指原莉乃も体験、毛穴が消える!?と噂の施術「ダーマペン」を受けてみた

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最近よく聞く「ダーマペン」。美容医療施術のひとつで、雑誌やインスタ、そして広告でもよく目にします。

https://youtu.be/SXLVgZ0H5wE

 指原莉乃さんがYouTubeで自ら体験する動画を公開したりと、美容好きの間で話題になっています。しかもどうやら私の最大の悩みの「毛穴」に効果があるようで、とても気になっていました。

◆毛穴が気になる私、話題のダーマペンを受けてみた

 だけど、スキンケア化粧品やエステと違って、どうもハードルが高いのがクリニックでの美容医療。第一のハードルは、その価格です。公的保険がきかない自由診療だから、施術1回で数万円は当たり前。話題のスキンケアコスメが何個買えるんでしょうか。

 第二のハードルは怖さ…。レーザーとか肌に当てるの怖い。高い効果と引き換えのリスクはないのかも不安。そしてクリニック選びも難しいです。

 そう思って二の足を踏む日々が続いていますが、そんな悠長なことも言ってられない肌の曲がり角がやってきた。ということで、体を張って話題の「ダーマペン」を受けてみました。

◆細い針を刺して“お肌の段差を平らにする”

 そもそも今流行りのダーマペンとは、どういう施術なのでしょうか? 今回施術を受ける美容皮膚科「凛クリニック銀座」の中島菓(なかじま・このみ)医師に、話を聞きました。

「ダーマペンは、簡単にいうと“肌の段差を平らにする施術”です。そのため、毛穴の開きや、クレーターのようにデコボコになってしまったニキビ跡に効果があります。

 施術では、マシンで非常に細い針を肌に刺していき、肌の表面に小さな穴を開けます。その傷が、肌の自然治癒力により修復されることによって、施術前よりもなめらかな肌が再生されるんです。レーザーを当てるわけではないので、やけどなどの心配はありません。
修復までに1週間ほどダウンタイムがありますので、注意してくださいね」(中島先生、以下同)

 なるほど、かさぶたが取れたらツルンと綺麗な肌が現れるような感じでしょうか。肌に穴を開けるとは少々痛そうですがその先に、理想の肌が待っているのであれば耐えるしかないだろう…!

 ダウンタイムのために予定の調整が必要ですが、今はマスクで顔をほとんど隠せますし、受けるタイミングは作りやすいかもしれません。

◆施術後の鎮静パックは、クリニックによって様々

「ダーマペン施術後には、鎮静パックをするのが基本的な流れです。使用する薬剤は、ビタミンやヒアルロン酸など、クリニックによって違いますが、当クリニックでは、乳歯の歯髄から作った『ヒト幹細胞培養上清液』を使っています」

 ヒト幹細胞培養(上清液)という言葉も美容の場で耳にすることが増えましたが、人の細胞を肌に塗るってことですか…?

「いえ、ヒト幹細胞培養液には、ヒトの細胞自体は含まれていません。培養液というのは、ヒトから採取した幹細胞を培養した際の上澄み液です。細胞は入っていませんが、細胞を活性化させる成長因子が豊富に含まれています。

この成長因子は自分の眠っている細胞を活性化させてくれるため、肌のターンオーバーが促進されるんです。まだ研究中なので、ヒト幹細胞の真の力は未知数ですが、実際に認知症などの治療にも使われ始めているんです。

ダーマペンの施術後は、肌に穴が空いている状態なので、ヒト幹細胞培養液が皮膚のより深部(真皮層)まで浸透します。ふだんの肌に化粧品などで塗るよりも、高い効果が期待できるわけです」

 ダーマペンの機械自体は同じでも、その後のケアにはクリニックによって違いがあるんですね。また、同じ「ヒト幹細胞培養液」でも、脂肪由来や植物由来など種類があり、濃度も違ったりするそうです。

◆いよいよ体験。施術の流れや気になる痛みは?

 一通り、ダーマペンについて学んだところで、ついに施術を受けることに(緊張)。

 まずはカウンセリングから。体調のチェックや、施術の流れの説明を受けます。気になるダウンタイムについても聞きました。24時間後からはメイクをしてもいいそうですが、とはいえ赤みや皮むけがあります。そして肌が敏感な状態になっているため、触るのはNG。また紫外線も避けた方がいいそうです。

 次は麻酔です。っていうか麻酔するのか…。肌に針ですもんね。エステではやらないやつ。施術台に寝て、クリーム状の麻酔を顔に塗ってもらい、15分ほど置きます。

 顔が動きにくくなる初体験。麻酔がきいたらいよいよ施術スタートです。

◆剣山のようなモノが肌に押し当てられる感覚

 施術では、まずお肌にヒト幹細胞培養上清液を塗布します。
そしてダーマペンの機械が登場です。歯医者で歯を削るやつとか、電動ドリル的な激しい音が耳元でして、ちょっとビックリ。そしてその振動が肌に…。確かに、生け花で使う剣山のようなモノが肌に押し当てられている感触が伝わってきました。

