【続編公開記念】息をしたら終わり…最凶の盲目老人が襲い来る!『ドント・ブリーズ』を振り返る!

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2021年8月13日より最凶スリラーの続編『ドント・ブリーズ2』が日米同時公開となる。それを記念して、2016年に公開された前作『ドント・ブリーズ』を振り返る!息をしたら最後・・・映画史上最凶の盲目老人が襲い来る!

思い返すこと5年前。われわれは映画館で、‘‘息を止める’’というなかなかできない貴重な経験をした・・・。
2016年に全世界に衝撃を与えたスリラー映画『ドント・ブリーズ』の続編『ドント・ブリーズ2』がついに全国ロードショーとなる。
これを記念して、「20年に一本の<アメリカ発>恐怖の作品!」とまで称された前作の魅力を振り返ってみよう。

息をしたら最後・・・盲目の老人が襲い来る!

『ドント・ブリーズ』(2016)

https://www.imdb.com/title/tt4160708/mediaviewer/rm330172416/?ref_=tt_ov_i

セキュリティ会社に勤める父を持つアレックス(ディラン・ミネット)とロッキー(ジェーン・レヴィ)、そしてマネー(ダニエル・ゾヴァット)の3人は強盗を生業としていた。
ある日、事故が原因で娘を失い、その慰謝料として大金を手にした盲目の元兵士をターゲットとして選んだ彼らは、その家に侵入するが、その盲目の老人の恐ろしき実態に恐怖するのであった・・・。

斬新なハウスブレイキング・スリラー!

1968年のオードリー・ヘプバーン主演『暗くなるまで待って』に始まり、2002年の『パニック・ルーム』など、この手のハウスブレイキング・スリラーは1年に1本以上のペースで製作されてきているが、そのどれとも一線を画す革新的な視点から描かれているのが『ドント・ブリーズ』だ。

『ドント・ブリーズ』(2016)

https://www.imdb.com/title/tt4160708/mediaviewer/rm1049102592?ref_=ttmi_mi_all_sf_11

前出の『暗くなるまで待って』はオードリー・ヘプバーンが盲目の夫人を演じ、何者かが侵入してくるストーリーであるが、本作も題材や中心にあるテーマはほとんどそれと同じだ。
だが、一つだけ全く違う部分がある。
それは他のハウスブレイキング・スリラーとも異なる部分なのだが、本作は‘‘侵入してきた者が侵入された者に手荒くされる’’のだ。
普通はその逆で住人である登場人物が何かを目的とした侵入者に恐怖を覚えるのがノーマルなスリラー。
ただ、本作は強盗として侵入した若者たちが住人である老人に返り討ちにされ、捻り潰されていく姿が描かれる。

『ドント・ブリーズ』(2016)

https://www.imdb.com/title/tt4160708/mediaviewer/rm92801280?ref_=ttmi_mi_all_sf_7

全体を通して登場人物たちの設定やらにはさほど注視しておらず、深く掘り下げられているわけではないのだが、その題材故にやはり没入感はすごい。
恐怖に陥れる存在に‘‘盲目’’であるという制限がかかっているのが、かなり良い影響を及ぼしており、目の前にいても気づかれてはいけない、息をしてはいけないという感情が働き、観ているこちらまでもが息を止めてしまうほどに、観客巻き込み型の作品である。
秀逸なカメラワークも目を惹き、まさに近未来型の斬新なスリラーと言えるだろう。

ホラー映画史に残る恐怖の老人が誕生!

この‘‘最凶の盲目老人’’を演じるのは、映画『アバター』(2009)などでおなじみのスティーヴン・ラング。

『ドント・ブリーズ』(2016)

https://www.imdb.com/title/tt4160708/mediaviewer/rm981993728/?ref_=tt_md_2

公開当時64歳であったにもかかわらずマッチョな体型が印象的なこの男の顔の筋肉だけで語る演技には文字通り圧倒された。
盲目であるために演技として目を使うことができないのだが、これを好機と捉えんばかりの圧倒的な存在感で、観る者を恐怖のどん底に落とし込む。
そのしつこさもまた映画史に残るといっても良いほどだ。

一方で若者たちの中で目を惹いたのは、やはりディラン・ミネット。

『ドント・ブリーズ』(2016)

https://www.imdb.com/title/tt4160708/mediaviewer/rm2445561856?ref_=ttmi_mi_nm_sf_15

大ヒットタイムリミット・サスペンス『プリズン・ブレイク』でマイケル・スコフィールドの幼少期を演じ、最近では海外ドラマ『13の理由』の主演俳優としても活躍した期待の若手だが、やはり巧い。
その緊張感漂う表情も去ることながら、置かれた立場を観客に理解させる方法を知っているかのようにその場その場で見事な適応力を魅せる。
その場の空気を読み取り、キャラクターが持つ特性をしっかりと伝えることのできる稀に見る俳優である。

そのほかにもディラン演じるアレックスの兄妹ロッキー役を演じるジェーン・レヴィは、ミュージカル・ドラマ『ゾーイの超イケてるプレイリスト』の主演として活躍目覚ましい女優である。
いま、本作で活躍した若手俳優たちが飛躍の時を迎えているのだ。
そういった意味でもキャストの演技に注目してもらいたい。

驚愕の展開に持ち込まれ観る者をアッと驚かせる、スリラー映画『ドント・ブリーズ』。
あなたも恐怖から呼吸困難に陥ること請け合いである。

いよいよ待望の続編が‘‘息’’を吹き返す!

前作に引き続き、フェデ・アルバレス、ロド・サヤゲスの脚本家コンビが、世界を恐怖に陥れた‘‘盲目の老人’’を主人公に迎え、1作目とは全く異なる続編を作り出す。
ふたたび観客の予想を裏切る物語を誕生させ、‘‘ホラー映画史上最強の老人’’との呼び声が高い主人公役には、スティーヴン・ラングが続投。
前作以上の戦慄を呼び起こし、暗闇で観るものの息を止める・・・。
今度の物語は、老人と一人の少女がカギとなる。
少女は一体何者なのか・・・?老人はなぜ少女に固執するのか・・・?
全ての真実が明らかになったとき、前作を超える衝撃が観客を襲う!

映画『ドント・ブリーズ2』は、2021年8月13日より日米同時公開!

(文・構成:zash)

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  • 8/11 10:00
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