ボートに無断で乗ってきた『お客さん』に持ち主は大喜び 「素敵な出会い」
今日、我々のボートに意外な北極からのお客さんがやってきたよ。
そんなコメントとともに、投稿された動画が話題になっています。
アイルランドのコーク州にある『クロナキルティ蒸留所』は、海のすぐ近くに位置していて、ボートを所有しています。
ある日、会社のボートの1つに、許可なく誰かが乗り込んでいたのだそう。
『クロナキルティ蒸留所』はその侵入者を撮影してTwitterに投稿したところ、反響が上がりました。
勝手にボートに乗っていたのは…。
One of our team had an unexpected Artic visitor on their boat this evening. #Wallythewalrus spotted in Clonakilty today.... we reckon he must have stopped by on his travels for a refreshing Minke G&T. 😅🍸#clonakilty #wildatlanticway #purecork pic.twitter.com/zGH8vGqotB
— ClonakiltyDistillery (@clondistillery) August 9, 2021
ボートに乗っていたのは…セイウチのウォーリー。
ウェブメディア『The Dodo』によると、このセイウチは数か月前から港でよく目撃されていて、住民から親しみを込めてウォーリーと呼ばれているのだそう。
『クロナキルティ蒸留所』のアダム・コリンズさんも、ウォーリーのことは知っていましたが、まさか自分たちのボートで見かけるとは思っていなかったといいます。
ウォーリーは、ボートの上ですっかりリラックスした様子で、くつろいでいました。
ボートのサイズに対して、ウォーリーの体はやや大きすぎるようにも見えますが、彼はあまり気にしていないみたいですね。
Some more shots of our Arctic friend #wallythewalrus. Who was spotted having a snooze on one of our team's boat, this evening in Clonakilty. #clonakilty #wildatlanticway #purecork pic.twitter.com/TK12WY5D5h
— ClonakiltyDistillery (@clondistillery) August 9, 2021
『クロナキルティ蒸留所』のスタッフたちは、ウォーリーを怖がらせないように気を付けながら近付いて、その姿を撮影。
これらの貴重な映像と写真には、多くのコメントが寄せられています。
・なんて素敵な出会いなんだ!
・ウォーリーが、仕事で大変な1日の終わりみたいで笑える。
・ウォーリーをもてなしてくれてありがとう。
スタッフはウォーリーを追い払うことはせずに、好きなだけボートの上で過ごさせてあげたのだそう。
結局、ウォーリーは夕方になってもまだボートに乗っていたため、その日はボートを使うことができなかったのだとか。
でもアダムさんは「彼にリラックスしてもらえて、私たちもとても嬉しいです」と語りました。
優しい人たちにそっと見守られながら、ウォーリーはボートの上でいい夢を見ていたかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]