 麻酔をしているとはいえ、少々痛みもあります。痛みが苦手な人はそれなりに覚悟を持って挑んだほうがいいかもしれません。あと怖いです。私の肌は大丈夫なのか…。

 施術自体は15分程度で終了しました。施術直後に鏡を見たら、顔が真っ赤で出血している箇所も。ひどい日焼けと火傷の間くらいの真っ赤さでびっくりします。

◆顔が真っ赤に!鎮静パックをして完了

 最後に鎮静パックをしてもらいつつ、10分ほど顔を冷やして完了です。大掛かりな施術ではありますが、トータルで1時間程度、あっという間に感じました。

 特に着替えなどもありませんし、終わったらそのまま帰宅することができました。顔は真っ赤なままですので、誰にも会いたくないですし、家に直行です。顔は熱を帯びてきて、じんじんと痛みもあります。

 私はすぐに慣れて耐えられましたが、麻酔が切れる施術3〜4時間後に痛みのピークが来る人もいるとか。辛い場合は、保冷剤をラップに巻くなどして肌にあて、冷やすといいそうです。

 施術後6時間は血流がよくならないように、湯船への入浴や運動、飲酒はNGです。顔は水洗いだけにとどめ、刺激の少ない化粧水をそっと塗り込むのみにしました。この状態でとても塗る気にはならないですが、ピーリングなど刺激強めのコスメは控えるべきだそうです。

◆皮がボロボロむけたあと、ツルンとしたお肌が

 その後の経過はというと、3日目くらいには、赤みも少し落ち着き、万全ではないもののメイクをすると、まぁ許せるように。しかし4、5日目に、日焼け後のように皮がボロボロ剥けてきました。化粧でどうにもならん、困った。

 ダウンタイム終了目安の1週間後は、待望のツルンとした肌が現れました。毛穴が!たしかに!小さく!なっている!嬉しいぃぃ。

 毛穴消滅とはいえないですが、凹凸具合が減ったなと感じます。気になっていた頬や顎のザラつきは収まりなめらかに。肌の土台が均一になったことで、化粧ノリがかなり上がりました。あと、スキンケアも浸透がよくなったと思います。

 その後、数日間たっても整った肌状態は継続。維持できています。誰かから気付かれるほどではありませんが、スキンケアや化粧をする際に確かな変化を感じることができ、気持ちがあがる。美容は、自己満が何よりも大事ですからね。

◆ダーマペンのリスクと、向く人・向かない人

 私としては大満足のダーマペン施術ですが、もちろん効果には個人差があります。肌によって向き不向きやリスクもあるのでしょうか。

「肌のデコボコが気になる方なら、年齢に関係なく相性のいい施術です。
ですが肌に強い刺激が加わりますので、色素沈着が起こることもあります。特に肝斑(かんぱん)の上に施術をしてしまうと、悪化しやすいため注意が必要。肝斑の発生している箇所は避けて施術するように、カウンセリング時に確認していますが、顔の広範囲に肝斑がある方は、施術自体を避ける方がいいでしょう。

 また、ニキビ跡には効果がありますが、炎症を起こしているニキビへの施術は刺激が強く好ましくありません。ニキビを治してからがいいですね」(中島先生)

どんな医療にもリスクは付きもの。信頼できるクリニックを見つけて肌に合うものを取り入れたいですね。

◆ダーマペンの料金相場は、1回2万~3万円

 ちなみにダーマペンは、3週間ほどのスパンでまた受けられるとのことですが、私の場合は、あと何回ほど受ければいいのでしょう。

「柔らかい肌質なので、今後たるみ毛穴が気になるようになるかも。ゴール設定にもよりますが、6回ほど行うと、相当毛穴の改善を実感できると思いますよ」(中島先生)

 とのこと。赤ちゃん肌くらいの高みを目指したいところではありますが、現実的なゴールまで、まずは到達したい。

 一般にダーマペンの料金相場は、1回2万~3万円程度。鎮静パックの種類によっても金額が変わり、凛クリニック銀座は1回3万3000円。ということは、合計で十数万円しますね…。やっぱ高いなあ。気軽に払える金額ではないし怯みますが、ここはひとつ冷静に考えてみました。

 長年悩まされてきた毛穴。毛穴対策コスメは相当買いましたし、フェイシャルエステも行ったし、かなりの時間とお金を費やしてます。ですが、今回のダーマペン1回分の変化を感じられたことはありませんでした。

 今後の経過を見つつ、(あと財布と相談しつつ)ですが、2度めのダーマペンに挑戦しようかなと思っています。めでたく美容沼に突入させていただきました。

<取材・文/井澤梓 撮影/山田耕司>


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