扉を開け、子どもが自らの感性で魅力を知り、やがて、そこで得た気付きを大人に教える。大人はそこで新しい発見をする……今回のパラリンピックのコンセプトの1つが「多様性と調和」ですが、そんな理想の社会に向けて、親にとっても、子どもにとっても、良い機会になるということですね!

吉田:そうですね。ぜひ、親子でパラリンピックを観る時間を作っていただけたらと思いますね。だいすけお兄さんは、NHKで放送されているパラスポーツを、もっと身近にもっと楽しく知ってもらうアニメ「アニ×パラ~あなたのヒーローは誰ですか~」のパラ卓球編でテーマ曲を歌っています。パラスポーツについてはどんな思いがありますか?

横山:僕はパラスポーツについてそんなに詳しくは知らなかったのですが、このテーマ曲を歌わせていただいて、パラスポーツを知ることができました。知ってみると、いろんなことに興味がわいてきました。また、「アニ×パラ」をきっかけに、子どもたちにパラスポーツに興味を持ってもらいたいな、と感じました。

そしてこの曲「もったいない青春」は、作詞・作曲をつんく♂さんが手掛けられています。つんく♂さんご自身、のどに大病を患っているなかで、この歌はすごくポジティブな歌詞とメロディーでした。僕は歌と手話の両方をやらせていただいたのですが、手話についても、もたくさんの子どもたちに触れてもらいたいなと思います。

吉田:今回は東京でおこなわれるパラリンピックということで、より興味を持って、家族で観る機会にもつながりそうですね!

横山:そうですね。家族みんなで応援してもらいたいですね!

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/one/

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  • 8/21 6:40
  • TOKYO FM+

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