【関屋記念 枠順データ分析】7・8枠で実に8勝、13連対と圧倒的な好成績

 15日に新潟競馬場で行われる関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番、12番。3回で10番が続き、2回が1番、4番、6番、7番、9番、13番、14番、17番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-0-1-15/17 複勝率11.8% 複勝回収率31%

2枠 1-1-2-14/18 複勝率22.2% 複勝回収率65%

3枠 0-0-2-16/18 複勝率11.1% 複勝回収率26%

4枠 0-2-1-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率38%

5枠 0-0-3-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率49%

6枠 0-2-0-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率33%

7枠 5-1-1-17/24 複勝率29.2% 複勝回収率85%

8枠 3-4-0-18/25 複勝率28.0% 複勝回収率70%

 前提として、全頭ベタ買いの複勝回収率が52%という人気馬が強い一戦であることを頭に入れておきたい。過去10年に限れば、10番人気以下が一度も馬券を果たせておらず、能力のある馬が実力を発揮しやすい舞台ということだろう。

 枠順別成績で目につくのが、7枠と8枠の好成績。実に8勝、13連対と他を圧倒する好成績を収めている。昨年も、8枠17番のサトノアーサー(4番人気)、8枠18番のトロワゼトワル(8番人気)という、ピンク帽のワンツーフィニッシュだった。

 なお、1・2枠から勝利した17年マルターズアポジー(2枠3番・7人気)、13年レッドスパーダ(1枠1番・4人気)は前者が逃げ切り、後者が2番手からの抜け出しだった。比較的、先行馬の活躍が目立つレースなので、先行力のあるタイプに関しては、内枠でも注意を払った方が良さそうだ。

2021/8/13 12:33

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