小型なのに強力な風!夏の味方、スタンド付きハンディファン

―[プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」]―

◆小型ながら、強力な風を浴びせる、スタンド付きハンディファン

●リズム時計 スタンド付きハンディファン Silky Wind Handy Fan S

価格:1980円/サイズ:高さ162×幅85×奥行き39mm/重さ:140g

 夏になるとよく売れるのが、バッテリーで駆動するハンディファンだ。街を歩けばファンで風を浴びながら歩く人々をよく目にするが、便利だとわかっていても筆者はハンディファンを避けてきた。こう、粋じゃあないというか、風が欲しいなら扇子があるじゃないか、と。

 とはいえ、ハンディファン界隈は毎夏チェックしていた。すると今年はガジェット的に面白いファンがたくさん登場しているじゃないか。量販店や通販で調べた数十台の候補の中から筆者が選んだのが「Silky Wind Handy Fan S」だ。

 筆者がハンディファンに求める要件は3つ。ひとつは、スタンドで自立すること。もうひとつは持ち歩ける小型さであること。そして最後が、USB Type-Cであること。Silky Wind Handy Fan Sは、そのすべてを満たした理想の一台でもあった。

◆想像以上の風量に驚き

 まずは自立スタンド。Silky Wind Handy Fan Sは4段階の角度で自立し、胸の位置から顔まで、幅広い角度をカバーしてくれる。自宅で使う場合、角度をつけてデスクの端においておけば、卓上ファンとしても活躍してくれる。

 次に携帯性。ここについてはもっとコンパクトなハンディファンもあるため、特別にアドバンテージがあるわけではない。折り畳み式や板状のハンディファンのほうが小型だが、このサイズは折り畳めないハンディファンとしてはギリギリ小さいと言えるレベル。このサイズを維持することで2000mAhのバッテリーを実現しているのなら、まあ許せるだろう。

 そして最後は、Type-C端子。これはマストの条件だった。ワイヤレスイヤホンや充電器など、手持ちのガジェットはどんどんType-Cに統一しているので、多少値段が上がってもType-Cを選びたかった。今ガジェットを買うなら、もはやmicroUSBを選ぶ道理はない。

 このように、Silky Wind Handy Fan Sは筆者の要望をほぼ満たした理想のハンディファンだったが、嬉しい誤算もあった。それは、風量の強さ。想像以上に風量があり、外出時だけでなく猛暑の屋内や風呂上がりなど、幅広いシーンで活躍してくれている。二重反転ファンの威力、恐るべし!

◆リズム時計 スタンド付きハンディファンのここがスゴイ!

 二重反転ファンにすることで、コンパクトながら大風量を実現。後部ファンで空気を集め、前部ファンで筒状の風を作る。最小風量の弱でも十分な涼しさを感じ、最大のターボにすればあっという間に汗が引いていく。

◆【今週のジバラー】ヤマダユウス型

楽器、カメラ、イヤホン、ゲームが好きなフリーライター。主にガジェット関連の記事執筆や取材を行っている

―[プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」]―

2021/8/18 15:51

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