51歳の女芸人・島田珠代の下ネタギャグに爆笑。一気に再ブレイクしたわけ

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 ここ最近、吉本新喜劇でお馴染みの島田珠代さん(51歳)が、お笑い番組をにぎわせています。

 直近の全国放送の地上波だけでも、7月2日放送『爆笑!ターンテーブル』(TBS系)や、7月1日放送『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)などの番組に出演。出るたびに大爆笑を取り、Twitterのタイムラインがざわつくのです。

 彼女の名前は知れど、ハイテンションで意味不明な下ネタを繰り返す彼女の芸に、改めて衝撃をうけた人も多数いたようです。昨今流行りの芸風とは真逆をいく島田珠代さんの魅力を振り返ってみましょう。

◆珠代、パンティーテックス! 関西では言わずと知れた人気者

 島田珠代さんと言えば、吉本新喜劇所属のベテラン女優として関西ではおなじみの人気者。男性の股間を「チ~ン」と指で弾いたり、どつかれた後に「男なんて、シャボン玉~」と強がりを言うギャグが有名です。

 彼女が全国区で再び注目を集めたのは、2020年9月放送・千鳥さんが司会の『相席食堂』(朝日放送)でした。

 京都・嵐山ロケで序盤から「珠代、パンティーテックス!」と叫び、ギャグを連発。白目をむき、ポーズを決め、矢継ぎ早にほぼ下ネタのギャグを披露する彼女に、スタジオのみならずネットがざわつきました。

◆持ちネタ「パンティーテックス」がトレンド入り

「パンティーテックスが頭から離れない」「珠代姉さん最高」などと、Twitterでも絶賛の声があがり、「パンティーテックス」というワードがトレンド入りするほど。この回は、いまだに相席食堂の神回として視聴者の中で伝説となっています。

 以降、全国区でも露出が増え、2021年1月の『新春!爆笑ヒットパレード2021』爆速ネタコーナーや、2月の『踊る!さんま御殿!!』にも相次いで出演し、相変わらずのテンションの高さや明るさを見せつけました。

◆下ネタギャグ連発! 昭和の女芸人、見参

 1970年生まれの島田さんは、高校在学中『4時ですよーだ』(毎日放送)などの素人コーナーに出演したことを機に、17歳で吉本入り。現在は51歳のアラフィフです。そんな彼女があそこまで弾け、ツッコミ役がいなくともハイテンションに下ネタギャグを続ける姿は、年齢や芸歴を一切感じさせないインパクトがあります。

 しかし、実は昔からやっていることは変わっていません。ここ最近の露出増は、千鳥などによって全国区で「見つかってしまった」ようなもの。

 昨今はコンプライアンス等の問題から、女性の見た目いじり、下ネタを振ること、体を張らせることなどがタブーのようになり、女性芸人の扱いの難しさが叫ばれています。自ら見た目いじりに抗うことを宣言して賞賛される女性芸人もいれば、「今後、私はどうしたらいいか」と複雑な反応をする独特な見た目を売りにする芸人さんもいます。

 そんな問題は関係ないと言わんばかりに披露される、ベテラン・島田珠代さんの変顔を駆使したハイテンション下ネタギャグ。

◆島田珠代さんの芸が持つ、圧倒的な勢いと中毒性

 話題の「パンティーテックス」以外にも「おばさんダンス」や「ボインボイン」など、まるで今の風潮と逆行するかのような昭和の芸風です。時代錯誤、古いと評する人さえも黙らせる、圧倒的な勢いと中毒性があります。

 業界が昔の芸風に対して及び腰になっている今だからこそ、島田さんの独特な個性が目立ち、人の印象に残ることになったのでしょう。

◆アラフィフの底抜けの明るさが元気を与える

 また、この閉塞感のあるここ最近のでは、アンミカさんや、フワちゃん、ティモンディの高岸さんなど、底抜けに明るく元気なタレントがテレビをにぎわせ、人気者になっています。島田さんも、少々下品ではありますが、その振り切った姿に元気を与えられたという人も多いです。

 2021年2月に放映された『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)でも「島田珠代に恋した7歳児」なる回が放送。そこでは、同じく島田さんに夢中になったという55歳男性とのバチバチの恋のバトルが繰り広げられました。この回は6月に再度放送されたほど好評でした。それだけ、関西では老若男女にウケているということがうかがえます。

◆全力で弾ける姿に、勇気や元気を貰える

 キャリアをそこそこ積んだアラフィフともなれば、変にプライドを持ったり、現状に落ち着こうと守りに入ったり、また、次世代に活躍する場を譲らねばいけないという葛藤も出てくるはず。しかし、若手に交じり、昔と変わらない全力で弾け、いまもなお再ブレイクを虎視眈々と狙っているようにも見える島田さん……。

 同世代の女性からも、「まだまだ私はがんばらねば」と、そんな彼女の姿に勇気や元気を貰えるという声も多いのです。

 明るく元気で、深く考えなくても笑える島田珠代さんの芸は、まさに時代が求めていたものなのかもしれません。今後、全国区での更なるブレイクの期待も高まりますね。

<文/小政りょう>

【小政りょう】
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

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